アオガネシダ(チャセンシダ科チャセンシダ属) 青鉄羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上。葉柄は表面(向軸側)が深緑色、裏面(背軸側)が紫褐色となり、基部に狭披針形、茶褐色〜黒色の鱗片がつく。葉身は広披針形〜長楕円形の2〜3回羽状複葉、やや光沢のある暗緑色の硬い革質で、中軸、羽軸の表面(向軸側)は凹み溝ができる。胞子嚢群は楕円形で、裂片先近くにつく。渓谷沿いの切り立ったやや乾燥した岩壁で見られる。葉柄の色が名の由来。
コバノヒノキシダに似るが、中軸、羽軸の表面に溝があることで区別できる。山地の渓流沿いの岩上で稀に見られる。 (撮影・1996年12月15日、根来谷) |