森吉山は「花の百名山」の一つに数えられ、6月から9月にかけて、約500種余りの植物が咲きほころび、多くの登山者に親しまれています。今日は私が撮ってきた、その中から、いくつかをご覧下さい。





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アカモノ(赤物)

赤みを帯びた白い花。その後、実が真っ赤に熟し、食べられるので、アカモモともいわれる。


イワイチョウ(岩公孫樹)

ひとつの茎に星形の小さな花を沢山つける。白に黄と黒のコントラストが映える可憐な花だ。


イワカガミ(岩鏡)

花弁のふちはピンクの糸を束ねたように幾重にも切り込まれている。岩場などに生え、葉が鏡のように丸くて光沢があることからこの名があると言う。


ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

ツリガネツツジともいい、釣鐘状のピンクの花が可愛らしい


オオバキスミレ(大葉黄菫)

葉は名前のとおり、ハート形で大きい。その上に、鮮やかな黄色のスミレの花が咲く。とても可愛らしい。


ギンリョウソウ(銀竜草)

薄暗い湿った枯葉の下から、怪しげに生える。その姿は竜に見立てられ、ユウレイタケとも呼ばれる。


ゴゼンタチバナ(御前橘)

石川県白山の御前峰で一番初めに発見されたという。秋には赤い実をつける。


サンカヨウ(山荷葉)

花弁が6個の白い花の後、緑の実となり、黒く実が熟すと食べられる。


シラネアオイ(白根葵)

いつまで見ていても飽きがこない、うす紫の大輪の花。日本にしか生えていないという。


ズダヤクシュ(喘息薬種)

広辞苑によればズダは方言で喘息(ぜんそく)を指し、この植物は薬効があるという。


チングルマ(稚児車)

稚児平を独占するかのように、チングルマが群生していた。花が終わると風車のような羽毛に変わる。


ツクバネソウ(衝羽根草)

4枚の楕円形の葉と花の形が羽子板でつく羽子に似ていることからこの名前がついたという。正月に女の子の遊びとしての羽根突きがなつかしい。


ナナカマド(七竈)

ナナカマドのこの時期の白い花はとても清々しい。秋になれば実が真っ赤に熟し、紅葉の主役を演ずる。


ハクサンチドリ(白山千鳥)

NHKの連続テレビ小説「どんど晴れ」で山本圭が演ずる「吉田さん」の妻がこよなく愛したハクサンチドリ。


ヒナザクラ(雛桜)

かすかな風にも首を振り、皆んな勝手な方を向いて、ちっとも真面に、こちらを見てくれない。


ベニバナイチゴ(紅花苺)

花が終わると、次々に赤いイチゴの実をつける。




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