水燿通信とは

水燿通信 目次

 勝手ながら、現在、通信の発行が不定期となっております。
 お読みいただいていた皆様にお詫び申し上げます。
タイトル発行日
380『森へ』宇多喜代子第八句集
 今回は宇多喜代子の最新句集『森へ』の書評です。ちょっと変わった視点から評してみました。どう変わっているのか、ともかく覗いてみてください。
2019.5.5
378歌集『ふぶき浜』から2019.1.25
377師走になって2018.12.15
376〈不思議なる記憶の中の帝の手青白し別れの櫛を賜えり〉馬場あき子2018.10.12
375〈遠き遠き補陀落海の月の出にこおろぎ鳴けり暗舟(くらぶね)にして〉馬場あき子2018.9.15
374読み応えのある俳句評を見つけた2018.8.15
373芭蕉の不可解な行動の意味は?2018.7.10
372後醍醐天皇と吉野との関わりについて2018.6.1
371『この世佳し―桂信子の百句』宇多喜代子著2018.4.6
370暑湿の労に神(しん)をなやまし2018.3.11
369會津八一歌集『自註鹿鳴集』から2018.2.15
368『60年前の記憶 遥かなる遠山郷』塚原琢哉著2018.1.15
3671970年代の馬場あき子の短歌から2017.12.1
366真昼も闇と野史に言ふ2017.10.20
365島尾敏雄の〈いなか〉と妻ミホの故郷加計呂麻島(かけろましま)と2017.8.31
364夢見る野の馬2017.7.20
363何で一目置かせるか2017.7.1
361母の辺にあるごとし2017.2.10
360『「アミーゴ」とつき合う法 ふだん着のスペイン語』野々山真輝帆著2017.1.10
359帝室博物館総長としての森鴎外2016.12.10
358最近心に響いた歌2首2016.11.10
357『浮浪児1945――戦争が生んだ子供たち』石井光太著2016.10.10
356句に漂う遠い懐かしさ2016.9.10
355『ひとたばの手紙から 戦火を見つめた俳人たち』宇多喜代子著2016.8.15
354追悼 野々山真輝帆さん2016.8.8
353水について思うこと2016.7.10
352水原紫苑歌集『世阿弥の墓』(3)2016.6.10
350塗籠にまつわるとおい記憶2016.4.10
349〈三月十日も十一日も鳥帰る〉金子兜太2016.3.10
348『生きた、臥た、書いた 淵上毛錢の詩と生涯』2016.2.10
347〈わが生(しょう)やこのほかに道なかりしか なかりけんされどふいの虹たつ〉馬場あき子2016.1.10
346悠久の歴史の中の今2015.12.10
345島本慈子の著書を読む2015.11.10
344飛鳥時代の歴史の真ん中で2015.10.10
343『放哉と山頭火 死を生きる』渡辺利夫著2015.9.10
342〈八月の赤子はいまも宙を蹴る〉宇多喜代子2015.8.15
341初夏の談山(たんざん)神社2015.7.10
340稲は畸型植物だ2015.6.20
339三笠山からは月は昇らない?2015.5.10
338〈西〉を詠みこんだ句ふたつ2015.4.10
336若松丈太郎詩集『わが大地よ、ああ』2015.3.11
335仏像の展示空間について2015.2.10
332関裕二著『大和路の謎を解く 古代史巡礼の旅』を読む2014.11.10
331人間と自然は一体2014.10.10
330〈豊かな国だ老人がいる〉富永鳩山2014.9.10
329〈何をしていた蛇が卵を呑み込むとき〉鈴木六林男2014.8.15
328『ダ・ヴィンチ封印 《タヴォラ・ドーリア》の500年』その後2014.7.10
327新薬師寺にて2014.6.10
326亡き母が恋しい2014.5.6
325尾崎放哉とふるさと鳥取2014.4.7
324「ふるさと像」は北に偏っている?2014.3.11
323涅槃図を楽しむ2014.2.10
322『ダ・ヴィンチ封印  《タヴォラ・ドーリア》の五〇〇年』秋山敏郎著2014.2.10
321〈昔男ありけり雪の墓なりけり〉大石悦子2014.1.10
320『昭和の貌 《あの頃》を撮る』麦島勝・写真 前山光則・文2013.12.10
319インカ帝国展を見ながら思ったこと2013.12.10
318『みちのく慈恩寺の歴史』を読む2013.11.10
317宇多喜代子著『里山歳時記』を読む2013.10.10
316蜩(ひぐらし)の鳴くころ2013.9.5
315バサラ祭り2013.8.10
314〈足尾・水俣・福島に山滴れる〉関悦史2013.7.10
313「自由」という語の意味2013.6.10
312奈良の地名諸々2013.5.10
311『眼と風の記憶  写真をめぐるエセー』鬼海弘雄著2013.4.10
310凶々しきとは美(は)しきこと2013.3.11
309『福島核災棄民――町がメルトダウンしてしまった』若松丈太郎著2013.3.11
308石原悟著『泡沫夢幻』を読む2013.2.10
307雑煮あれこれ2013.1.5
306NHK―BS1の海外ニュースを見る2012.12.10
305會津八一歌集『自註鹿鳴集』から(2)2012.11.10
304父も母もいた頃2012.10.10
303會津八一歌集『自註鹿鳴集』から2012.9.10
302イナゴ捕りのことなど2012.8.10
301日本人ってなんだろう2012.7.10
300海の広さのただなかに 2012.6.15
299蟇(ひき)に魅かれる2012.5.10
298遠い記憶2012.4.3
297福島から2012.3.11
296ふるさとが恋しい 2012.2.10
295冬の句を味わう2012.1.15
294「北」の喪失2011.12.15
293いつの生(よ)か鯨でありし2011.11.20
292志野の茶碗と古備前の徳利と 2011.10.25
291『福島原発事故をめぐって ――いくつか学び考えたこと』2011.10.1
290東日本大震災を詠む2011.9.15
289終戦記念日に 2011.8.15
288『文人悪食』嵐山光三郎著2011.7.15
286東日本大震災緊急発行号(2)2011.5.10
285『追悼の達人』嵐山光三郎著2011.5.10
284『A3』森達也著2011.4.20
283東日本大震災を受けて2011.4.1
282殷亡ぶ日の如く 2011.3.15
281無為を成す2011.2.15
280竹下しづの女再び2011.1.15
279〈僧ひとり枯野に降ろしバス発てり〉畠山穣二2011.1.15
278竹下しづの女2010.12.15
277『東欧革命1989  ソ連帝国の崩壊』ヴィクター・セベスチェン著2010.11.9
276〈あきかぜのふきぬけゆくや人の中〉久保田万太郎2010.10.10
275追悼 河野裕子さん2010.9.10
274『昭和の仕事』澤宮優著2010.9.10
273過ちは繰返しませぬ?2010.8.10
272奥美濃からの花便り2010.7.5
270机上の絵を楽しむ2010.5.1
269小豆島はなぜ明るく 開かれたものに感じられたか
付:「四月、祭り」
2010.4.5
268共通語普及運動に関する読者からの感想2010.4.5
267春山深く迷ひけり2010.3.5
2661950年代半ばの共通語普及運動2010.1.15
265年末のご挨拶2009.12.15
264『層雲自由律』100号から2009.11.10
263年半ばの日々2009.10.10
262「いも」のこと2009.9.5
261本当に名句か? 有名句を検証する2009.8.6
260〈妻を得てユトレヒトに今は住むといふユトレヒトにも雨降るらむか〉大西民子2009.7.10
259『飛花抄』再び2009.6.10
257「馬場あき子の鬼」再見2009.3.31
256『赤土色のスペイン』堀越千秋著2009.2.14
255かなしびふるき2009.1.20
253〈瞑れば花野は〉秋の句三句2008.10.10
252放哉の〈見果てぬ夢〉?2008.6.28
251井泉水の添削句2008.5.31
250水原紫苑歌集『世阿弥の墓』から(2)2008.4.25
249自分の問題に還元して考える2008.3.25
248冬天に見えぬ星ある2008.2.1
247明けましておめでとうございます2008.1.7
246事物が交感する静謐な世界2007.6.30
245水原紫苑の世界(3)2007.3.20
244『ゼーバルト コレクション』から2007.2.20
243水原紫苑の世界(2)2007.2.20
242水原紫苑の世界(1)2007.1.20
241折々のこと(5)2006.12.20
240スペインはアブナイ!?2006.9.15
239アンダルシアのひまわり2006.7.31
238折々のこと(4)2006.5.31
237入院して思ったこと2006.5.1
236折々のこと(3)2006.3.31
235折々のこと(2)2006.1.25
234折々のこと2005.12.20
233巨星没つ2005.11.15
23210年の時を隔てて2005.9.20
231戦争に関わる俳句2005.8.15
230〈死に消えてひろごる君や夏の空〉三橋敏雄2005.7.5
229『吉本隆明「食」を語る』を読む2005.5.25
228人生を振り返る視点2005.4.25
227〈億万の春塵となる〉長谷川櫂著『俳句的生活』を読む2005.3.25
226土蜘蛛の裔とはよくぞ2005.2.15
225森澄雄の雪の句から2005.1.20
224飯田龍太の落ち葉の句2004.12.15
223『現代短歌 そのこころみ』関川夏央著2004.11.15
222『放哉全集』の年譜を評する2004.10.15
221枇杷男の俳句と放哉の『入庵雑記』と2004.9.15
2202004年6月 ヨーロッパの中で2004.7.31
219まずは俳句そのものに向き合いたい2004.4.15
218水原紫苑歌集『世阿弥の墓』から2004.2.20
217『聲のさざなみ』道浦母都子著2004.1.15
216〈音なく白く重く冷たく雪降る闇〉中村苑子2003.12.15
215『現代日本の詩歌』吉本隆明著2003.11.10
214秋の歌 二首2003.10.10
213「付け木」が用いられていたころ2003.8.5
212雨の隠岐で2003.7.1
211中村苑子俳句に通じるもの2003.6.10
210何処までゆかば 2003.5.10
209〈暗渠の渦に花揉まれをり識らざればつねに冷えびえと鮮しモスクワ〉塚本邦雄2003.3.20
208江戸東京と火事 向島便り(6) 2003.2.10
206最近読んだ本の中から2002.12.15
204『文明の衝突』を読んだ後で2002.9.15
203『入庵雑記』の顛末2002.8.20
202夏の句を味わう 中村苑子句集『吟遊』から2002.7.10
200『山が笑う 村が沈む――ダムに揺れる五木の人々』2002.5.10
199〈これの世にわがまだ知らぬ親ありて野を漂泊ふと思ふ夕ぐれ〉岡野弘彦2002.3.15
197『現代俳句 名句と秀句のすべて』川名大著2001.12.25
195尾崎放哉未発表資料 書簡(2)2001.11.20
194尾崎放哉未発表資料 書簡(1)2001.11.1
1936月の東欧を旅する(2)2001.10.20
1916月の東欧を旅する(1)2001.8.25
189『球磨川物語』前山光則著2001.6.20
187春の句を味わう 中村苑子句集『吟遊』から2001.4.10
186『山谷崖っぷち日記』を読む 向島便り(3)2001.3.10
184小豆島の放哉と郵便 向島便り(2)2001.1.5
183中村苑子作品鑑賞(18)初期の作品から2000.11.10
182中村苑子作品鑑賞(17)〈満月の〉2000.10.15
181放哉句の世界が広がった 「放哉を考える夜の会」に参加して2000.9.20
180俳人 富田木歩 向島便り(1)2000.9.1
178馨のかなしさ、芳衛のかなしさ 『暮れ果つるまで』を読んだあとで2000.5.31
177『イエスという男』田川建三著2000.3.31
176中村苑子句集『吟遊』を味わう 作者の聞書きを交えて2000.2.3
175『山里の酒 九州蔵元紀行』前山光則著2000.1.10
174淵上毛錢 紹介1999.11.15
173水原紫苑歌集『客人』(1997年刊)から1999.10.10
172南郷庵における放哉の生活1999.9.15
171山頭火の〈健康さ〉1999.7.1
169『暮れ果つるまで 尾崎放哉と二人の女性』小山貴子著1999.5.10
167井泉水再見1999.4.7
166DEEP EAST へ 〜ポーランドを行く〜1999.3.10
165『憎悪の樹 アングロvsイスパノ・アメリカ』P.W.パウエル著1999.2.5
163放哉終焉の地南郷庵1998.12.25
160秋の句を味わう 中村苑子句集『吟遊』から1998.10.15
159『荷風と東京 「断腸亭日乗」私註・戦後篇』川本三郎著1998.9.19
156放哉再読1998.7.15
155中村苑子作品鑑賞(16)〈飲食の〉1998.6.25
152中村苑子作品鑑賞(15)〈わが墓を〉〈野遊びの〉1998.4.25
151中村苑子作品鑑賞(14)〈死に侍るは〉1998.4.4
150プラハ再び(4)1998.3.20
148プラハ再び(3)1998.2.10
147プラハ再び(2)1998.1.20
146〈もののあはれ知らずなりにしこの国のむなしき空に雪降りしきる〉菅光文1997.12.15
145プラハ再び(1)1997.12.1
144中村苑子作品鑑賞(13)〈枯野道〉1997.11.10
141中村苑子句集『花隠れ』1997.8.30
140夏の牛の句二つ1997.8.5
139『書物としての新約聖書』田川建三著1997.7.7
136中村苑子作品鑑賞(12)〈胸薄き〉1997.5.10
134ベルリン、そして東欧へ(2)1997.3.18
133ベルリン、そして東欧へ1997.3.5
132荷風・くちなし・鎌倉1997.2.15
129『荷風と東京「斷腸亭日乗」私註』川本三郎著1996.12.15
128中村苑子作品鑑賞(11)〈落葉焚いて〉〈枯木星〉1996.11.20
127〈消炭を夕べまつかな火に戻す〉三橋鷹女1996.11.5
126中村苑子作品鑑賞(10)〈火を消して〉1996.10.15
123『戦争が作る女性像』若桑みどり著1996.8.15
122中村苑子作品鑑賞(9)〈門火焚くや〉〈古町に〉1996.7.31
121『日本文壇史』伊藤整著1996.7.10
120中村苑子作品鑑賞(8)〈放蕩や〉〈行く水の〉1996.6.20
118〈かなしびの満ちて風船舞ひあがる〉三橋鷹女1996.5.10
117『現代百人一首』岡井隆編著1996.4.25
116たかしの見果てぬ夢1996.4.5
112〈揺さぶりて雪塊おちくる樹を仰ぐ無法の友の澄む眼を見たり〉春日井建1996.1.16
111佳人の句 多佳子、七菜子、そして久女1995.12.20
109浪音淋しく 小浜常高寺を訪う1995.11.15
107放哉の鉦叩き1995.10.5
105中村苑子作品鑑賞(7)〈汐木積み〉1995.8.25
102〈沢蟹の眼はひかりつつくさむらの水潜きけり多武峰の山陰〉前登志夫1995.7.1
99中村苑子作品鑑賞(6)〈撃たれても〉〈愛重たし〉1995.5.1
97放哉晩年の日々1995.3.10
95中村苑子作品鑑賞(5)〈たわたわと〉〈如月や〉1995.2.1
92〈見上げたる森の高さに月ありて悔しきこころ鬼も泣きしや〉馬場あき子1994.11.20
90落暉恋慕1994.10.10
87「豪雨」と「豪雪」の違い 三橋鷹女句集『■(※木偏に無と書いて「ぶな」)』の後記1994.8.20
85『日本景 伊勢』藤原新也著1994.7.15
83〈いまは老い蟇は祠をあとにせり〉三橋鷹女1994.6.10
77中村苑子作品鑑賞(4)〈遠墓原も〉1994.3.10
75中村苑子作品鑑賞(3)〈父の奥に〉1994.2.1
71〈この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉〉三橋鷹女1993.11.1
70〈薔薇抱いて湯に沈むときあふれたるかなしき音を人知るなゆめ〉岡井隆1993.10.10
69〈うつし世の月を真上の踊りかな〉松本たかし1993.9.20
65中村苑子作品鑑賞(2)〈浜木綿や〉1993.7.20
63「一句を書くことは一片の鱗の剥脱である」 俳人三橋鷹女1993.6.10
61『平成幸福音頭』藤原新也著1993.5.1
52『私の東京町歩き』川本三郎著1992.11.1
51〈母へ行く私鉄の席の冷ゆれどもまどろみの夢かがやきて去る〉岡井隆1992.10.5
47稀なる幸運? 「兵士の抱擁」を読みながら考えたこと1992.7.20
46『スペイン辛口案内』野々山真輝帆著1992.7.1
34〈汚涜れたる掌の合掌の月にぬれ〉冨澤赤黄男1991.11.1
33『ケルト・石の遺跡たち * アイルランドひとり旅』堀淳一著1991.10.10
24〈さくら咲くその花影の水に研ぐ夢やはらかし朝の斧は〉前登志夫1991.4.5
16狂言「月見座頭」1990.11.1
12〈ここといふ選びをつねにあやまちて夢のごとくにたのしかりける〉岡井隆1990.9.1
〈花火があがる空の方が町だよ〉尾崎放哉1990.7.16
中村苑子作品鑑賞(1)〈桃の世へ〉1990.3.25
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発行人 根本啓子