リレーエッセイ

私の仕事 (栗原英一)

先月号の深澤直子さんからご紹介いただきました栗原です。
まずは私の簡単なプロフィールを紹介します。
昭和45年 埼玉県鳩ヶ谷市生まれ 獅子座 A型
平成元年3月 埼玉県立浦和西高校卒(もちろん水泳部でした)
平成4年  酔水会発足当初より入会
平成6年4月 会社に入社
平成10年11月 "妻"奈央子とめでたく結婚 その後現在に至っています。

それでは、私が現在どんな仕事をしているのかを紹介しましょう。
私が勤めているのは、全信連(全国信用金庫連合会)という信用金庫の中央金融機関で、一般の方にはとても馴染みの薄い金融機関です。その中でも私が現在所属しているのは、考査部経営相談グループというところです。何をしているのかというと簡単に言ってしまえば信用金庫の経営相談すなわち医者のような仕事をしているところです。不良債権という癌の予防、早期発見、早期摘出といったところでしょうか。

チーム単位で仕事を進めていますがデブの集団という噂もあるその名はFAT(Financial Adviser Team)。・・・(注:fat man = デブ)。
そんなFATのメンバーですが、私のチームは、週に1度は愛車のクラウンで行くという大好きなゴルフと娘の話が絶えない"S"上席考査役、立てば麻原、座れば尊師、歩く姿は松本智〇夫という、今をときめく某宗教団体の教祖にクリソツで、かの事件の直後はあまりにも似ているので、近所の人に通報され自宅に警察官が駆けつけたという鹿児島出身のM考査役、いつもクールでキレ者の目付き、柳沢金融再生担当相に似ているY主任調査役、顔つきはもちろんそっくりで、芸風もユースケサンタマリアを目指しているT主任、そして私の5人です。
今日も全国の信用金庫を不良債権という癌から守らなくては…。

おっと、電話だ。
あれっ?何だ?電話がとれないぞ?あれっ?うわぁー!!
なーんだ、夢か。目覚まし時計の音だったのか。
また今日も暑苦しい満員電車に揺られ、憂鬱な気分で出勤していく私でした。

※ この文章にはフィクションや脚色の部分が含まれており、実在の団体や人物等と必ずしも一致しませんのであしからずご了承ください。


次号は私の高校時代から?の友人で、酔水会発足当初からのメンバーである金澤哲也君にお願いしたいと思います。


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