何せボクは小学生の頃から、先生に叱られるのは好きではなかったのです。 さて、えーーっと、エッセイなんて生まれてこのかた書いたことがないので、ボクは緊張しています。日本の夏はやはり緊張だね、なんて、あっ、すいません。まじめに書かないと、また平野先生に叱られてしまいます。エッセイと言うからには、やはりテーマをきちんと決めて書かないといけないのですね。ここでしっかりした名文を書かないと、ボクは柳沼さんに対しても顔向けが出来なくなってしまう。柳沼さんにはひとかたならぬお引き立てを戴いていて、常々ビールの飲み方に関しては随分と色々なうんちくを授かっているのです。(うんちくんではありません)製造年月日だけでなく保管温度が大切なこと、ただ冷えていれば良いだけでなく飲みごろの温度がある事、グラスは冷やしておく事、等々。それまでは、おいしいなぁーっと感動していたビールも、酒屋で日向に置かれていたせいか、苦味がちょっと違うかナァー、などと「通」ぶって、素直においしいとは言えなくなりました。これもひとえに柳沼さんのご指導の賜物であります。あっ、また話が外れてしまいました。 えーーっと、実は5月の中旬から二週間程、信州へ行っていました。そこで少し気になった事がありました。ボクは遊歩道を歩いて写真を撮っていたのですが、そこへ小学生の遠足の集団と行き合いました。こんな時は以前だったら、「こんにちは」「コンニチハ」「今日は」と、返事をするのに疲れてしまう程皆が皆、挨拶を交わしてすれ違って行ったものでした。それが最近ではこうした場合でも、挨拶する子供が随分と少なくなったような気がするのです。ハイキングコースや登山道などで、行き交う人同志たとえ知らない人でも、挨拶するのが常識だったと思うのですが、この頃では大人でも声を掛ける人がかなり少なくなったように思います。 何か寂しいですねえ。 えーーっと、そろそろページが埋まってきたようなので、このくらいにしておきます。 ここ一年程、酔水会の行事には顔を出していないので、しばらくご無沙汰している、お元気ですか?星野君のいつもマイペースな雰囲気がとても心和みます。ボクのバトンを受け取って下さい。
|リレーエッセイ インデックスへ|酔水新聞トップページへ| |