8月26日〜30日
待ちに待った北海道釣行がついに来た!今回の北海道釣行ではこの前一緒に釣りをしたA君も同行している。
釣行1日目は、千歳空港のすぐ近くを流れる千歳川へイブニングライズを狙って行ってみたが、地元のショップの人の言うとおり、かなりシビアになっていてライズしているのはチビヤマメばかり。この日は不発に終わった。
釣行2日目。この日は一気に十勝まで走り、帯広市内のフライショップで情報収集。店長いわく、8月初めに来た台風の影響がまだ残っており、十勝川を含む各支流のほとんどは釣りにならないらしい。が、然別川と音更川は水量が安定していて釣りが可能らしい。フライはウェットかニンフがいいと言われたので、ウェットフライだけ4つほど購入。ショップをあとにして最初は然別川へ行ってみた。然別川は「これが日本の川か?」と思わせるような北海道らしい広大な川だった。山岳渓流ばかり釣りをしていたので少々手間取ったが、ちょっとした深みやカケアガリみたいなポイントをビーズヘッドやヘヤーズイヤーで丹念に探っていくと釣行初のアタリが!すかさずあわせるがジャンプされてバラシ。なかなかのニジだったのに!その後はエゾウグイの爆釣が続いた。それでもなんとか小型ながらニジをゲットすることができた。途中、ヒグマの足跡を見つけ即行退散!マジビビッた!
釣行3日目。釧路川と屈斜路湖での釣行。去年と同じポイントで狙ったが小型のニジ数匹とウグイとチビヤマメ大漁という結果で終わってしまった(全部ドライ)。ウグイ多すぎ!しかし釧路川本流で、初めてウェットフライで魚釣ったという自分にとって貴重な経験となった(ウグイだったが)。後にこの経験が明日の釣果に大きく影響するとは、この日はまだ知るよしもなかった。
釣行4日目。再び十勝へ。音更川へいってみた。この日は釣りができる最後の日である。ここまでウグイ大漁・小型ニジ数匹という不本意な結果なので、何とかフィナーレを飾りたい。A君はフライ初心者ともあっていまだボウズである。何とか彼にも釣らせてやりたい。Aは「眠たい」というのでしばらくは1人で釣ることになった。この日最初に結んだのはウェットフライ。リードフライはシルバーマーチブラウン#10、ドロッパーはグレートセッジ#8というシステムで広範囲に探っていった。釣りをはじめてまもなくシェードの絡んだちょっとした深瀬みたいなポイントを発見。岸よりにあるポイントで、対岸のブッシュがあって少々やりにくかったが、無理やりウェットを流した。微テンションをかけながらウェットをポイントに流していくと「ガンッ!!」という強烈なアタリ!。ここは落ち着いてトルクフルにあわせるといきなりジャンプ!もう一回ジャンプ!!またジャンプ!!!、というかなりエキサイティングなファイトをしてくれた。魚体を見る限りなかなか良型のニジだ!。慎重に引き寄せてランディングしようとするがなかなか弱らない。これがワイルドレインボーの力か。最終的に強引に引き寄せてランディング。34cmの美しいみごとな魚体。この後も同じポイントでなかなかのニジが爆釣!寝ているAくんを起こし、ウェットでやらせてみる。するとすぐにヒット!。やっときた北海道のニジに大喜びである。はじめてかけたワイルドレインボーの引きを思う存分楽しんでいた。友人に釣れてホッとひと安心。この後、自分の釣りに専念し、最後に38cmくらいの良型のニジを釣り上げ、北海道釣行の有終の美を飾ることができた。ビッグワンこそでなかったものの、良型のニジをゲットすることができたので、お互い納得の行く釣りができた。また行こうという約束を残し、北海道の地をあとにした。
8月20日、21日
今回は地元(大阪)の友達Aとの釣行である。Aはまだイワナを見たことがない。何とかイワナの顔を見せてやりたいので、前々から目をつけていた?川へ行くことにした。?川は*川の支流の1つであり、周りにはうっそうと森が生い茂っているので、あまり人が入っていない感じ。ここならでるだろう。しかし気温は34℃ある。はじめて行く川なので、Oさんに情報を聞きにいくと、川のことを教えてもらっただけでなくフライまでもらえた(あの時はありがとうございました!)。早速?川に入渓して早々、A君のサオが曲がっている!20くらいのイワナだがはじめて釣ったイワナに大喜びだった。その後釣りあがっていくのだが、この前の台風の影響で、めちゃくちゃ歩きにくい!何匹か釣ってから早々に川を出て違う川へ移動。Oさんに教えてもらった川へ。その川は話どうりきれいな水と渓相で、いかにもいそうな雰囲気だったが、人が多く入っているせいか魚はあまり顔を見せてはくれなかった。
次の日は近くの*川へ。開始早々良型のヤマメをキャッチすることができ、笑みがこぼれる。Aは某堤防ポイントでなかなかの良型イワナをGET(しかもでかいスプーンで)!細長かったので尺はあるかと思った。短い時間だったがここで終了した。お互い満足のいく2日間だった。
6月29日
今回は去年初めて尺ヤマメを釣った*川へ釣行。*川へはそれ以降いってない。印象に残っていることといえば、カワムツが大漁だったくらいのこと。一回しか行ったことがないので、まだ川の規模や状況を把握できていない。パラダイスを求めていざ出陣!去年釣行したところよりも少し上流で竿を出すことにした。このあたりはじげ川マップによると、イワナ放流と書いてあったのだが、地元のおじいさんの話によるとヤマメしかいないらしい。カジカガエルの「ヒュヒュヒュ」という気持ちのいい泣き声を聞きながら、のんびり釣りを開始した。開始早々いきなり尺はあろうヤマメが飛びついてきたので、あわててあわせたが、フライが空を待った。クソー!ぜったい尺はあった!と嘆き、しかも見学をしていた地元のおじいさんに笑われる始末。気を取り直して釣りを続けていると、どうしたことかこのあたりは浅いにもかかわらず、ヤマメがうじゃうじゃいるではないか!浅いところには極小のヤマメしかいないが、ここぞというポイントには良型のヤマメがでてきて、十分満足のいく釣りができた。どうやらこの川はノーマークみたいだ。しばらくはこの川の釣行が増えるだろう。リベンジもかねて!
去年のこの時期、岩魚爆釣したT川へ釣行。T川へは久しくいってなかったので、たいへんたのしみにしていた。そんでもって、去年と同じポイントを探ることした。渓は予想以上に渇水ぎみで、少々心配である。それでも最初のポイントでいきなり25くらいの良型岩魚をキャッチ。「よしよし、今年も好調だ。」と思ったのもつかの間で、その後はあまりつづかず、サイズもどんどん小さくなってきた。最後の本命ポイントでも15くらいのチビ岩魚だけ。渇水の影響は岩魚たちの機嫌を相当悪くしているようだ。帰りに堤防のプールでライズを待ったが、魚ちゃんからの応答はない。代わりにまたOさんとの遭遇があった。前回の釣行に続く2度目の遭遇である。しかし、2度目の遭遇はOさんだけではなかった。若桜町と八東町の間の国道を走っているとき(線路と川を挟む道です、線路にはトンネルがあるとこ。地元の人ならわかると思う)、なにやら黒い大型犬?が道路の真ん中を歩いているのが見えたので、バイクのスピードをおとしてよくよく観察していると、その正体にびっくり!そう、熊である。これも2度目の遭遇。反対車線から車がきたので丁度自分のバイクと反対車線の車とで熊をはさむようになった。熊は逃げ場を失ったようにおろおろしてから一目散に山の方へ逃げていった。しばらく呆然とした後、車に乗っているおじさんと目が合ってしまい。お互い口をあんぐり。もう熊はいいです。