明日は選挙

1999/4/24


 さてさて、明日はいよいよ選挙だが、 前回のメモから今日までの間に各候補たちは 名前以外に何を私に伝えることが出来たのだろうか。


市民のためを考えた市政を

 選挙カーや街頭演説でもっとも良く聞いた。 しかし、誰がわざわざ住宅街で市民のためにならない政策をアピールする? あたりまえのことを言ってるだけだ。これは情報ではない。

 例えば「生活排水でよごれた小川への対策」とさらに細かく言ったとしよう。 それでも

これらのどれを行なっても公約を守ったことになってしまう。

 私はこれらのどの手段を取ってもいいと思うほど心は広くない。 私は、議員が何をしようとしているのかを知りたいのだ。


官々接待はけしからん

 接待費が多く不透明なのが問題という。 そして国の接待費は大幅に削減できたという。
 そのとおりだろう。でも彼の演説を良く聞くと気づくことがある。 官々接待はけしからんと言ってるだけで、 それを無くすために自分が何をするか一言も言っていないのだ。
 さらに、国の接待費を削減したのは地方議員たる彼の成果ではない。

 これでは市民の共感を得るためにタイムリーな話題をふっただけと 思われてもしかたがあるまい。


今迄市民の皆様のために頑張ってきました

 再選を狙う候補の多くはこう言う。 しかしどういうわけか、今迄どの議員が何をやってきたのか全くわからない。
 本当に市民が喜んでいる成果があったのならば、 それを具体的に広くアピールすることは選挙に有利に働くはず。
 なのに私がそれを知らないのは何故だろう?

 そもそも選挙の時にしかそういうことをアピールしようとしないのは、 選挙が終れば市民など見向きもしてない証拠ではないのかと思ってしまう。


市民に開かれた政治を

 これもよく聞きいた。 しかし具体的な内容はというと……
 議員の活動を定期的に公報にして配布する、とか、 市の予算の使い道を公表するとか。
 あたりまえである。あまりに馬鹿馬鹿しい

 しかし考えてみると今回候補者を選ぶのに、 その候補が過去に何をしたかすらわからなくて苦労している。
 あまりに馬鹿馬鹿しいが今必要なのはどうやらこれらしい。 少なくともこれが実現されれば次回の選挙はもう少しマシな投票ができるだろう。


 かくして、「居ながらにして政策がわかる候補選び」は今回は私の敗北に終わる。
 しかし最後に述べた候補が当選してちゃんと公約を守れば、 次回は勝利できるであろう。全く期待はできないと思ってはいるが。
 少なくとも最後の候補に関しては、公約が守られなければ明白なのが救いである。 本来どのような公約もそうあるべきだが。