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アイリスの青春〜完結編 |
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グリフィンに先立たれたあと、アイリスには小さな希望がありました。
家系図のグリフィンの居た場所がぽっかりと開いていたのです。 「子供が できているかも知れない…」 懐妊の見分け方は知っていたし、兆しがなかったのは分っていました。 でも、もしかしたらプレイヤーの見間違いでできているのかも知れない…。 その時は動転して少し変だったのかも知れません。 |
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| しかし、やはりその希望ははかない妄想でした。
喪中の文字が消えた途端、グリフィンのいたスペースは無くなってしまいました。 やはり子供は無理だっのでしょうか…。 アイリスは家に帰るのを止めました。 疲れたら温泉で休み、他の時間は人の集まりそうな場所でぼんやりしていたものです。 しかし、家族がいないことがこんなに辛いものだとは思いませんでした。 移住者でプレイしている時はそんなことを感じたことも無かったのに…。 |
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アイリスがそんな荒れた生活を送っている時出会ったのが、 ピートオルグ所属の幼馴染み『アキーム』でした。 アキームはアイリスの弟クリムソンの同期です。 本当の出合いはお互い子供の頃だったでしょうか。 家系図も辿れたので存在も彼の筆頭友人がずっとアイリスなのも知っていました。 試合の応援にも姿がありました。 しかし一度も声を掛けられたことがないし、星の日にも別の女性と話していました。 姉のように思っているのかな…、と考えていたのです。 さらにアキームはアイリスを振ってくれたパドル(その2参照(^^;))の弟だったりして…。 |
| 喪が開けた数日後、闘技場前でアキームを見かけました。
その日、今までアイリスの友人欄に入ってこなかったアキームが偶然にも友人4位で緑色のネームプレート。 (もう、どうでもいいや) かなり自暴自棄になっていたアイリスは、試しに声をかけたのです。 「明日デートしない?」 返事は… 『やったぁ、もちろんOKだよ!』 |
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(また、すぐに振られるかも知れない…。)
実のところそんなことを考えていました。 ところが… それからのアキームは強攻でした。 今までの鬱憤をはらすがごとく(^^;)。 デートが終わればその場でデートに誘ってくれたり、気づかってくれたり…。
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| その勢いにおされ、再婚を決意。
498年10日 結局、グリフィンとの結婚式からちょうど1年後 二人は結婚したのです。 (婚約は9日(^^;)) グリフィンには申し訳ないですけど…、 今度は彼の分まで幸せにならなければいけません。 |
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