くちミュー

くちミューぐだぐだ2(作品別)


音の作品ですから、作品に語らせればいいわけで、
あんまり言葉でぐだぐだ言うべきではないのですが。

「作品解説」なんておこがましいものではないので「ぐだぐだ」なのです。

(アーティスト名義はフィクションです。)
(ただしもとになったお店はノンフィクションです。新潟ご来訪の際は是非。)


ka2ya / TRIP MAN -"S" mix-

元曲:TRIP MACHINE (DDR)
(first edit.)00/09/14up.
(complete)01/10/15up.

これ書いてる今(01/10/13)、そーか1年もたったんだなーって、
昔のことのように思い出してみる。

何もかもはじめてだったので、
(とびうおから買った)MTRの使い方もよくわからんし、
DigiOnSoundの使い方もよくわからんし、
何より、自分のテンションの保ち方がよくわからん。

手軽に作れれば、と思って、
ムーさんのうちの台所を使わせてもらったが、
やっぱ家なので、力いっぱい叫ぶわけにいかず(夜中だし)、
あと、MTRが4トラックだからつって4音しか重ねられないってのもおかしいな、
結局PCで仕上げるんだからもっとトラック使うべきだな、ということを思った。
初々しい。

↑4トラックしかなくて音が足りなかったのを直す
+編集がへたくそで音がぐちゃぐちゃだった
+操作に慣れて新しいエフェクトも使えるようになった
=このくちミューの1年間を総括してみよう、
という思いで、1年1ヶ月たった今、complete。


アーティスト名義「ka2ya」のご紹介

かつや・新潟駅南口より徒歩5分くらい
(笹出線と弁天線の交差点(角に元CASAがあるとこ)のあたり)

ワールドカップ会場へのシャトルバス乗り場は
元CASAの駐車場っす。
つまり駅からバス乗り場へ向かう途中で渡る大きな交差点のあたり。

カツ丼が450円、味噌汁がついてこない。
無難なのはロースカツ定食580円、でしょう。
最近カレーとかチキンカツ定食とかも始めたみたい。
しかし、カレーはボリュームたっぷりに見せかけて
皿の中央が盛り上がってる上げ底だった。ご注意。


KOD-utty / SHOOTING STAR(SOLDIER) -"S" selfish C&C mix-

元曲:SHOOTING STAR (DDR)
00/11/20up.

「selfish C&C mix」ってのは、
曲構成を勝手に(selfish)切ったり加えたり(Cut&Copy)した、って意味。

今考えるとC&P(Cut&Paste)mixにするべきだったよね。

力いっぱい歌うために、カラオケボックスに行ってみた。
MTRとでかいかばん(ヘッドフォン、テープ、楽譜(台本)、電源タップなど)を抱えて
「何名様ですか?」「ひとりです」って会話をするのは、なかなか…。
悪いことはしてないんだけど。やっぱりちょっと恥ずかしいぞ。

もともとは内輪で作ったラジオドラマの劇中歌として作ったの。

これを作ったころにあったテーマとしては、

   機械がやるべきところを人間がやり、
   人間ができるところを機械にやらせてみる

(いつもの天の邪鬼的発想)

具体的には、
「ジャストゥビーウィデュートゥナーアアアああああああああアーイ」
ってとこを人間がやり、
キックと手拍子は8小節のパターンを機械的に使いまわしてみた。

くちミューで元曲のグルーヴをいかに再現するか、
出てる音はまるで違うけど、感じるもの(ノリ)は再現できるんじゃないか。

これはこの曲に限らず常にアタマの中にあったことだ。


アーティスト名義「KOD-utty」のご紹介

(KOD-utty→こどぅてぃ→こづち)

こづち屋・かつやの隣りのラーメン屋。

あっさりしたラーメンがお好きな方に。
野菜たっぷりなやつがおいしかったんだっけ。
くちミューが生まれるきっかけができた場所でもある。


T.Q.B. / PATINOiA ("S" pati-mon mix)

元曲:PARANOiA (DDR)
01/04/12up.

アップしたのは01/04だが、
作品自体は00/12頃完成してた。
すぐアップしなかったのは、しなかったんじゃなくて、
「DDR5thMIX アーティストオーディション2001」のREMIX部門に
これで参加したから。
「発表された作品」はオーディションに応募できないから、
結果が出るまで発表を控えていたの。

(ちなみにSHOOTING STAR(SOLDIER)もボーカル部門に応募してた)

テーマというか目標として、

   使ってなかったエフェクト関係をいろいろ使ってみよう
   (パンとディレイ、密かにEQも)

ってのがあった。実験ね。

ミックス後の音の小ささが気になる。
コンプレッサを使って上げることはできたけど(Sound Engine使って簡単に)、
音量を上げてみたらパンで遊んだ音(ぷいぃぃぃっ)の効果がなんか薄れた気がして、
人知れず悩んですごく悩んで、
結局そのままでオーディションに応募した。

個人でやってるものだから、
最終的な判断基準は「自分がいいと思った」だけで許されると思う。
後になってなぜあんなに悩んだのだろう?と不思議になることはわかってたから、
そう思えるときまで、放っておくことにした。

で、CDを作ってまとめあげると同時に、音量を上げた。
なんの躊躇もしなかった。

アーティスト名義「T.Q.B.」のご紹介

定休日。


10 side / BXY!

元曲:DXY! (IIDX、DDR)
01/04/25up.

くちミューはもともとナマなもので。
それなのに、音がずれてるからと言って、機械でいじって
リズムが合っているようにナマな音を作り変えるのは、
本当にいいことなのだろうか?

機械をいじって作った正確なリズムを刻む音か、それとも
多少ずれていても、ライブ的に録ったそのままの音の方がいいのか。

それを、両極端なふたつの作品で確かめてみようと思った。
「機械派」がこのBXY!で、
「ライブ派」は次のB_4_U。

レコーディングは最短の1時間程度で終了。
編集に使ったリズム素子はこれだけ。ミニマルくちミュー。
そしてこれにメインのメロディ(?)を重ねればOK。
(実はいいキック音が録れなくてPATINOiAのキックをひとつ取り出して使った)

これを、家で編集。
時間を最大限にかけた。
サイトでの公開はしめきりがないから、限界まで良さを追求できる。
メインメロディからはせきこみも息継ぎも消して、
3人とも(3回歌って重ねてる)同じとこで息継ぎしてるとこは
前の音をストレッチしたりして(どこでこれやってるかわかる?)。
徹底的に機械を使った。

満足した。非常に満足のいく出来だった。
完成してからしばらくは毎日聴いた。
格好いいと思う。自分にびっくりした。
やればできるじゃないか。


アーティスト名義「10 side」のご紹介

(10 side→とう サイド→とう よこ→東横)

東横・新潟駅南口から徒歩だと10分くらいか?
ちょっとわかりにくい路地にあるラーメン屋。
みそラーメンが全国的に有名なようだが、
かーちゃんによれば「店が広くなってから味が落ちた」とのこと。
自分で濃さを選べるこってりみそラーメン。俺はうまいと思うけど。
しかし俺はあえて野菜ラーメン大盛りを押す。ごまたっぷりでとても俺好みだった。

2001/10には紫竹山店もオープン予定。(BOOK OFFのあたりね)
…大丈夫?分店で味も半分にならないことを祈るが…


LOTS OF 54 / (the word is)B_4_U

元曲:B4U (DDR、IIDX)
01/05/06up.

いいパチものタイトルが見つからなくて、
(the word is)ってのは「あいことばは」って意味を持たせたかったわけで、
まーお気になさらず。コナミつながり。

「ライブ派」なこの曲は徹底的にレコーディングに時間をかけた。
カラオケボックスにこれだけで4回行った。
1回は満室で入れなかった。

金と時間と労力がかかったこの作品だが、
今の制作環境(ぐだぐだ1を参照)では
音のずれを抑えることができず。
(いい感じな音の外し具合、ではなく、気持ち悪いただずれてるだけの音)

もっと、きちんとレコーディングができる環境(スタジオ?)と
ディレクターが欲しい、と思った。

…ところが。
CDにまとめあげる際、「仕方なく」完全にずれてる部分を機械で直した。
偶然だったのだが、
曲としてずれてる部分が直って、ノリとしてずれてる部分は残って、
結果的に、結構「ライブ感」が出たような気がしたのだ。

ライブ感って、そんなものなのか?
「ナマ」に聴こえる音でも、実は機械で巧妙にいじられた結果としての音かもしれなくて、
それほど人の耳はあてにならないもので。
「現実にある音」よりも「現実にありそうに感じる音」の方が、よりナマに聴こえる、っていうのは
たぶん本当。

そういう騙し(騙され)具合はとても好きだったりする。


アーティスト名義「LOTS OF 54」のご紹介

制作はカセットMTRで、ひとつのテープにつき3トラックしか使えないので、
パートを増やしたりテイクを重ねたりしていくと
カセットの数が莫大なものになるわけで。
B_4_Uでは結局15本くらい使ったと思う(しかもどれも最初の3分だけ)

つまり、「いっぱいの54分カセット」って意味なのです。


8th STREET BOYS / DIE-V

元曲:DIVE (DDR)
01/06/12up.

かねてから案としてあった「くちミューに人を巻き込む」というのを
実現させてみた作品。
ふだん遊んでるみんなに協力してもらいました。

編集はとても難しかった。
主役はもちろんボーカルだから、ボーカルが前に来るのが当たり前なのだけど、
基本的にぜんぶボーカルなので、歌だけをめだたせるのがすごく難しい。

と思うのは自分が未熟なんだろうな。
悔しい。悔しいが、どうにもならなかった。

結果的に手段と目的が逆転したような
(作りたいものがあってみんなを呼んだんじゃなくて、
ただみんなを呼びたくて作っただけの)作品になっちゃったのが
少し申し訳ないです。

最高に楽しかったことは確かなのだけど。


アーティスト名義「8th STREET BOYS」のご紹介

新潟市の昔からの中心的商店街、古町。
いちばんでっかい通りが通ってるのは6番町と7番町の間で、
中心から外れて行くに連れ(5番町→4番町or8番町)寂しくなって行く、と言うか、
味が出てくる、と言うか、なんかそんな町。
8番町は呑み屋街なので昼間はあんまりひとがいない。
レコーディングはここのビックエコー(大竹座ビル店)で行います。
平日昼間はフリードリンクつきで500円(学生)。すげぇ。カルピスも飲み放題。
夜はうじゃうじゃ、おとなな人々が。子供は帰って寝ます。


n.A.c. / V I

元曲:V (IIDX)
01/08/05up.

元曲の元曲がクラシックということで、
今回のテーマは「合唱」を作る、とした。
オーケストラの後ろにいる合唱団みたいな感じでね。

目指すはクラス対抗合唱音楽会だ(6パート+1リズム編成)。
ピアノの代わりにリズムマシンをお使いください。

「四季」の楽譜を島村楽器で買って、
一応くちミュースコアを作ったの。

いろいろとニュアンスとか工夫したい部分もまだある。
俺が23人欲しい。
(内訳=6パート×3人+リズム4人+指揮者)
あと、練習する音楽の授業の時間も欲しい。

今まで「くちミューとアカペラとは違う」とか言い張ってきたけど
もうちょっと、ちゃんとした音楽としてくちミューを作ってみたくなった。
今回はソルフェージュ合唱+くちドラムという形式で、
少しは音楽に近づけただろうか?


アーティスト名義「n.A.c.」のご紹介

新潟ひとり合唱団(niigata ALONE chorus)では
メンバーを一切募集しておりません。

今後の活躍は未定です。ご期待ください。


tempt-A / DROP OUCH

元曲:DROP OUT (DDR)
01/10/15up.

実は、SHOOTING〜とPARAをレコーディングしたときに
これもレコーディングしてた。
実に1年間、ほっぽり出してた。

今となって聴くと、音録りもへたくそで(音割れまくり)、
ちょっと恥ずかしがってて(部屋がフロントの近くで時々店員が通りかかるんだもん)、
笑えた。

1年たって、去年録ったテープと共に初心に帰って、
1年前よりは確実に操作がうまくなったソフトで
1年間を振り返ってみようか、とか思ったの。
去年の俺ならこの作業は何分かかってたかな?とかさ。……

当初の目標は「いろいろと機械を使って大騒ぎにしてみよう」だった。
じつは「ビー」(警報音)を内輪で作ったラジオドラマから流用しよう、
つってたんだが。
1年たって今、使わないで良かったーと思った。
ただでさえぐちゃぐちゃな録音なのに、さらにしょうもなくしてどうする。

で、今は、「極力、機械風な音になるのを避けシンプルに作ってみよう」
ということで落ちついた。
初心を振り返る意味でも、集大成とする意味でも、それがいいと思った。


アーティスト名義「tempt-A」のご紹介

(tempt-A→てんぷと えー→てんぷてぇー→てんぷ亭)

てんぷ亭・新潟駅南口から徒歩だと……15分くらいかかるかな。
弁天線をまっすぐなのでワールドカップ会場へ行くバスの中で左手を見ていれば
見つかるでしょう。

なんつっても天丼490円が味噌汁つきなのがいい。
エビの代わりに野菜が豊富な野菜天丼も490円味噌汁つき。
すごくいい店。好きな店。夜中2時までやってるんだったかな。
ワールドカップの帰りでも十分開いてまっせ。




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