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支笏湖の幻の温泉を見てみたい!

  左は、冬の丸駒温泉旅館です。


  右は、丸駒温泉の従業員宿舎のロッジです。
  間違えて入ってくるお客さんが多々いるとか。

  3階から2階ロビー方向を見たところです。外観より内はとても綺麗でした。

  中央は浴場ですが、すぐ前に雪に囲まれた展望風呂とサウナが有ります。
  丸駒温泉の始まりは大正4年、王子製紙の発電所建設工事に従事していた佐々木初太郎が、病気のため人づてに聞いたこの地に入り、草葺きの小屋を作り湯治を続けました。
  温泉として始めたのは、その後まもなくのことでしたが、道路がなく、頼りは湖畔からの船だけで、吹雪になると幾日も閉ざされることが有りました。
  姫鱒は支笏湖を代表する淡水魚です。癖のないさっぱりとした赤みを味わってみてはいかがですか。とてもおいしい夕食でした。ちなみに朝食は、バイキングでした。
  この階段を下りてくると雪の中に露天風呂がある。
  雪の中で酒を飲み、支笏湖を眺めるのもいいですよ。
  冬の間はあまり熱くはありませんが、熱すぎるときは支笏湖の水を入れて温度調整をする天然の露天風呂です。
  湯温、湯量は全くの自然任せで、人の手を加えていません。そのため渇水期の冬は湯量が少ないです。
  冬のため水量が少なく、温度もぬるめでした。残念!!!

  露天風呂は、浴場の更衣室で脱ぎ、長い廊下を抜け階段を下りるとある。露天風呂の所にも脱衣籠がはあるが、冬の間はちょっと寒いかもしれません。ちなみに露天風呂は混浴ではありません。
  奥に見えるのがホテル本館です。雪の中の庭がライトアップされています。
  夜景の中庭です。この先に支笏湖があります。ちらつく雪がライトアップされてとても綺麗でした。この景色を眺めながら二人でお酒はいかがですか。

  これは、3月末の風景ですが、まだまだ雪が有りました。渇水期のためやはり水量がありませんでした。
  レストランからの中庭にある桟橋ですが水量が少ないためボートが接岸しても揚がるのは大変だと思いました。