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オコタンペ湖畔を見てみたい!


  先ほどの平原からの帰り道は、厳しい林の中を帰るのをやめて、湖岸の水の中を歩いて行くことにしました。膝まで濡れるつもりをすればOKですが、カルデラ湖であるため岸から2mもすると深く落ち込んでいますので、不気味と不安があります。
  平原まで35分かかった処も帰りは15分で済みました。ここまで来て滝口を見ないのもと思い水の中を歩くこと10分下の写真の所までつきました。途中に左の倒木が有るくらいで、他には何もありませんでしたがとても不安なものがありました。
  この川は水量が多く、流れがきついので渡るときには充分気をつけて下さい。流されるとそのまま滝から転落になります。その時点で終わりかもしれませんよ。

  滝口のすれすれまで行って、岩につかまりカメラを突きだしてとったものです。平面的に見えるかもしれませんが、ほぼ垂直のカメラアングルだと思って見て下さい。
  落ちたら助かりません。自分の責任でお願いします。

  危険をかえりみず川を渡り崖を登りとったのが上の写真です。あまり大きさがわからないかもしれませんね。
  無鉄砲な行動をしても来たかいが有ったと思いました。あまり人の行かないところを見てみるのもいいですよ。自分の満足感だけかもしれませんが。
  この滝口は、左の写真でいうと上から7分に1の所でVの字になっている所です。青葉が盛んなこの時期のため滝全体は見えませんが、地図では滝口から橋の下の川までは約110m有ります。結構な高さですよ。
オコタンペ湖は、支笏湖よりも300m以上高い所にあり、水面の標高は572mで、登り口のある第2オコタンペ橋までは453号の分岐点から約5Kmあります。この辺は、ミズナラ、ダケカンバ、エゾマツなどの針葉樹、広葉樹の混交林に囲まれエメラルドグリーンの湖面が輝いています。
中央の恵庭岳に登るには、ポロピナイから急坂を上り約3時間半で頂上です。樽前山は7合目まで車で行くと、高山植物を見ながら約50分で外輪山に登れます。苔の洞門は高さ10m前後の岩壁に張り付いた約30種類の苔の回廊です。美笛の滝・丸駒温泉・伊藤温泉・ビジターセンター・風不死岳・恵庭岳・丸山遠見・キャンプに釣り・カヌーと自然を満喫するのに何でもあるところです。しかし、観光のデパートでは有りません。あくまでも専門店です。間違わないように!