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苫小牧の劇場110年を見てみたい!


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●苫小牧日劇:開館1956年〜閉館2005年:寿町2-4-14

 洋画専門として寿町2丁目の国道沿いに収容人員は650人の鉄筋コンクリート3階建の映画館として開館し、1986年に2階部分を改修し、日劇2が開館した。現在は幸福の科学苫小牧支部が立地している。

日劇 
1957年の日劇


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●日劇2:開館1986年〜閉館2005年:寿町2-4-14

 日劇の2階部分を改修し、2館体制(日劇257席、日劇2176席)となったが、日劇と同時に閉館となった。

 

13●ニュース劇場:開館1958年〜閉館1976年:王子町3-2-21

 駅から直ぐの駅通り西側、ふじい薬局南に開館し、当初はニュースや邦・洋画などを上映していたが、1976年の火災により閉館。閉館時には、女性が入りづらい映画が主体だったと記憶する。

ニュース劇場 
1958年8月のニュース劇場


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●遊楽館:開館1958年〜閉館1981年:錦町2-6-3⇒錦町2-5-9

 二条通りの苫小牧映劇の跡地に邦画館としてスタートしたが、後に洋画専門となる。松竹遊楽館⇒1960年:第二東映遊楽館⇒1960年:遊楽館(洋画専門)⇒1976年「遊楽ビル」1階(2階セントラル映劇)に移転し新装オープンした。198151日から苫小牧東宝となった。

遊楽館 
1960年代の遊楽館


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苫小牧東宝:開館1981年〜閉館2003年:錦町2-5-9

 二条通にあった「遊楽館」が1976年に移転し、1981年から「苫小牧東宝」として再スタートした。2003年に1・2階をセントラル映劇と名前を統一した。

 

16●(苫小牧)セントラル映劇:開館1976年〜閉館2005年:錦町2-5-9

 新築の「遊楽ビル」の2階(1階遊楽館)に洋画専門として開館した。2003年に1・2階をセントラル映劇と名前を統一した。

 

17●市民会館:開館1968年〜現在:旭町3-2-2

 大ホール(1630席)、小ホール、各種会議室、食堂などがあり、成人式や各種講演会、興行などが行われたが、老朽化が進み維持が難しくなってきている。

 

18●勇払娯楽場:開館不詳〜閉館不詳:字勇払143

 「映画年鑑 1960年版別冊 映画便覧」に国策パルプ体育館(勇払143)、「映画年鑑 1969年版別冊映画便覧」に勇払娯楽場(勇払)と記載あり。

 

19●トマコマイ日活:開館1973年〜閉館1991年:大町1-2-1

 旭館通りの国道角地に「日活ロマンポルノ」専門として開館した。

トマコマイ日活 
1960年代のトマコマイ日活


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●シネマ劇場:開館1977年〜閉館1978年:大町1-1-4

 成人映画専門として開館し、8カ月で休館。4カ月後に再館したが2カ月半で閉館した。

ネト沼