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Weekly AGI

2004年1月〜2月

(04/02/24)

 

そろそろ梅が咲き始めたり、春の気配をジワジワと感じるこのごろ。
東京では22日の夜、凄まじい風が吹き荒れ、クラシックな我が家の窓はガタガタ震え、ベランダの目隠し用の「よしず」は崩壊状態に・・・。そんな冬の嵐、ふと『グレース&グリット』の「ダーキニ・ウインド」を思い起こしてしまった私でした。

さて、今日は多摩ネタ3連発いってみようかな。

某日、私のオフィスat mark が、総務省が地域情報化モデル事業として行なっている「eワーク情報局・多摩センター」からビデオ取材をしていただきました。たまたまご縁があってのことで、ありがたい限りです。m(__)m Windows MediaPlayer が必要なことと、ADSL以上の環境でないと見ることが難しいかもしれませんが、よろしければご覧下さい。先日は「企業紹介ランキング」の1位になっていてびっくり!
http://www.topicserv.com/e-tama/dtdispj.asp?no=331

 

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最近はどの町にも地ビールが定着しつつあり、旅行していても飲みに行くのが楽しみなんですが、多摩市にもありました! 

500ml入りのビンで、その名も「多摩の恵」。写真のものはビン内熟成がすすむ、シャンパンのように寝かせておけば味に変化が出てきて5年ぐらいは楽しめる・・・とのこと。(でも買った当日飲んじゃったけど♪)

ブラウンビールと黒ビールの中間の色合いで、コクはあるけどベタっとしない後味でした。

他にもエールタイプやピルスナータイプなど数種類があります。値段は580円とちょっと高めなんで、毎日飲むわけにはいかないかな〜。

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私のお散歩コースには、多摩センター駅近くの多摩中央公園というところがあるんですが、そこに隣接している「多摩市立グリーンライブセンター」というところに行ってきました。温室やハーブガーデンなどもあり、園芸に熟知している方が、親切丁寧に育て方や植え替え方なども教えてくださいます。


ひときわ鮮やかな オレンジ色!(53KB)

温室には外とは違い、熱帯地方の花がたくさん(64KB)

よく見かけるキャベツみたいな花の品種のようです。(61KB)

白いシクラメン。(32KB)

菜の花もちらほら咲き始めました。

ガーデンの脇にはみごとな竹林が。(90KB)

温室の中は常夏なので、南国の花や寒さに弱い花たちも元気いっぱいに咲き誇っていました。中でも、白いシクラメンは大輪で、ふちにほんのりピンクのグラデーションがかかっていて、まるでウェディングドレスを着た花嫁さんたちが行進しているような厳かなイメージでした。

外のガーデンはハーブの巨木や山野草の小道など、コンパクトながらも種類ごとに分かれていて、ちょっと一休みするのにちょうど良い大きさです。すぐそばは天然の竹林が広がり、風が吹くと爽やかな音が耳も楽しませてくれました。(でもその脇には「マムシに注意!」の看板が・・・(^-^;;)

休館している日もあるので、ご注意下さい。

 

---今週のクリック---

eワーク情報局・多摩センター
多摩市の企業やイベントなどを紹介する、情報発信サイト。

多摩市立グリーンライブセンター
お散歩途中に寄れる、気軽なガーデン。

多摩の地ビール「多摩の恵」
扱っているお店が少ないのが残念だけど、行きつけの酒屋で入れてくれるようになりました♪

 

 

(04/02/11)

 

先日、久しぶりに「おおっ!」というCDを見つけてしまいました。その名も『Piano songs』。


画像クリックで
曲目一覧表示

ピアノの旋律が美しい、映画のテーマソングやCMに使われた曲が収められています。ラインナップは私の世代が懐かしい〜っと思わずアマゾンでクリックしてしまうところから、30代をターゲットにしたオムニバスと思われます。

中には「おいおい、ピアノはイントロしか使ってないでしょう(^-^;;」みたいなのもあるけど、どれもみな安心して聴ける曲ばかりでした。

私が大好きな映画「ユー・ガット・メール」のエンディングに流れたキャロル・キングの「Anyone At All」も入っています。映画を見た方はわかると思いますが、あのエンディング直後にタイミングよく流れるこの曲の歌詞もシンプルながらとても心に響きます。

******

Funny how I feel more myself with you
Than anybody else that I ever knew
I hear it in your voice, see it in your face
You've become the memory I can't erase

You could have been anyone at all
A stranger falling out of the blue
I'm so glad it was you

Wasn't in the plan not that I could see
Suddenly a miracle came to me
Safe within your arms I can say what's true
Nothing in the world I would keep from you

You could have been anyone at all
An old friend calling out of the blue
I'm so glad it was you

Words can hurt you if you let them
People say them and forget them
Words can promise
Words can lie
But your words make me feel like
I can fly

You could have been anyone at all
A mat that catches me when I fall
I'm so glad it was you

Anyone at all
Anyone at all・・・
I'm so glad it was you

******

(超訳 by AGI)

不思議ね。あなたといると他の誰といるよりも自然でいられるの。
あなたの声や顔・・・私の心から消せない大切な思い出。

それは他の誰かだったかもしれないのに
まるで古い友人のように、
あなたは突然私の前に現れた。
それがあなたで本当によかった。

あなたと会えたのは、まるで奇跡ね。
あなたの腕に抱かれて思うの。
この世にあなたと私を引き離すものはないって。

言葉は時に人を傷つけることもあるし、
それを言った人はすぐに忘れてしまう。
言葉は約束を誓うことも、うそに変わることもある。
でもあなたの言葉は、私には何でもできると勇気付けてくれる。

あなたは私がひどく落ち込んでいるときにも、優しく受け止めてくれる。
それがあなたで本当によかった。

もしかしたら、他の人だったかもしれないのに、
それがあなたで本当によかった。
あなたにめぐり会えて本当によかった。

******

そこのバイリンガルのあなた! 訳が超意訳でも目をつぶることっ。
お願い、許して。m(__)m(笑)

この曲は縁の不思議さを歌った歌詞ですが、確かにまわりを見回してみると、「この人がいなかったら会えなかった人」とか「この場所にこの時にいなかったら会えなかった人」とか、「何年もインターバルがあって復活した関係」とか、ありませんか? 長く生きれば生きるほど、驚くような「縁」に巡り合います。

数年前にある会で、たまたま1度だけ隣の席に座ったTさんからいただいた名刺にキャッチコピーのように「これも何かの縁でしょう」と書かれていたのが印象的でした。その数年後、ある本がきっかけとなり、再会をして、今はお仕事やプライベートなことでも相談に乗ってもらっている、ありがたい縁というのもあります。

縁について考えるとき、ふとタゴールの言葉が頭をよぎります。

 草の葉の生と死は、
 星々の間を巡るさらに大いなる周期の一部

ささいな出来事が人生に大きな影響を与えていることもあるし、それこそが大きな転機になることもある・・・ってことでしょうか。

ワイン仲間のCちゃんとも不思議なご縁です。そのCちゃんからいただいた珍しいギリシャのワインを某日ついに開けちゃいました♪ ああ〜ひとりで飲むのはもったいないなぁ〜と思いつつ・・・(^-^;; しかもあまりにおいしくて、晩ご飯がいらなくなっちゃうほど。結局その日はチーズ(これもCちゃんからいただいたパルメジャーノ♪)のみで空けちゃいました。


(18KB)

このワインは英語では「FTELIA」と綴るんだそうです。
コルクを抜いてみると、見事な酒石(しゅせき)がびっしりと!! これは熟成された良いワインの証拠! なかなかお目にかかれません。ヨーロッパでは「ワインのダイヤモンド」などと呼ばれています。

ワインに含まれる酒石酸(ぶどう特有の酸味成分)が、ミネラル成分であるカリウムと結びついて、低温により析出し、結晶化したものらしいです。Cちゃん、ダイヤモンド付のワインをありがとうっ!

 

---今週のクリック---

PIANO SONGS
ドナルド・フェイゲンの「MAXINE」が入っててびっくり。
私の好みは選曲をした人とかなり近い感じ。もしかして音楽関係の仕事してる私の友達だったりして(笑)。

 

 

(04/02/04)

 

あれ、もう2月?? って感じで、今日は立春だったんですねぇ・・・。
春遠からじ・・・ですね。仕事で電車に乗っていると、車窓から梅が咲いているのも見かけるようになりました。

日記を更新しないと、「生きてる〜?」なんてメールや電話をいただきますが、最近は家にいることも少なく、外を飛び回っていました。前回の日記から1日の休みもなく今に至っています。(^-^;;

ところで、ここ最近寒いせいもあり、出先で手っ取り早くラーメンを食べる機会が多くなりました。

先日、仕事で渋谷に行った折、縁や(えにしや)に行ってきました。ここは、昨年放映された『ラーメンカップ2003』で一般審査員1200人の投票で第1位に輝いたという人気のお店です(本店は札幌)。

渋谷の麺喰王国というラーメン店のコンプレックス(複合体)の一角にあり、ミニラーメン博物館のようなところです。渋谷センター外の近くで非常に賑わっていて、朝5時までやっています。

この店の特徴は「エビそば」という、エビの出汁がメインのスープ。私は「新味えびそば〈あわせみそ〉」というのをいただきましたが、非常にエビの風味が濃厚でした。

エビ好きの方にはぜひお薦めしたい一品です。この「あわせみそ」を食べると、スタンダードな「えびそば」のスープが物足りなく感じるほどパンチが強いので、ご注意を。(^-^;;

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某日、打ち合わせで府中に行きました。
打ち合わせの後は、大好きな焼き鳥屋での食事となりました。最近の鳥インフルエンザで、鳥業界もさぞかし大打撃を・・・と心配しておりましたが、お店は大盛況で開店と同時にほぼ満席。

ここは、府中駅の近くにある、「鳥元」。特徴的なのはお蕎麦があること。十割蕎麦と更科蕎麦が選べたりと、かなり本格的! 焼き鳥と日本酒を飲んだ後で、上がりに冷たいお蕎麦をツルツルと 食べると、もう一杯日本酒が飲みたくなったりして・・・(^-^;; 誰か私を止めて〜(爆)。

店構えは瓦屋根の料亭風だけど、決してかしこまったりしない、フレンドリーなお店でした。

焼き鳥はどれもおいしく、とくにレバーは品質も火のとおりもバッチリでした。

---今週のクリック---

縁や(えにしや)
ラーメンは好きであちこちで食べてるんですが、この、エビの殻を焼いてコクを出したというスープは、他に類を見ない初体験の味。

鳥元(府中店)
やっぱり、焼き鳥は塩が好き♪

 

 

(04/01/18)

 

昨日のお昼頃からしんしんと降り続いた雪は、夜中の3時頃には一面銀世界になるほど積もり、「朝になったら雪景色が撮影できるかも♪」と寝て起きたらあまりの晴天に雪は跡形もなく消えてしまい・・・m(__)m。それにしても、 この冬は寒いけど雪が降らないなぁと思っていたら、いきなり来ましたね。(^-^;;

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ところで、この時期は1年でもっとも寒く、乾燥もしているので、風邪が流行っていますねぇ。

そのせいか、お正月が明けてから仕事の担当者が軒並み風邪でダウンしたりのアクシデント続きで、私の仕事は後のほうに押しやられ、先週は信じられないほど穏やかな日々となりました。

お蔭様で、手をつけるのがとて〜も気が引けていた、事務所の会計処理についに取り掛かる決意をしました。こんな私を知ってか、事務所立ち上げ時に知人がお祝いにくれたのが「会計処理ソフト」(^-^;;。超どんぶり勘定な私でも簡単に作業ができるというシロモノです。今のうちに確定申告の準備をしておかなくちゃ。

ということで伝票を入力したり、通帳を転記したりしているうちに、あっという間に5日ほど過ぎ、その間ワインをまったく飲んでいないことに気がつきました。数字と格闘していると、思わず飲む気もうせちゃいますって。(^-^;;


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これを知った知人たちは「具合でも悪いの?」とか「1年分の休肝日をとっちゃったね」などと言ってくれますが・・・どうぞご心配なく。またいつものペースに戻りましたので(笑)。ということで、無事半年分の会計処理が終わったご褒美に飲んだワインはバロン・フィリップ・ド・ロッチルド・ マイポ・チリのカベルネ。

このワインはフランスでは泣く子も黙るシャトー・ムートン・ロッチルドがチリに進出して作っているワインです。ポイヤックの名シャトーの実力を感じるワインで、ブラインドでテストしても、チリワインだと気がつかないほどフランス的。

樽の風味や力強いパンチのあるカベルネが好きな私にとっては、たまに飲むと新鮮な驚きです。本場チリの作り手のカベルネと飲み比べてみると、違いがわかっておもしろいですよ。

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先日、ワイン仲間のCちゃんと今年初めての「定例会」を催しました。今回は新宿にある、ヴァンビーノ・ブリュレというワインレストランです。昨年からずっと行きたかったお店なのでとても楽しみでした。

とにかくワインの種類がすごい! 分厚い辞書のようなワインリストがあります。ワインは厳選されており、コンディションも上々。ソムリエの方も知識が豊富で好意的です。

お料理はプリフィックスのコースのほか、アラカルトも豊富です。ワインに合わせて、イタリアンやフレンチ系が多いのですが、ソースにもこだわりが感じられ、一品一品丁寧なつくりでした。


大皿に適度な量を盛り付けられた、オードブルの盛り合わせ♪


大好きなプティ・ムートン♪

この日はコースではなく、アラカルトでオーダーをしました。生牡蠣やオードブルをいただくので、最初はブルゴーニュの赤を。2000年のヴィンテージですが、特有の酸味はまろやかで、大きなグラスからは華やかな香りが立ち上ります。

メインは鮭の赤ワインソースのグリルと、子羊のスペアリブです。これにはグラスでプティ・シャトー・ムートンを合わせました。先日はムートンのマイポ・チリを飲んで、なんだかムートン続き♪ 次は本家本元のムートンが飲めるかな〜・・・。

もう一杯、グラスでイタリアワインをいただきました。お店の方いわく、「アマローネにならなかった秘蔵のワイン」とのことですが、これがアマローネじゃなくて、何なの?ってくらい、限りなくアマローネに近いものでした。

店内がかなり暗く、他のお客様の手前フラッシュをたけずに映したので、今回はあまり写真はありません。ご興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみてください。カウンター席もあり、一人で軽くオードブルやメインでグラスワインを楽しむこともできます。

それにしてもムートンの「Rothschild」は「ロスチャイルド」「ロートシルト」「ロッチルド」などなど、読み方もショップによってそれぞれ違います。ネット検索するときは、念のためにいずれのキーワードでも当たってみるのをおすすめします。

 

---今週のクリック---

カベルネ・ソーヴィニョン [2001]バロン・フィリップ・ド・ロッチルド・マイポ・チリ /750ml /赤
チリのカベルネは強すぎて・・・という友人たちにすすめて、みな目からウロコの1本!

ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト[2001](赤ワイン)
セカンドラベルとはいえ、さすがムートン。ヴィンテージにより価格差はあれど、ポイヤックのワインに存分に浸りたいときは、ぜひ。ちなみに1995年は生産量が極端に少なかったため、一般には売り出さずシャトー内の売店のみで販売しているとのこと。万が一ネットで見つけたら、迷わずクリック!

ヴァン・ヴィーノ・ブリュレ
JR新宿駅東口から徒歩2-3分。バーニーズニューヨークの通りをはさんで、すぐ向かいのビルの5Fです。

 

 

(04/01/05)

 

あけましておめでとうございます。

みなさんお正月はいかがだったでしょうか。私は元旦から数日田舎に帰り、母とまったりとした日々を過ごしてきました。その有様はまるで去年と同じ。(^-^;;
⇒去年のお正月


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今年の弘前市は10数年ぶりで雪のないお正月を迎えました。年末にまとまった雪は降ったらしいのですが、一気に融けてしまい、元旦には積雪ゼロ。雪かき決死隊のスタイル「完全防寒ダウンジャケット」やら手袋やら準備していたのに・・・。(^-^;;

ところがさすがに冬の気候は変わりやすく、いよいよ帰る日になって、一晩で15センチの積雪。ようやく軽く雪かきができるほど。庭の南天の木にうっすらと雪が積り、風情のある風景に出会いました。

さて、右の写真は何でしょう? おそらく雪国以外のところでは見かけないものですが、実はこれ、「つらら落とし」の器具なんです。銀色の部分は頑丈な鋼鉄製で、赤い柄は長く、全長160センチぐらいあります。

つららは太いものになると直径10センチ以上にもなり、スコップでつついたぐらいでは、なかなか折れません。そこでこの器具が登場するわけです。先端のギザギザがうまい具合に働き、効率よくつららを落としてくれます。しかしこの器具自体がかなり重く、年寄りには不向きかもしれません。(^-^;;


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今年のお正月のワインは、いただきものがあったので、それを飲んでみました。ちょうどズワイガニやらアワビやら、おめでたい魚介類がごちそうだったので、このシャブリがピッタリでした。

シャブリの品種はシャルドネですが、カリフォルニアやチリのワインと違い、あまり甘い香りがせず、キリリとした引き締まった味わいが特徴です。シャブリは多少冷やしていただくのがおいしいです。でも冷やしすぎるとツンツンした風味がでるので、要注意。

もう1本はブルゴーニュのヴォルネイ村の1級畑で作られているピノノワール(赤)。2001年のもので、もうちょっと寝かせておけばさらにおいしくなったであろう1本でした。でも飲んじゃったけど・・・。(^-^;;

甘く丸い香りが長く続き、抜栓してしばらくしてからパワフルな味が際立ってきます。飲み終わるまで香りが続き、品のよさを存分に味わえる、貴重なワインでした。

カベルネのように主張が強すぎないので、パンとチーズだけで、このワインを味わうのもいいかな、と感じました。


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---今週のクリック---

シャブリ プルミエ・クリュ "モンマン" / ジャン・コレ [1999]Chablis Premier Cru...
シャブリ プルミエ・クリュ。久々に飲んだシャブリはやはりおいしかった。

 

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