2005年 暑かった中東「UAE ドバイのへの旅」
2005年8月14日〜18日

▲06:17成田エクスプレス3号(@三鷹)
 毎日この駅を使っていますが、ここから特別急行列車に乗るのは2度目。中央線の三鷹からも新宿まで優等列車で通勤できればよいな、と思いました。成田行きは便利です。今回は中東・アラブ首長国連邦のドバイに行った時の記録です。
▲キャセイパシフィックのラウンジ
 このNEXは07:55に成田に到着します。私は飛行機に乗るのために旅行に出かけますので、行き先はどこでもよいのです。HISのページを見てとにかく安いところを探しましたら、ドバイが10万円程度で異様に安かったので予約しました。
▲生まれてはじめてのCクラス
 毎年HISで出かけて格安便を頼むと自然とキャセイパシフィックにあてがわれます。それでマイルを地道にためたところ、成田−香港のみビジネスクラスにアップグレードできることがわかって、手続きをしました。はじめHISの担当者の方は、格安のクラスなので「できないのでは?」と言わました。が、CXに電話をしたら大丈夫とのこと。
▲777-300 レジはNP
 ということで生まれて初めてCクラスに搭乗できることに。非常にリッチな気分。人よりも先にボーディングできるなんて。事前座席指定もでき、前に人がいない席をとりました。
 香港行きCX509便は10:00ジャスト。はじめてラウンジというところに脚を踏み入れる。ヤクザさんお二人と若いお姐さんという変な組み合わせのお客様もいらした。 
▲九十九里浜
 日本の航空機ではないので、もうこの辺でシャッターを切りました。九十九里浜、きれいですね。10:18。
▲Cクラスのミール
 スーパードライをチョイス。えびが出た。今日も先日の台湾行きと同様にあまり食欲がない。スーパードライを飲む。意外とボリウムがない。
▲台北上空へ
 成田を出てから2時間半で台北上空へ到着。ポートサイドの窓に貼りついて撮影。松山機場のRWYがはっきり見えました。12:46。
▲チェクラップコックへ
 14時頃香港に到着。香港時間で13:18に撮影。この空港もかなり慣れて、どこに何があるか何となくわかります。タイ・スカイ・エアのL-1011トライスターを見ました。懐かしいです。
▲CX736 ドバイ行きのミール
 16:25発なので、3時間ほどあった。顔を洗ったりしてゆったり過ごします。今日のシップはA330でレジはLS。ドアクローズの後、出発機混雑のため結局17:10頃テイクオフとなりました。このA330(レジはLS)のブレーキは調子が悪いようです。フットブレーキを使うと、ガッコンという音が聞こえていました。まだ暖まっていないようです。。
▲昆明上空
 離陸後1時間50分くらい。おきまりのクンミン上空をヒットしているもようです。フラフラした航跡になっているのは、Cb(シービー 積乱雲)を細かくデビエート(回避)しているのでしょう。
▲西行き便はなかなか
 日が暮れません。離陸後2時間、日本時間20:15に撮影したものですが、まだ夕方5時頃の空ですね。
▲今日はほぼ満席
 この便は、ドバイ経由バハレーン行きです。中東系の方もかなり乗られていて、女性はもちろんほっかぶり(ブルカ)を着用されています。
▲インド上空
 ナーグプルのあたりを飛行。対地速度970km/h、なんと追い風が時速51マイルで吹いています。この辺で追い風なんて。クンミンからカルカッタ上空を飛行してここまで来ました。日本時間22:25。離陸後4時間。この辺ですごい揺れました。揺れている時間はだいたい1時間くらい。トイレに全くいけず。
▲やっと暮色に
 この写真は日本時間の22:56に撮影。やっと黄昏色になった。こんなきれいなピンク色に空が染まりました。私はずっと地図画面を見ていますが、家内はリロ&スティッチを見ていました。すっかりファンになり、家に一匹連れてきました。
▲ペルシャ湾入り口に
 来ました。ここで日本時間午前0時34分。朝6時に家をでてもまだこんなところに居るのです。中東は遠いですね。離陸後6時間半。この後、左のまどにオレンジ色のナトリウムランプが見えはじめます。道路です。中東!砂漠!という感じでワクワクします。日本時間で午前1時過ぎになります。やっと到着。大きな空港で、トイレでいきなりお祈りが聞こえて少々驚き。
▲午後8時過ぎにドバイに到着
ピックアップのガイドさんがいて、そのままついていく。ビールがなかなか買えないということで、オーストラリアのビールを1ケース購入。イスラム国家は私には非常に辛いです。両替をすませ、黒人のドライバーが運転するトヨタコースターに乗ります。
 ツアーの皆さんは若いかたが多く、それも皆さん喫煙者。喫煙者には優しい国です。車はランクル、セプターなどが多かったです。
▲宿はジュメイラービーチホテル
 安いところが一杯だったので、こちらのジュメイラになりました。とっても広い部屋で、安いといっても17万くらい払いました。ジュメイラで降りたのは我々2人だけ。朝起きるとこんな景色が部屋から見えました。もう忘れません。
▲ドバイ博物館へ
 昼は少し部屋でゴロゴロして夕方出かけました。ジュメイラのマイクロバスも夕方からしか動きません。何故かというと、暑いから。私は4時にタクシーに乗って出かけました。ドバイ博物館までは20分くらいで30デュルハムくらいだったと思います。
▲ちんけな建物だなー
と思ったら地下がメインの展示室で涼しくて気持ちよかったです。学芸員さんもがんばっているようでなかなか面白かったです。トイレがなかったような気がします。
▲いずゞエルフがこんなところにも
 「走れ走れー、いすゞのトラックぅー」テレビ東京田舎に泊まろうで、いすゞ自動車のCMやっています。ドバイクリークのほうまで歩いて行きました。
▲ドバイクリークへ
 船で対岸へ行ってみました。いくら払うのかわからないので、とまどっていると隣の兄さんが、「これ一枚」みたいな仕草をして、船頭さんに渡してくれました。1デュルハム?
▲こんな景色です
 これは川ではなく運河です。中東の砂漠にこんな水が豊富なところがあるのです。ちなみに砂漠気候を体感したのはオーストラリアに次いで2度目です。
▲ゴールドスーク、スパイススークに
 行ってみます。カンバンはもちろんアラビア語ですが、英語併記です。ただアラビア語の数字が通常の数字と違うので、車のナンバーなどを読むときにとまどうことがあります。
▲こんな路地
 スパイス専門の市場街を抜け、ゴールドスーク方面に歩いています。お店の人たちはまじめに仕事している様子は見かけません。どちらかというと暇そうにしています。
▲職人ハイエース発見
 ここでもトヨタの世界戦略車ハイエースを発見。リアワイパーもあります。バンパーの下タイガーカラーが気になります。
▲珍しく自動販売機発見
 治安の善し悪しはこれでだいたい見積もれます。アメリカなどはこんなのが外に置いてあると、すぐにこじ開けられてお金を取られてしまいます。
▲ゴールドスークへ
 やってきました。若干まぶしいです。代ゼミの金ピカ先生を思い出してしまいました。インド系の方がやっているようです。金は本物かどうかわからないので、特に店には入りませんでした。
▲暑いです
 歩き疲れてお店に入り、リプトンリモーネのペットボトルを購入。こういうときに、伊藤園さんの「お〜いお茶!」の濃い味をがぶ飲みしたいです。たぶん一気飲みできます。
▲ホテルに戻りました
 スパイススークからジュメイラホテルまでまたタクシーに乗りました。こちらは35デュルハムくらいだったと思います。戻ったらこんなきれいな景色!
▲バージュ・アル・アラブホテル
 このホテルにはもちろん我々宿泊していませんが、有名な7つ星ホテルです。全室スイートで、一つの部屋に執事が付くとのことです。一度見たら決して忘れられない景色です。
▲ジュメイラビーチホテル
 うちらはこっちです。これでも最高級ホテルだと思います。夜は中にあるイタリアンレストランに入りました。なかなかうまかったです。食事を出されたとき、何か英語でボソっと言われました。何だろう?と思ってお皿を触ったら、すごい熱かったです。「オサラアツイヨ」と言ってくれたのでしょう。ちょっと聞き取れませんでした。
▲翌朝起きたらラスカル
 やっていました。クエートかサウジアラビアのテレビだと思います。私はラスカルが大好きなので、アラビア語を話すスターリングを興味深く見ました。エンディングの唄は大杉久美子さんではありませんでした。「おいでー、きょうもラスカル」ではなくちょっぴり残念。これの制作会社の日本アニメーションって世界戦略していたんですね。
▲夕方ジュメイラのバス
で出かけます。これもトヨタコースターだったと思います。少なくともシビリアン、ローザではありません。午前中部屋で涼んでいたので、ゴキブリのように夕方から活動。
▲近くのショッピングセンター
 で下車。ドバイ動物園の手前です。名前忘れました。いつもながらマックで食べました。味も値段もそう変わらなかったと記憶しています。マックの左は中華屋さんです。中華もなかなかおいしかったです。
▲ドバイのキャラクター
 これはよく見ます。キャラ好きなので、迷わず一枚。なかなか元気がよいです。虫なの??お腹は蛇腹。ジャバラってこういう漢字なのですね。書いたことあまりありませんね。
▲ショッピングセンター
 白人さん、黒人さん、そして中華系の方々、いろんな人がいます。宗教も違うでしょう。日本とは明らかに違う環境です。ここのトイレはきれいでした。本屋さんもありました。ただ、お酒、何か売っているかなーと思いましたが、本当に1本もありませんでした。
▲タクシーで
 もう一つのショッピングセンターに出かけます。名前が判明したら書きます。ここにはスタバがあり、家内はスウォッチの時計を衝動買いしていました。
▲ピラミッドのオブジェ
 がありました。何という宗派かわかりませんが目だけ出しているブルカの一団がいて、手にペイントするサービスをやっていました。
▲エミレーツタワー
 デザインが素晴らしいビル。この辺は、10年前くらいまで何もなかったようです。
▲タクシーでジュメイラへ
戻ります。この時の運転手さんは、パキスタンあたりの出身のもよう。ウルドゥー語のAMラジオを聞いていました。アラブ男性は皆無口です。
▲夜はレバノン料理
 のレストランに入りました。ジュメイラの中にあり、一番奥にあります。ガイドブックに中東料理といえばレバノン料理と書かれていましたので。お店の方はとってもフレンドリー。受付のお姐さんはとってもきれいな方。一瞬日本人かと思いましたが、もちろん英語のみ。フルーツが山盛りきました。
 一番安いチリワインをオーダー。富士そば、小諸そばの貧乏性が思わず出てしまいます。
▲ベリーダンス
 横には小学2年くらいの女の子がいる日本人の家族。店内ははじめガラガラだったのですが、そのうちに席が埋まりました。レバノン料理はチーズなどがあり、はじめはおいしいのですが変化がないのでだんだん飽きてきます。でもうまいです。ベリーダンスのショウがありました。イスラムの女性は肌を出さないので、ここで肌もあらわな女性が出てくるので、イスラムって何なのだろう?とモグモグしながら考えます。
▲今日のバージュ・アル・アラブ
 屋上あたりから光が出ています。流れ星を思わせるライティングがあり、とってもきれいです。
▲朝起きたら
 またまた日本アニメーションの作品が。今朝はハイジです。アラビア語を話すクララとハイジに痛く感動。ハイジってアラビア語話せるんだー。クララよ、早く歩けるようになってくれ。
▲時差にも慣れてきて
 お昼頃に外に出てみた。熱い。普通海岸に行ったら涼しいはずなのに、海の方から熱風が。タクシーのインパネについていたデジタル温度計は49℃を表示していました。49℃は私の最高温度です。
▲ドバイ動物園に
 タクシーで行ってみました。動物園は普通糞尿の匂いがかすかにありますが、まさに無臭。熱いからなのでしょう。ペリカンさんが網のハジッこにいました。なんでこんなキワキワのところにいるのかな?と思ったら、なんと扇風機が後ろにありました。恒温動物さんでも暑いのでですね。
▲ラスカル
 もいました。アムールトラやライオンもいましたが、皆熱さで参っているようで、ごろーんと無防備な格好をしていました。
▲ドバイ動物園
 の外観です。これから炎天下の中を歩いてみます。
▲みたことのない
 カローラ/スプリンターのフロントマスク。リアビューも見たことのないデザインでした。でもカロ・スプであるのは明白です。
▲ドバイの開発
 がすごいようです。ジュメイラホテルからも望遠鏡でこのパームの形をしたリゾートが見えます。
▲昨日きたショッピングセンターへ
 たぶんドバイ動物園から1kmもないと思いますが、49℃の炎天下の中を歩くのはかなりきつかったです。この中は冷房が効いていて、一瞬にして月家円鏡状態になりました。「メガネ曇っちゃったー」。クリンビューのCMです。あまり最近売れていないのではないでしょうか。
▲夜のドバイ空港
 11時にフィリピン人のドライバーが我々のためだけにピックアップしにきてくれました。ドバイ、「今度電車できるの、知ってる?」と訛りのきつい英語で話しかけてくれました。「こっち通ると近いんだヨ」と右左折を繰り返して空港へ。宝くじに当たるとBMWが当たるんですよ。日本までも送ってくれるのです。成金国家はすごい。
▲深夜なのに
 こんなに活気のあるドバイ空港。ただしおみやげはナッツみたいなものが多かったです。椅子に座ろうと思ってもアフリカ系のお客さんが占有しているし、トイレで大をしようと思っても満席。だから新しいターミナルを建設しているとのことでした。
▲DBX→HKGのCX便のミール
 便名はたぶん735ではなかったかと思います。HDDクラッシュに伴い消えました。午前2時半くらいの便で、A330でした。これも満席。CXのA330のコンフィギュレーションではトイレの数が少ないので、あまり好きな機材ではありません。深夜3時なので、ミールは食べられませんでした。飢餓に苦しまれている方、申し訳ありません。
▲またリロ&スティッチ
を家内が見ていました。
▲結構
 お客さんが乗っています。私の右側にはキヤノンのEOS KISSデジタルを持ったフィリピン人の男性。おそらく大学生くらいではないでしょうか。
▲またまたインド上空
 やはり向かい風になっています。日本時間で11:05に撮影。
▲比較的ぐっすり
寝て、明るくなりました。まもなく香港に到着です。ただ、なかなか到着しません。雷雨で香港上空で30分程度ホールディングがかかってしまいました。着陸前にこんなことがありますので、トイレは行っておいたほうがよいです。
▲香港には
 15:10頃到着しました。本当はラウンジを使えるのですが、東京行きは1番スポットなので、キャセイのラウンジからは遠いのです。なので、今回は潔くあきらめました。
▲A330のビジネスクラス
 帰りもCクラスに搭乗しました。機材は777よりは古いですが、ウエルカムドリンクなどがあり至れり尽くせり。
▲CX508
 最終便の東京行きです。ミールはこんな感じ。
▲台湾上空
を通過させていただきます。一度行ったので思い入れがあります。
▲日本時間19:50
でこんなきれいな暮色が。画面真ん中でCbが立っています。
▲横須賀
 あたりがよく見えます。出発が遅れたので21:30でこの景色。成田には21:55頃ランディング。もうNEXも横須賀線もないので、京成の22:40頃の最終便で帰りました。日暮里に零時頃、自宅には1時頃につきました。このCX便が成田に到着する旅客機では最も時間が遅いです。車ではないので、少々きついですね。おつかれさま。

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