2011年7月 自分で企画!第二弾
ママチャリで行く、武蔵野−横浜往復
東京−神奈川都県境の標識、生麦事件跡、JR鶴見線国道駅
見学ツアー
今回も、ママチャリで長距離を運転してみました。
横浜往復、時間さえあれば余裕でできることがわかりました
片道40km、往復で80kmです!

↑このママチャリで行くのです!!
変速なし、25年前の昭和61年式 ブリジストンWE-260

実施日 2011年7月24日

写真と文 千葉晃
▲朝4:22の吉祥寺駅 ▲井の頭通りは自動車ほとんどいません(4:32)
今回の旅のきっかけは、5月に仕事で横浜へ行った時でした。赤レンガ倉庫前で一人で佇んでいるときに、「ここまでチャリで来れるかな?」と思いつきました。 知っている方のご家族が震災当日に横浜の職場から都内に自転車で戻られた、とのことを聞いていました。スカイツリーまで行けるんだから、「横浜なんて何でもないな」、と思い企画しました。
▲井の頭通りから環八内回りへ(4:36) ▲有名なシンエネ八幡山(4:44) 家から30分 レギュラー139円?安くない?
 出発前日は会合があり、2次会にも誘われましたがこの旅の企画の進行に響くと思い、丁重にお断りしました。その帰宅後、なんとリビングで寝てしまい、2:45に目が覚めました。家内はまだ家でレポート書いたりしていて、家内から「寝たら起きらんなくなるヨ」と言われ、そのまま起きつづけました。 そんでもって、まだ日の出前の4:15に出発。気温22.0℃、露点温度19.2℃、相対湿度83.7%。半袖で走り始めると、少々肌寒いです。途中のコンビニ前で酔っぱらってる兄ちゃんとぶつかりそうに。こんな人とかかわりたくないので、一生懸命ハンドルでかわしました。
▲瀬田交差点(5:01) ▲目黒通りと交わる等々力不動尊前(5:10)
出発をこんなに朝早くしたのは、日焼けが怖いからです。また、人や車が多いとその分頭を使って、疲れてしまうからです。今回は80kmも走行するので、目的地は折り返し地点に他ならなく、その分のスタミナなどを考えて、ペース配分する必要があるからです。一応、体力のマネジメントをしてみました。 ルートは、三鷹駅から井の頭通り、環八、中原街道、尻手黒川、ニコク(第二京浜国道)、というオーソドックスなものです。これが一番走りやすいでしょう。起伏もほとんどゼロと考えて良いです。
▲右に折れて多摩堤通りへ ▲多摩堤通りの側道
環八は6時半くらいだともう混んでいますが、さすがに4時台はほとんど車いません。なるべく歩道を走りたくないですし、かといって自動車の走行妨害もしたくない、という思想があります。 目黒通りからは、右折して多摩堤通りへ。最初ここは、自動車と併走かも?と思いましたが、案の定側道があって、そこを結構な速度で走行できました。
▲丸子橋(5:24)東京と神奈川の印です! ▲東京都|神奈川県の標識
自宅を出てから1時間10分でもう丸子橋です。車で何百回と通っていますが、歩道を歩いたり走ったりするのははじめて。こんなものがあり、県境大好きの私は大喜び! おまけに、道路には標識が埋め込んであり、ここをまたいで写真を撮りました。この自転車が神奈川に入るのは17年ぶりです。
▲5:38に川崎・木月をクリア これから右折して尻手黒川道路へ。右角の焼肉北京は有名。 ▲5:46に鷹野大橋を渡ります。朝の鶴見川とてもきれいです。
▲私が住んでいた駒岡を通過 東芝の社宅は壊されて長谷工さんの大規模マンションになっていました。 ▲末吉不動尊から坂を登ります。中学校へ行くとき、いくつかルートがありましたが、こんなに急な坂だったんですね。
▲坂を登り終えると、京浜工業地帯が一望できます。ここからの夜景、とってもキレイなんですよ。 ▲母校、横浜市立末吉中学校
校庭結構狭いですね。右はテレビ神奈川のタワーです。6:04
▲東寺尾の急坂 人生ではじめて下りなのに自転車を押して下りました。制動(ブレーキ)をかけて停まれないと判断されたからです。6:08 ▲6:11 ニコク(第二京浜国道)の響橋 こうやって見ると美しい構造物ですね。
▲6:19に新子安駅をクリア ▲このあたりから、艤装前のトラックが見られます。これは日産UDのトラックでなんと左ハンドルでした。
▲6:25 浦島が丘 ここに来ると「横浜に来たぜ〜」と感じます。  ▲6:32 青木橋 ここまで来れば何も怖くありません。ただ信号、押しボタン方式で、かつ長いので待っている時に思わず「ナゲーーヨ!」と独り言。
▲6:40 話には聞いていた日産自動車株式会社のグローバル本社 ▲6:47 ランドマークが右は日揮株式会社さんの横浜本社ビルです。プラント屋さんですが、大きいですね。
▲6:51 途中、犬のコーギー君が散歩でちょこちょこ歩いていて、かわいかったので、女性の飼い主さんにもご挨拶。ここは自転車下りています。もうすぐです。 ▲赤レンガ倉庫、見えてきました。あとちょっと!
▲つきました!! 6:54に武蔵野から2時間39分です。 ▲私の愛車と。リュックに潜ませていたピンキー君も出してあげました。ここで、10分ベンチで寝ました。蚊が耳元に来て、うまい具合に目覚まし時計に。携帯のワンセグで、中国の鉄道事故のニュースを見ます。
▲大桟橋からマリンタワー、氷川丸方面を望む ▲青雲丸 IMOナンバーは9177600で2673tの練習船のようです。1万トン弱かな、と思いましたが意外に小さかったです。
▲大桟橋 ここにも出国ゲートがあるんでしょう。ここから出国してみたいですね。車だったらここまで来れません。 ▲船員生協の食堂がやっていたので、朝から牛丼を食べます。このボリウムで400円。家でつくる味でした。トイレをおかりして、歯磨きをします。
▲中華街まで自転車で。家内から、どうせ行くんだったら中国茶買ってきて、と言われましたが、店、どこもやっていません。だって、朝8時だもん。。。 ▲8:07 これから帰路に。帰路のスタートは、関帝廟とします。道中の安全を祈って。
▲帰りは、コクイチを選択。箱根駅伝コースです。ここはまあまあ走りやすい。日曜ということもあって、スピードが出る自転車でそれなりの格好をしたおじさんたちに抜かれます。彼らにゃー、勝てないですね。 ▲生麦事件の碑
今回のツアーで是非行ってみたかったところです。1862年9月14日に薩摩藩の島津久光の行列に乱入したイギリス人たちが、殺されたいわゆる「生麦事件」の碑です。
▲生麦事件の実際の場所 ▲8:51 JR鶴見線 国道駅
さきの碑からちゃりで3分くらい離れたところが、実は生麦事件の場所です。事件の場所と碑は離れているので注意。実際の場所はモロに民家の前で、こういう写真しか撮れません。ここは旧東海道で、今から150年前にザックリやられちゃったんですね。 ここも最近メディアでよく紹介されます。プロのNゲージモデラーさんがここのジオラマをつくられているのを見たことがあり、関心しました。LUMIX改造魚眼で撮影。
▲まさに昭和のノスタルジアです。何度か鶴見線に乗ったことがありますが、駅を見たのはうまれてはじめてです。 ▲8:58 地元、JR鶴見駅へ。久しぶりに来ました。旧駅舎が取り壊されていて驚きました。
▲逆側はいつもの雑然とした感じです。昔は、バスで鶴見駅まで出ていましたが、チャリだったら15分で行き着きます。 ▲鶴見川右岸の「高速道路」。河川敷には整備用の道路があって、ここの「高速道路」を通って、高校に通っていました。冬は寒かった。9:19
▲私も「上級学校訪問」してみました。私の母校、神奈川県立港北高校です。9:34。毎日通っていたのに、道路、迷ってしまいました。エアコン、ないみたいですね。陸上部さんが活動されていました。 ▲高校に寄り道したので、取り戻して自宅へ向けて走ります。日吉の坂、結構きつかったです。遅い自転車を抜かそうと思い、後方確認せずに歩道から道路に入ったら、トヨタのBbからクラクションならされました。手を挙げて、ごめんと合図。9:54 
▲日吉から20分で丸子橋へ。10:14 ▲瀬田で10:39。ここは、右左折の信号を確認しながら、つっきりました。
▲11:10に高井戸北陸橋。ここまで来ればもう家に着いたも同然。途中、20号との交差点だけは環八外回りで自転車で通過するのは不可能で、内回り方面に横断歩道で渡りました。左折専用信号があって、同時に対向右折車がいて、無理でした。 ▲11:34 に自宅へ到着。帰りは、寄り道したので、3時間27分かかりました。朝4時15分に出たので、横浜まで往復で7時間半弱ですね。寄り道しないで、休憩・食事もしなかったら6時間台で行けます。予想通りの時間でした。

今回の給水量 伊藤園さん お〜いお茶 ほうじ茶 500ml
船員生協食堂でコップ2杯 300mlくらい
セブンイレブンさん 緑茶 500ml 98円のやつ
大塚製薬株式会社さん ポカリ スエット 500ml
以上で2リットル弱でした。


※このページの写真は、出版・教育などで無料でお使いいただけます。許諾に関しては千葉晃までご連絡ください。

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