2011年5月 自分で企画!
ママチャリで行く、平将門首塚、東京駅、
日本一長い地下通路、スカイツリー
見学ツアー

自転車が見直される昨今、長距離を運転してみました。
ついでに、日本一長い地下通路を制覇してみました

実施日

写真と文 千葉晃
▲8時に三鷹駅に近い自宅を出発

昨年末にとっても仲のいい人と飲むのに、深飲みして終電逃しそうだな、と思い、自転車で中野まで行ってみたことがあります。
三鷹から中野までは40分くらい。
だったら、新宿までは?と思い、元旦に行ったら50分で行けることを知りました。
▲新宿西口

いつかやってみたいと思い、今朝、まず東京駅まで行くことに。三鷹出発時、15.2℃。少々肌寒い。8:00三鷹駅北口、職場に10分寄り道してカメラをとって、高井戸陸橋8:34、方南町交差点8:47、中野南台8:50、新宿西口9:04、市ヶ谷9:19、靖国神社9:26、九段会館9:29、東京駅9:59。三鷹→東京は2時間。寄り道なしだと1時間50分ですね。5月3日とのことで、靖国前には覆面パトと私服警官がいて警戒レベルが高い様子でした。
▲大手町1丁目1

三菱UFJ銀行本社は、千代田区大手町1丁目1番地にあります。ここに来ると、日本の中心だな、という印象を。
▲平将門の首塚

中学校歴史の教科書に掲載されています。将門の首、ここまで飛んできたんだって。ちょっと怖いですね。オフィスビルの間にあります。
▲東京駅丸の内北口

寄り道もありましたが、無事自転車で東京駅まで到着。現在は改装中でした。とりあえず、第一番目の目標はクリア。1986年から25年間乗っているぶりジストンのママチャリ。壊れなく、非常に信頼性が高いですね。
▲電話交換創始之地

 丸の内北口にこのような碑がありました。明治23年12月16日だそうです。すごいのが、「紀元2600年、逓信省」と書いてありました。つまり昭和15年のことです。
▲旧日経ビルの再開発現場

7年間この周辺で仕事していました。本当に懐かしいですし、私を派遣社員で使ってくれた上司や組織そのものに感謝しています。でも景色はすっかり変化。旧JAビルにも何度も行きました。そこでたまたま、牽引車がバックで入っていたので、じっくり見学。さすがに一回では入らなかったようで、切り返し。鋼材運搬車でした。牽引車のハンドルさばき、忙しいですね。
▲日本一長い地下通路

2011年4月27日付け日経のネット記事で、日本一長い地下通路、というのがありました。JAビルから、と書かれていたのでJAビルに行ったら開発中。そうか、JAビルも新しくなったんだ。それで、新JAビルまで歩きました。ここから延々4050m、地上に出ることなく、地下街を歩いて東銀座まで行けるなんて知っていましたか?
▲途中、整然と並ぶ配管類を上に見て

日経WEBの記事を印刷して、紙ばさみボードにくっつけ歩行。地図は簡略化されているので、どっちに行っていいのか結構迷います。
▲大丸の地下街を通過

東京駅に入ると突然商店街地区に。そんでもって大丸の地下街をクリア。八重洲地下街は、アロマの香りがしていました。
▲東京駅と有楽町駅の間

この辺りでの目標物は、京葉線の地下ホームです。一瞬、地上の光が見えますが、ここでひるんではいけません。昨年、大学のゼミ同窓会の2次会会場前を通りました。こんなとこだったんだ〜。
▲京葉線ホーム

昔、たまーに仕事で上司と一緒に幕張メッセに行っていたことがありました。その際に通りかかるのがここ。今日は「場外」から見守ります。
▲東京国際フォーラムを通過。

ピアノと合唱の練習を上から眺めました。何なんだろう。4050m、成田空港のメイン滑走路と同じ距離で、長いですね。この後、有楽町駅で地上に上がっちゃいそうな気配がありましたが、交通会館のところを通過していくと、外に出ません!
▲日本一長い地下通路 終着点 東銀座駅

大手町の新JAビルから、ここに出るまでなんと55分かかりました。私はかなりの早足ですが意外とかかります。このチャレンジをされたい方は、1時間ちょっとをみたほうがいいですね。そして、日経の記事を持って行くことです。
▲浜口首相遭現場

仕事の史料写真撮影のため、有楽町まで歩き1区間東京駅まで山手線に乗車。東京駅で遭難した2人の総理大臣について調べるためです。その二人とは原敬と浜口雄幸です。残念ながら丸の内南口が改装中なので、原敬首相遭難場所は撮影できませんでした。
▲東北新幹線の改札口近くにあります

仕事が忙しく、以前と比べてもネットに向き合う時間がありません。最近iPHONEにしたので、その場で検索。「えー!ここなんだ」。なんと、4日前に通った、東北新幹線の改札前です。ここで浜口首相、やられちゃったんですね。当時、ホームでやられたのでこういう地下街のイメージではありません。
▲神田駅前の小諸そばで二枚もりを

二枚もり、290円でした。「小諸そば」といえば派遣社員時代に脱メタボをするために、1年間毎日「もり」か「かけ」だったことがあります。あれから5年経ってもリバウンドしていません。私は食べるのがすごい早いので、2分くらいで食べ終わりました。
▲自転車で上野駅

大学院生だった頃、湯島でバイトしていたときたまに自転車でこっちまで来ていました。それ以来です。どうして台東区まで来ているか、というと、スカイツリーを見に行くためです。東京駅に戻り、自転車で再出発。
▲吾妻橋でスカイツリーを望む

アサヒビールの社屋の近く。吾妻橋で見えました。見えたとき、「ウォー!」と声を上げてしまいました。自転車で生まれて初めて墨田区内へ入りました。
▲京成線の業平橋駅近くで 魚眼レンズで

震災後の3月18日に最高の高さ634mに到達した東京スカイツリー。首を本当に真上に上げないと、てっぺん見えません。カッパ君も「ずいぶん高いネ」、と言っていました!この辺り、人出がすごいです。またバスツアーも盛んです。
▲オープントップのバス@浅草

なんとキティーのラッピングバスです。結構カワイイ。ねぇねぇ見てみて!1Fガイド席にすんごいてっかいキティーが座っているんですヨ。見えますか?
▲ガイド席にいるキティーです

残念ながら、拙宅にはキティーはいませんが、こんなでっかいのがいたら、話しかけてしまうかも・・・。キティーは少々疲れているようで、黙って前を見ていました・・・。ピューロランドで愛想を振りまく彼女とはちょっと違う、普段の姿でした。
▲途中の飯田橋で

スカイツリーを12:45に出発。2時間半くらいで自宅のある三鷹まで帰れるのではないかと見当。途中は、土地勘のある、御徒町、湯島、本郷、飯田橋、市ヶ谷の順で走行。学生時代のアルバイト先を繋げていくと、上野から新宿までの道はほとんどわかります。飯田橋駅前では、お堀の水を見ました。いつも気になっているのですが、この水路を使って副次的な交通路にならないものでしょうか。都内だと災害時にも利用できると思います。あとは、朝夕だけ予約制のファーストクラス的な船も走らせるのはどうですか?
▲飯田橋駅前の「田中角栄道路」

ずっとこのあたりで長い学生時代を過ごしました。この飯田橋駅前にある、早稲田通りはタクシードライバーのなかからは、「田中角栄道路」と呼ばれています。

田中角栄が国会に通うために、午前中は目白方面から国会方向へ、午後は逆という一方通行路にした、という逸話があります。これは本当でしょうか。
▲大久保の韓国広場

元旦にも来ましたが、ここで買い物をします。この写真を撮影した瞬間は、すいているように見えますが、直前まで入り口に行列ができてすごい混んでいました。こういうご時世なので、韓国食材に目が向くのでしょうか。
チャンジャと韓国製の冷麺を購入。その後、ヨドバシカメラ新宿西口店へ。
▲帰路 新宿西口前

14:45に新宿西口を離脱。フランス・ストラスブールの「鉄の男広場」(行ったことないけど)のような交差点をクリア、方南通りを走ります。途中高井戸のダイソーなどに寄り1時間で武蔵野の自宅まで戻りました。高井戸あたりでは降雨があり、ずぶ濡れに。自宅到着は15:45。8時間弱のツアーでした。
東京駅まで22km、スカイツリーまで10km、スカイツリーから28km。今日は60km運転しました。このくらい何でもないですね。
〜自転車に60km 乗ってみて〜
いつも鍛えているので、筋肉痛とかはなかったです。

自転車では、(1)人の家の表札が見える、(2)あれ?っと思ってスピードを落としても、あまり迷惑がかからないことです。自動車を運転していては、疑問を持つことはあっても速度をゆるめられないので不思議解消にはなりません。例えば、四谷三丁目から新宿にかけていつも機動隊がいます。何でだろうと思ったら、ステキなデザインの韓国大使館があるんですね。そんなこともはじめて知りました。
逆に自転車でイヤなことは、雨。次に、上り坂。

スカイツリーから三鷹方面に戻る時に、4箇所、上り坂がありました。湯島、飯田橋、四谷1丁目無番地の土木学会前、中野弥生町の島忠前。この中で、立ち漕ぎしたのが、湯島の坂だけ。一番長くてイヤなのは、丸ノ内線車庫から島忠前の坂でした。車では坂のことは全く気にしませんが、頭を使って坂を避けて運転する必要があることです。 あと、iPHONEの地図機能、とても便利でした。地図持って行ったのですが、開いたの1回だけでした。
★今までの自転車での思い出は、カンボジアのシェムリアップでトンレサップ湖まで自転車1ドルで借りて行ったことでしょう。あのときは、パンクしたらどうやってシェムリアップまで戻るのかを色々考えました。地元のトラックに2ドルくらい払って乗っけてもらえばいいかな?というのが答えです。
★昼間に東京で走る分には、自転車屋さんがたくさんあるので、パンクや故障は全く心配しません。

★また自転車関連で、企画を立ててみます。一生の思い出になる旅でおもしろかったです。
※このページの写真は、出版・教育などで無料でお使いいただけます。許諾に関しては千葉晃までご連絡ください。

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