2010年8月 エジプト・カイロ訪問記(お腹こわしました) 
ピラミッドを見にアフリカまでやってきました。18カ国3地域まわってはじめて
腹痛とそれに伴う発熱を経験。まる一日ホテルで過ごしました。容易ではない旅でした。
少なくとも若い人の新婚旅行にはおすすめできません。

※お腹が通常に戻ったのは、帰国後一週間後でした。

2010年8月2日〜7日

写真と文 千葉晃
▲8月2日月曜、朝6時前に起床。旅行に行くには比較的ゆっくりした朝です。長旅に備え、シャワーを浴び、6:50に自宅を出発しました。吉祥寺あたりはにわか雨が降っていました。こんな遅い時刻の出発では、首都高がメチャ混みと思い気が重かったのですが、笹塚から入ってみると流れていて、一切渋滞ありませんでした。念のため代々木PAでトイレ休憩したところです。このPAの出口では、10tのアルミバンに幅寄せさせられた怖〜い思い出があり、思いっきりアクセルを踏んで流入しました。 ▲成田には8:45、ちょうど2時間で到着。この時間帯にしては上々です。駐車場もすいていました。エジプト航空(以下航空会社の略号=MS)のチェックイン時刻が10:40なので、AMEXラウンジなどでゆっくり過ごして10:20頃から並びました。
空港のパタパタを見ると、もう出発が40分もディレイしているではありませんか!到着機材が遅れたとのことです。ただし、夏ですしもともと早着を予期してディレイにしてあるのかと思います。今回、空港ではマッサージをしてもらいました。
▲エジプト航空 MS965便 ボーイング777-300ER。
機体番号SU-GDM。今日はこの機体にお世話になります。帰りも同じGDMだったので、日本線専用機材のようです。国際線の300型にはキャセイで乗ったことがあるのですが、B-HNQはERではないので、もしかすると今回が300のERへの初搭乗になるのかと思います。マーキングはカッコイイですね。
▲13:25からボーディングが開始されました。2タミの95番ゲートからの搭乗です。乗客のほとんどが邦人。隣はパキスタン航空のA310です。なんと搭乗直前に再度荷物チェック。リュック開けさせられました。こんな厳しいセキュリティチェックもはじめてです。MS便のチェックインやハンドリングはJALさんがやっています。スターアライアンスなのにもかかわらず。
▲777-300ER SU-GDMの40Eからの風景。14:30にぷっrふばっく、16Rより14:51にテイクオフしました。定刻は13:10ですから、1時間40分も遅れ。ただし、コクピットサイドでは飛行時間を予想しているので、遅れても大丈夫だとふんでいるんでしょう。
AVODシステムは最新鋭のもの。画面も大型。ただし、途中で誰かがシートチャットをいじったらしくて、そこいらでシステムがハングアップしていました。私は日本人CAさんにお願いして、再起動かけてもらいました。
▲隠岐島と米子の間のSAPRA(サプラー)のあたりでミールが出ました。ビーフをチョイス。なかなかおいしかったです。というのも確認してみたら、JAL系のTFKさんがつくっているからです。
重要なお知らせ!イスラム系のキャリアですから、お酒のサービスは一切ありません。ただし、持ち込みは可なので、私はヱビスとスーパードライを買って?みました!
▲成田あがってダイレクトtoサプラのようですね。我々はD・E・Gのブロックに座っているので、外は見えませんし、なんとMS便は東京上空でもう「窓のシェードを下ろせ」と指示があり窓側の意味がありません! ▲基本的に地図画面を見ているのですが、映画の知識がほとんどゼロなので、どんなのがあるかな〜くらいは知っておいてもよいと思い、調べてみました。なんと「HACHI〜約束の犬」やっていました。音声無しで見てみましたが、教授が亡くなってもけなげに駅にやってくるHACHIを見て、なんか悲しくなってしまいました!ハチ〜!
▲ちょっと見にくいのですが、日本時間20:42、テイクオフ後6時間でウルムチ上空を通過。それまでは、サプラ〜テグ〜ソウル〜天津〜北京〜包頭〜烏魯木斉のルートです。
そういえば、隣は東洋系のフランス人のお姉さんでした。髪の毛はパンクみたいに染めていて、一見日本人かと思いました。英語も得意じゃなさそうでした。
▲この烏魯木斉上空で、おにぎりともみじまんじゅうが出ました。もみじまんじゅうは、TFKの調達部門にセールスしたんでしょうね。私は営業職の経験がないのですが、営業の人って大変なんですね、持ち込んで買ってもらう訳ですから。
▲烏魯木斉からはバルハシ湖からカザフスタンへ入り、アラル海の北端をかすめ、トルクメニスタンに入らないように、カスピ海を横断してアゼルバイジャンのバクー北部へ。 ▲バクー北部からはそのまま西に飛行してトルコのカルスあたりをめがけます。エルズムスあたりで日本時間午前1時過ぎで、2回目のミールが出ます。
▲ミール。海鮮おかゆ、そば、フルーツなど。おいしいです。中央線の終電が終わりそうな時に、機内でぱくぱくご飯を食べている日本人がいるなんて、滑稽ですね。 ▲日本時間午前2時25分。まもなくカイロ空港へアプローチしているところです。ダマスカス、アンマン、ベイルート、テルアビブなど中東!という地名が並んでいます。
▲午前2時51分、カイロ時間で午後8時51分にカイロへ到着。空港での撮影は禁止されていますので、残念です。他の観光客はばりばり写真撮っていました。新しい第三ターミナルへ。 ▲入国に際して、15USDでビザを買います。シール式になっていて自分で貼ります。パスポート番号も書いて無く、威厳も何もありません。このためにUSDを両替していきました。ドルが安く、レートが86円くらいなので、ドルを持って行きました。
▲空港を出たのが、午後10時頃。40分くらいでホテルへ。それからチェックインに30分、部屋のチェックに15分くらいかかりました。ほっとしたのが、午前零時前。ちょうど家を出てから23時間後になりました。疲れました!
今回選んだホテルは、ラムセスヒルトン。新市街の中心部で便利そうだと思ったからです。
▲☆は4つです。が、内装や清潔さはウランバートルホテルと同じ程度でした。パリスヒルトンが泣いちゃうかも。19階の1929号室に通されました。なんとバルコニーがあって、外に出れます。下も見れます。火災になったら、きっとダメだろうな〜と思いつつ寝ました。冷蔵庫のミニバーに入っていたハイネケンは1缶35エジプトポンド。500円くらいですね。外に買いに行けないので、しょうがなく2缶飲みました。
▲朝のホテルから見たナイル川。左側にちょこっとだけ見えます。下見るとすごい怖いですけど、景色はきれいです。カイロ時間6時前に起床。6:50にピックアップが迎えに来てくれて、ピラミッドなどの一日観光に連れて行ってくれます。HISの旅程書には半日って書いてありました。戻りの時間を聞いたら、やはり7時くらいになるということでした。バンコクに行ったときも同じでした。 ▲ギザ市内のホテルで30歳くらいの若いご夫婦を乗っけて、ピラミッドを見に行きました。忙しくて旅程書なんか読んでおらず、どこに連れて行かれるのかもほとんど知らなかったのですが、こうやって自分の目でピラミッドを見ると結構感動します。
▲今回は珍しく、一眼デジカメを持って行きませんでした。持って行かなかったのは、イタリア以来です。いろいろ読んでいると、バクシーシ(チップ)要求されるらしくて、面倒なので、LUMIXだけにしました。ピラミッドの下からLUMIXで撮影するとこんな感じ。こういう時こそ、いつも持っている魚眼レンズがいいんですけど。ちなみにこっちはクフ王のピラミッド。中まで入りました。よくこんな中に通路と部屋があるな〜と思いました。通路が非常に急で狭く、膝の少し上が筋肉痛になり、2〜3日治りませんでした。 ▲すぐ近くにある、カフラー王のピラミッド。日本語が非常に堪能なガイドさん、モハメドの話によると、こっちのほうが低いにもかかわらず、遠くからみても高く見えるのが不思議だとのこと。こっちのプラミッドは上の方だけ化粧岩と呼ばれてツルツルになっています。ですから、他のピラミッドもはじめは化粧岩に覆われていたのではないか、と推測されているらしいです。ラクダ使いがいて、バクシーシ払わないとおろしてもらえない、という逸話がどのガイドブックにも書かれていました。
▲ピラミッドから車で3分、ガイドさんがパノラマと呼ぶ高台にやってきました。まあ、人の多いこと。ここでもたくさんのラクダが待機しています。朝の出発時は非常に涼しく、東京より涼しくね?と思っていたらなんと暑くなってきました。ちなみに右に見えるちっこいのがメンカウラー王のピラミッドです。 ▲ハイエース大好きな私。カイロ空港からホテルまでも新しいハイエースに乗せてくれました。幅広タイプでなんとマニュアルです!!!がんばれ国際戦略車ハイエース。この国では左ハンドルだけが許されていて、一切右ハンドルの車は走っていませんでした。
▲スフィンクスが見えた瞬間。不勉強でこんな近くにあるとは思っていませんでした。 ▲スフィンクスとピラミッドの近さの関係。ちょいとくぼんだところにあって、おもしろいです。日本人を含め東洋人は少ないです。
▲スフィンクスの鼻が欠けているのは、砲撃の練習に使ったからだそうです。また、もともとはツタンカーメンみたいにあごひげがあったのですが、大英博物館に持って行かれたらしいです。私は見なかったけど。 ▲ナイル川に浮かぶ水上レストランに連れて行かれて、昼食をとりました。ツアーに込み込みになっています。ビールはあったようですが、コーラしか見あたらなかったので、コーラを注文。20エジプトポンドでした。
▲半分ビュッフェになっています。自分でこれだけとってきましたが、これのほかに一皿ケバブ類がついてきました。コカコーラゼロもオーダーできます。 ▲このお店の駐車場に、私の叔父が約30年前くらい(昭和52年頃?)に乗っていた日産サニーを発見。すごい懐かしかったです。エアコンなかったですね。
▲次にムハンマド・アリモスクに連れて行かされました。トルコ風の様式だそうです。 ▲中はこんな感じ。ジュータン、シャンデリア、メッカ方面に階段がありました。ここは写真撮影OKでした。
▲モスクからの眺望です。カイロ市内が一望できます。夜はきでいでしょうね。 ▲続いてハン・ハリーリ市場へ。ここを歩くと「ニーハオ」「カンカン(看看!=見て見て)」と言われます。中国人じゃないのに(怒)。特に欲しい物はありませんでした。値段の交渉が面倒ですし。
▲ここでネコちゃん発見!子猫です。たぶん兄弟。ここでカメラを構えていると、ガイドさんから言われました。ちょっと離れたところにいる警官から、「そこ警察署の敷地だから、じろじろ見るな!」とのことだそうです。それとは知らずに失礼しました。ちなみにアラビア語でネコはオッタと言います。 ▲最後はエジプト考古学博物館。ここもゆっくりまわれました。カメラは入り口で預けます。心配なので、SDカードだけは抜いておきました。もう一組の若いご夫婦のも一緒に預けました。なんと中にはツタンカーメン君の黄金のマスクがおいてありました。結構すいていて、彼とじっくり目を合わせました。
▲ホテルの前の橋からナイル川に沈む夕日。これはなかなかキレイでした。ただし、この橋にたどり着くまで、横断歩道がなく道路を渡らなくてはならなず大変でした。コツは、車の流れが滞りそうな地点を探して渡ることです。 ▲夜はラムセスヒルトン内にあるインド料理店「マハラジャ」で食べました。190エジプトポンド(3000円くらい?)のコースを食べました。うまかったです。サラダは食べきれませんでした。ダイエットしてから胃がちっちゃくなっていて、すぐに食えなくなってしまいます。
▲ラムセスヒルトンの朝食。朝は11時までやってます。基本的に毎日同じ。コーヒーはぬるい。食事を温めるのに石油を使っているので、ちょっと石油の香りがします。だけどおいしい。マンゴージュース、オレンジジュース、ハイビスカスジュースもあります。 ▲今日は家内のお腹が調子が悪いとのことで、NHKの国際放送などを見て過ごしました。夕方涼しくなったので、歩いて酒屋やスーパーまで行きました。酒屋でビール5本買って、37エジプトポンド、500円強といった感じでした。酒屋に行かないとビールは買えません。この日は夕方に、私一人でカイロマリオットのほうまで歩いて終わり。
【下痢と腹痛、そして発熱との格闘】
悪夢は入国から3日め水曜日。昨日と同じように朝食を食べて、午後も部屋でゴロゴロしていたところ、なんと調子が悪いではないですか。お腹も痛く、下痢をし始めました。そうこうしている間に、身体がだるくなって、発熱してしまいました。
夕方5時くらいがピークで、「このまま日本に帰れるだろうか?」と思ったくらい。今まで18か国3地域に出かけましたが、外国で腹痛になり発熱したのは初めてでした。どうしようもないので、持参していた抗生物質のケフラールを自己処方。4時間くらいの時間をおいて飲みました。

要するに3日目の水曜日の正午から、4日めの夕方までまる一日以上、断続的に寝ていました。嘔吐や吐き気はなく、たまにみぞおちがきゅーっと痛みます。便は液体化しています。ただし、トイレに何度も駆け込む、ということではありません。

色々な本を読んだりしたところ、どうも水らしいです。カイロの浄水施設のクオリティが低いとのことです。ホテルで飲食した全てがダメみたいです。味噌汁もおいしくて3杯くらい飲みましたがそれもダメ。ミネラルウォーターも硬度が高く疑われます。ビールやコーラも疑われて、飲食物全てに対して疑心暗鬼になりました。
 お腹がゆるい状態は帰国後もずっと続きました。同時に10分ごとくらいに、みぞおちが差し込むようにいたいです。家内も全く同じ症状でした。帰国は8月7日土曜日。通常のおなかに戻ったのは8月14日でしたので、まるまる1週間大変な状態でした。ただ、何か飲んだり食べたりすると、通常よりおなかが早く反応するようで、それ以外困ったことはありません。トイレの回数は多くなります。
▲はじめはアレキサンドリアあたりに行こうと思っていたのですが、無理でした。やっとテレビを見れるようになったのは、帰国日の金曜日でした。朝テレビを見ていたら、パーソナリティーの女性がキレイで思わず撮影してしまいました。イスラムの女性はアイライン、強めに入れています。 ▲最終日の朝日がこのカイロの街に登ってきました。夏時間なので、6時半くらいに明るくなり、午後7時半に日没を迎えます。繰り返しますが、朝は涼しいです。
▲12時にチェックアウト。昨晩からホテルでお湯が出ません。私は国内外、本当にいろんなホテルや旅館に泊まりましたが、熱くないお湯を浴びたのは生まれて初めてです!よく外国語会話集で「お湯が出ません」というフレーズが例文で載っていますが、そんなの21世紀にないよな〜と思っていましたが、ここでやっと出会いました。2時間は、ラウンジで過ごしました。水たばこ吸っているばかり。マツコデラックスかと思う、太ったおカマのおじさんもいました。
まだお腹が緩いので、ビオフェルミン2錠と下痢止めストッパを飲みました。トイレへ駆け込むという腹痛はありません。
▲14時少し前に、ピックアップがやってきました。今日は金曜日でイスラムの休日。道路も非常に空いていて、クラクションの音すら聞こえません。
 30分くらいであっさり空港に到着。ガイドさんがチェックインを手伝ってくれました。
私は通路側大好きなので、777のコンフィギュレーションの絵を書いて、「ココ!」と示しました。それでも「window seat?」と窓口氏は言ってくるので、ガイドさんにアラビア語で言ってもらいました。そしたら、私も家内も両方通路側にしてくれました。それも非常に楽です。
▲空港は撮影禁止なので、撮影しませんでした。私は免税店で家内と一緒に化粧品見たり香水買ったりして過ごしました。17:10にゲートG5からボーディング。シンガポールのチャンギと同じ、直前にセキュリティーチェックがあり、隔離されるタイプの空港でした。レベルは高く、開封されているペットボトルは預ける。ただし、空港で買ったビールはOK。というセキュリティー。ただしチャンギと決定的に違うのは、セキュリティーを受けた後に、トイレがあることです。 ▲シップは定刻の18時(日本時間の午前零時)にドアクローズ。エマージェンシー・エバキュエイトの説明の途中で、突然ローリングテイクオフとなり、CAさんも「えっ?もうテイクオフ?」みたいな顔をして急いで着席していました。18:17北東に向かってテイクオフ。1回目のミール。チキンはなくなっていて強制的に牛の肉。ご飯は、飯盒炊さんで失敗したときのようななんともいえない食感。肉の角切りもかなり大きくて、食いちぎるのに一苦労。入れ歯の人は大変かも。カイロ空港のケイタリング会社の食事はあまりおいしくないです。水はトルコのものでした。
▲さてさて、カイロを飛び立つと、往路と同じように地中海を飛びバクー北部を目指します。カスピ海を横断します。 ▲テイクオフ4時間ちょっと過ぎくらいの位置。もうアラル海を越しています。
▲成田−カイロ間の中間地点は烏魯木斉と思っていいでしょう。そこからは左右にデビエートして北京。 ▲何かのリストリクションエリア(制限空域)があるのか、北京からいきなり天津へヘディング・サウス。
▲着陸2時間前に777-300ERのシーリングライトが点灯しました。点灯の仕方が格好いい!徐々に徐々に蛍光灯が明るくなるようにできています。ミールはオムレツとソーセージ、そしてポテトです。今まで、国際線に何度も乗っていますが、あまりおいしくないものでした。 ▲口直しに・・・・家内が「カワイイのやってるよ」と教えてくれました。なんとシマリスのCG映画映画「アルビン/歌うシマリス3兄弟」が放映されていました。とってもカワイイ!女の子のシマリスがFedExの袋から出てくるのもとってもよかったです。うちにこんなのこないかな〜?HACHIももう一回見ました。
▲ソウルからはサプラ、ミヤヅ、河和VORTAC、房総南海上からアプローチしていました。密かに北回りを期待しましたが、ダメでした。南風が吹いているので短い方の16Lにランディングしました。日本は緑がキレイな国です。アプローチの時にそう思いました。 ▲美保の松原が見えました。私は窓側じゃなかったので、ラバトリーに行ったついでに、非常口ドアのシェードを開けて撮影しました。ちょうどドアの3人全員が寝ていました。
▲いやーロングフライトでした。11:13分に16Lにランディング。お疲れ様でした。この時間帯は到着機もないので、バッゲージも比較的すぐに出てきました。ただし、バッゲージクレイムのトイレには、MS便到着後走って行く人が見られました。私は首都高渋滞で腹痛になるのが怖いので、念のため行きましたが、隣のおじさんも、トイレで「同じような音」が出ていて、あぁみんなお腹の調子悪いんだな、と思いました。ちなみに、隣に座った50代後半の夫婦も、ダイビングにシナイ半島近くまで行ったのですが、やはりお腹壊したと言っていました。 ▲12時に成田空港を出発。首都高の葛西JCTで事故とのことなので、葛西ICで降りて江戸川、江東、日本橋、大手町、桜田門、半蔵門、四谷、新宿西口、方南通り経由で武蔵野に到着しました。到着したのが14:30分でした。
土曜日の昼にしては成田から2時間半でこられるのは、まずまずだと思いました。
 エジプトに行くのには、下痢、腹痛覚悟で行かなくてはならないことを改めて思いました。2回目行くときはもうならないんだろうか?免疫ついたかな?
※PS:ラムセスヒルトンホテルの下のTシャツ屋。ちょっとぼったくり。Tシャツ100ドルと言ってきました。高いから25ドルだったら買うと言いました。その次、どうしてかわからないけど148エジプトポンドで売る、と言われ、それだったらOKしました。その場で柄をシャツの色を選んでプリント。 次に、私の財布から1000円抜かれました。何すんのかな〜と思って見ていたら、しまおうとしていたので、返せと言って返してもらう。安くしたから使えない日本の100円硬貨2枚をポンドに換金しろとのこと。しょうがないから5ポンド払って交換してあげました。10ポンドといわれましたが、ダメと言って押し切りました。ホテルの店も信用ならん!(怒)
※PS2:エジプト航空について。酒出ないなんて〜!と思ったのですが、酒出ないから余分な水分を出す必要がありません。ですから、トイレが混みません。 キャセイや日本のキャリアだとミールが出た後にトイレ混みますよね。それが無くて、トイレが近い私にとっては思いの外よかったです。
※PS3:カイロ空港のターミナルでのお土産について。出発間際で日本人がたかっているところのおみやげ屋さんはどうも2社が競合しているようだ。通常の心理状態だと、奥側にある包装のしっかりしているSADDIK社のを手にしたい。そうすると、横から「あれシリアのだよ」とアラビア語なまりの日本語で声をかけてくる。ピラミッドの形をしたチョコレートやらを買えと言ってくる。
よくよく吟味していろいろ買ってみる。うまくなくて最悪なのが、正方形なやつ(左上)。堅いキャラメルのようなもので5USD。日本人の口には合わない。四角錐のピラミッドのやつ(写真下)は、ドイツ製のチョコが入っていました。DEって書いてある。
まともなのシリア製のSADDIK社のやつ(右上)。包装もしっかりしている。私はアプリコットケーキが好き。カイロの空港で悩んだときに参考にしてください。
2010年8月9日 Updated
2010年8月31日 補訂

 旅のもくじへ

トップページへ