2008年12月 香港 B級グルメの旅
今年3回目の香港。本年を締めくくるべく、ホテルのレストランで食事をしない「B級グルメ」の旅をしてみました。
2008年12月26日〜29日


写真と文 千葉晃
▲代々木PAにて ▲代々木PAから新宿方面を見る なかなか洒落たPA
【第一日目 12月26日】
 11月上旬に、カンボジアのアンコールワットに行こうと思い、HISでチケットの手続きを試みました。バンコクまでは行けるのですが、そこからシェムリアップに行くエアーが満席だということであえなく断念。ロスアンゼルスか、大陸中国のハイナン島あたりも候補に出ましたが、今回も香港に行き先を決めました。今年3回目の香港になります。エアーは話題の羽田発着便でもよいかと思いましたが、ツアーではないので午前1時頃に入国しても向こうで困りそうなので、成田発着のJLで一旦予約しました。9万くらい。その後HISから電話があり、安いCX便で空席ができたとのこと。約7万円のそちらにしました。
 12月26日、いつもの仕事の時間に目が覚めてしまいました。たまった新聞(読売、日経、日経産業)などを見て、部屋を片付け9:15に車で出発。井の頭通り→環八で高井戸から首都高速に入ろうと計画していましたが、FM東京の交通情報で3号上りは三鷹から渋滞とのことで、瞬時に判断。そのまま井の頭を走って初台から入ることにしました。 12月26日午前8時の練馬アメダス 南の風1m、2.8℃。
今日は日付の関係から、年末の最終金曜になっているようで、一般道の交通量はやや多め。9:52に首都高3号線に入ったら非常にスムースに流れていてラッキーでした。初台の右車線から入ると、警視庁特科車輌隊の大型レッカー車(塗色は緑)がいて、それに追従して走行。代々木PAでトイレ休憩となりました。あまりここで下りたことないですが、カフェーみたいなのがあって都心のオアシスっぽかったです。

 その後、信濃町あたりで渋滞で停止。四谷のニューオータニのところで左車線に入り、大手町(この3月まで仕事をしていた職場の前)を通り湾岸線に。最初は京葉道路で行こうと思っていましたが、表示板が赤くなっていたので、箱崎から湾岸にリルートしました。東関道までは非常に風が強く、吹き流しが真横に流れていて、何度かステアをとられました。
午前10時の東京(大手町)、1011.1hPa 、 5.3℃、露点-10.9℃、 蒸気圧2.7hPa、相対湿度 30% 北西の風7.8m/s。
キャセイは12:45からチェックイン開始 ▲2タミのお店でサラダオムライスを食べました。1300円くらい。味は乾燥ガーリックがきいていてまずまず。2分で食べ終わった・・・。
 成田空港には2時間とちょっとで到着。11:25に2タミ(第二ターミナル:手前と呼びます・・・)の駐車場でエンジンを停止させました。ここでHISの窓口でEチケットをもらい、昼食。オムライスみたいなのを食べました。ここで驚いたことが。となりにいた、おばさんと学生3人のグループ。一人が持ち込みでお寿司を食べていました。マナーなってないなぁ。

 12:20に食事のカードで会計を済ませ、キャセイのカウンターに並びました。もう10組くらいいました。 チェックインで右側の窓をリクエスト。窓口の姐さんは「羽にかかってもいいですか?」とのことで、アクセプトしました。
 13:05にチェックインが終了し、すぐに出国。北側の入り口には行列ができていたので、南側に移動。すんなりセキュリティーチェックが済みました。ここで前代未聞のことが。出国審査場がガラあきで誰もいません。家内は並ばずして審査。私は家内の後に続いたので一人だけ並んだことに。こんなことははじめてです。そもそも15時台に成田を出発する航空機は4機だけしかありません。両替もすませました。今回は両替レートがよく、夏は16.52で1万円で620HKDしかこないのに、14.15で706HKDも来ていました。円が強いんですね。10000円で1200円(1食分?)くらい得したことになるでしょう。
 出国後、いつものように200円払ってマッサージチェアで体をほぐし、ビールを飲みました。スーパードライとキリンゴールドを。
▲成田のパタパタ これを見るといつも目移りしてしまいます。JOの728でデンパサールに行くのもいいなぁ。 ▲往路のシップ A330-300のB-HLOが折り返し便で到着
奥に見える煙突、アップダウンウオッシュ(煙が真横にたなびいている状態)になっています!風強いんですね。
14時の成田アメダス、5.6℃ 西北西の風9m/s。11時〜13時までは10吹いていました。 テイクオフ時の15:40の成田アメダス、4.5℃、西北西の風8m/sに。
▲Eチケットとなっており、もぎりもされない。親指のところのバーコードで機械に読ませています。 ▲15:03に85番ゲートからボーディング。サテライトなので、トラムに乗りました。キャセイは香港の規則からか、ここでの搭乗時にも旅券確認がありました。
▲東京上空へ 右窓から広角で撮影 夜はもっときれいです。
▲太陽高度が低く、建築物の影で陰影がくっきり。
▲代々木公園、新宿が右窓からはっきり見えます。 ▲9割がたの搭乗率
38000ftで飛行 対地速度は600km台しか出ない! ▲日経産業新聞を読みながらカールズバーグを飲みます。
 以前、成田香港便はドラゴン航空(KA)も飛んでいましたが、同じスワイヤグループに吸収されてしまい、すべてがCX便になりました。
 15:25にプッシュバック。キャセイ549便は15:37に短い方の34Rからテイクオフ。フルスロットルになったとき(だいたい集中して外を見ています!)、家内から肩叩かれました。何事かと思うと、なんとモニタから前方が映っているとのこと。すぐにそのチャンネルに変更。
そういうサービス、日系エアラインだけだと思っていたので、知らせてくれて感謝。ブロックアウト後、本当に短い時間でテイクオフしました。こんなにスムースなのもはじめてです。たぶん向かい風が強く、アライバルまでのスケジュールに余裕がないから急いでいたのでしょう。離陸後、ライトターンで高度を稼いでいました。45Kはラバトリーにも近く快適。真後ろのラバトリーは2台ありますが、1台の手洗い水が出なく、使用禁止に。
 航空路は、セントレア(KCC キロ・チャーリー・チャーリー)、高知(KRE キロ・ロミオ・エコー)、鹿児島(HKC ホテル・キロ・チャーリー)、台北(桃園 HLG ホテル・リマ・ゴルフ)、HOTEL(ホテル)、ELATO(エラート)、香港。トラフィックが多い夕方のCX505だと、横須賀のVOR/DME(HYE ホテル・ヤンキー・エコー)まで引っ張られることが多いようですが、明らかに横須賀まで飛んではいません。フライトレベルはずっと38000フィートをキープ。「コトコト」程度の揺れがありました。またジェット気流が非常に強く、鹿児島頃までは対地速度660km/h程度しか出ていません。高層断面図で当日のデータを確認すると、八丈島上空の4万フィート周辺では180ノット(時速300km弱)の強烈なジェット気流が吹いています。
 ミールは45Kに来るまで魚しかなくなっており、しょうがないので食べます。ちょっと川魚っぽい白身のボイルでした。家内が残した白ワイン、私がチョイスした赤ワインを胃袋に流し込みます。かなり飲んでいるので、家内から酒臭いと言われました。。。
▲ミールは、なんと白身魚しかなくなっていた・・・。CAさんが「申し訳ありません、牛肉がなくなってこれしかないんです・・・」と、ガーっと英語で説明して置いていきました。 四国上空16:47 向かい風なんと325km/h 氷点下53℃!ワイオミング大学のwebで確認すると、午後9時の潮岬200hPa面(11950m) -53.9℃、280度から173ノット(278km/s)、データほぼ合致しています!
 今日のシップはB-HLO、A330-300。キャプテンの名前はロン・スミスさん、イン・フラトサービス・マネージャーはアネッサさん。CXではパーサーと呼ばないのですが、職位名がぱっと思い出せました。 8月にNRT−HKGをフライトしたときは3時間39分のフライトタイムでしたが、それとは比べものにならない位の4時間56分もかかり、19:28に南側からの07Lにランディング。19:34にブロックインしました。
▲香港に近づくにつれ、ジェット気流の軸から外れ、向かい風は135km/hに。ワイオミング大学で再び確認すると、鹿児島の200hPaは148ノット、石垣は72ノット、香港は78ノットでした。 ▲入境(入国審査場) 今晩はそんなに混んでいない模様。ここまで来ると、「あ〜、また香港に来たな〜」と感じます。
少し早歩きで入国審査場へ。いつもより少なめかなーという感じで、香港時間8時ちょいすぎにバッゲージクレイムへ到着。荷物をとって、すぐに機場快速へ飛び乗りました。今回は、青衣(ツィンイー)で乗り換えるため、手前までしか切符を買いませんでした。二人で90HKD。香港まで行っちゃうと100ずつHKD取られます。 青衣(ツィンイー)でMTRに乗り換え、ライキンでももう1度乗り換え、尖沙咀(チムサーチョイ)まで。最後は地下道を歩き、泊まりなれたインターコンチネンタル香港へ。部屋に到着したのは現地時刻9時20分頃でした。通された部屋は512。まあまあ広い部屋。5階は禁煙階です。タバコは勘弁して欲しいですから。
▲インターコンチネンタル香港 512号室 ハーバービュールーム ▲インターコンチを後に、歩いて夜の尖沙咀へ
▲厚福街(ハウフッガイ)の桂記雲呑麺へ ▲雲呑麺、うまかった。青菜の湯がいたやつは9HKD。
結構おなかがすいたので、尖沙咀へ繰り出し、厚福街にある茶餐廰(チャーチャンテン)の桂記雲呑麺へ。二人で50HKDでした。 セブンイレブンで、私が「世界一うまいビール」だと絶賛するカールズバーグ・スペシャル・ブリューなどを購入。  インターコンチ香港の1階ロビーのバァで、マルガリータを頼んで飲みました。眠くなったので今夜は早々に就寝。
マルガリータ 1杯1200円くらい。マティーニは、いろんなパターンがメニューに記載されていました。 ▲インターコンチネンタル香港 512号室からの景色 とりあえず満足
【↓ここから第二日目 12月27日】
▲朝ベッドから起きるとこんな感じの景色が。湾仔(ワンチャイ)コンベンションセンターが見えます。 ▲512号室から中環側を望むパティオルームの芝生がきれいですね。連れてきた「11ぴきのねこ」と「ピンキー猿」も大喜び!
▲黄大仙(ウォンタイシン)へ 本殿が工事中で臨時社殿ができていてごったがえしていました。線香の火、危ねぇなぁ。 ▲タクシーで九龍寨城へ
翌朝9時頃起床。天気はあまりよくありません。まあ期待はしていませんが。今日は黄大仙へもう一度行ってみました。なんと、ご本尊が工事中でいつと参詣ルートなどが変わっており、人でごったがえしていました。みんな火のついた線香を持っているので、危なっかしくてしょうがありません。
家内の肩には線香の灰が落ちていました。そこから旧啓徳空港の跡地をみるためにタクシーで九龍塞城公園まで乗りました。ここは、昔日本から来た海賊にやられないための要塞として機能していたところだそうです。
公園の北側まで歩いていって、チェッカーボードの丘(?)と思われるものを見に行きました。チェッカーボードとは、カイタック空港の北側が山になっているため、ILSのような直線的な着陸ができないので、その目安にする赤白のマーキングのことです。後で調べたら、もう少し北側だったみたいで、私が見た丘はチェッカーボードではなかったようです。再度チャレンジする必要が出てきました(ちょぃと残念)。
 その後、歩いて九龍城まで。昔の町並み、そして尖沙咀では少なくなった汚い張り出し電飾看板をみながら歩いてみました。とうとうカイタック空港の跡地をこの目で見たので感動!
▲九龍城の街並み 啓徳空港跡地 空港へ向かう高速道路の分岐
▲妹記生滾粥品(ムイゲイサングワンジョッピン) ▲豚肉団子と牛肉の粥 うまい!!
啓徳空港のホテル前からタクシーでMTRの旺角(モンコック)駅まで乗っけてもらいました。15分弱。50HKDだから600円ですね。11月からタクシー料金が値上げされたのですが、どうもメーターが新料金に対応していなくて、換算表をみながらということでした。正味43HKDくらいだったのですが、50HKDしかないので、出してみました。で、おつりくれるのかな?と思ったらチップにとられました。まあしょうがないですね。
 今度は裏グルメの本に載っている、花園街市(ファーユンガイシィ)マーケットへ。ちょうど沖縄の牧志公設市場のような感じ。1階は肉、2階は野菜が売っていました。そんでもって4階に行くと食堂。そこのおかゆやがうまいらしいので行ってみました。
日本人とわかるとすぐに呼び止められ、日本語のメニューを持ってきてくれました。私は牛肉と魚の団子入りのおかゆを食べました。例えばJL(日本航空)の東南アジアからの帰りの便に搭乗するとおかゆが出てきます。あれってあっさりしていて腹持ちがよくないのですが、これは違う。塩気がきいていてすごいうまかったです。私は猫舌ではないので、熱くて口の皮がはがれました。
 続いてコーヒー屋でエッグタルトを買いました。日本だったらきっちりと箱に入れてくれますが、こっちはビニールに入れられます。非常に合理的になっているのがおもろいところ。
花園街市(ファーユン ガイシィ)の入り口 香港慣れしていないとちょっと入りづらいかも。  ▲金魚街
カラフルな金魚たちがビニールに入れられて販売 ▲新世界中心前に「JC5」というナンバーのフェラーリが駐車されていました。ジャッキーチェンのかな?これこないだもここに停まっていたんだよな。
▲スターフェリーの下段へ いつも下段 上って乗ったことないな。 銅羅湾にある彩雲南(チョイワンナーム)
帰りに、ペニンシュラのモールに寄ります。またまたTANGというお店でハンコを作ってもらいました。私はいつも仕事でハンコを使用するので、最も安い300HKDのやつを買いました。部屋に戻ってビールを2本飲んでちょっとまったり。 
 尖沙咀にある足つぼマッサージの店で、足だけやってもらいました。生まれて初めてのマッサージで、寝てしまいました。そんでもって、また裏グルメの本を頼りに、香港島側の銅羅湾(トンロワン/コーズウェイベイ)まで。そこにうまい雲南マイシンの店があるとのことでやってきました。最初中環からトラムに乗ろうと思ったのですが、すごい混んでいるのとハッピーバレー行きしかこなくて、地下鉄で行くことに。17:40に銅羅湾(トンロワン)駅、歩いて17:55に店の前まで到着。電気消えてて暗いから廃業しちゃったのかな?と思いましたが、ちゃんと6時きっかりに扉が開きました。もう一組、広東語の老夫婦が待っていました。英語、広東語、日本語混じりでテキトーに頼みます。
 雲南系の顔をしたおばさんはコミュニケーションとるのがなかなかうまい。私は黄金チャーハンを頼みました。黄金のツブツブが入っているんです。おそらく卵の黄身をどうにかしたもの。最近気づいたことですが、私は意外とチャーハンがすきらしい。今まで、日本でもマカオでもかなりチャーハンを食べてきましたが、この店がいっちばんうまかったです。
 帰りもトラム激こみ。中環になったらやっとすいてきました。天星小輪(スターフェリー)でホテルへ戻ります。
とにかく8時までに部屋に帰って、部屋からショーをみなくては。今回の512は、すごい広い部屋ではありませんが、ちょうど中環のところを向いているので、一番大好きな中銀大履ビルが真っ正面に見えます。個人的には好きな部屋です。
 この部屋1泊5万円くらいします。が、昼食はなるべくお金かけないで、冷凍ご飯を持っていて職場でお茶漬けにして食べています。こんなふうに節約している結果なのです。
▲この黄金炒飯がうまかった!!家内は米線(マイシン)を食べていました。 ▲トラムで中環へ戻ります
▲大好きな中国銀行ビルを望む 年末の最終土曜日ということですごい人
▲このオリンピックのトーチってIBMがデザインしたの知っていますか? シンフォニーオブライツ 今日もまた見ました!
▲夜、ちょっとだけ外へ繰り出しました。韓国風のイカ焼の匂いが漂ってきます。 ▲新世界中心の蒼いイルミネーションの樹木
▲今晩もまたバアで テキーラサンライズ こりゃジュースだわ。
今晩はまたインターコンチのバアでテキーラサンライズと一番安いアルゼンチンの赤ワインを飲みました。やすいといっても80HKDなので、1000円くらいですね。 アルゼンチンワインについて、私はいつも300円の瓶ワインを飲んでいるので、それから比べるとうまい!濃い!水で薄まってない。
【↓ここから第三日目 12月28日】
▲インターコンチでは、ファッションチャンネルというチェンネルをよく見ています。奇抜なファッションショーとか「こんな化粧で街歩けっか?」というようなモデルさんがずっと映っています。 ▲今回参考にした香港女子的裏グルメ(井上千恵著 世界文化社刊)。家内が買ってきました。
▲ホテルの前を通ると結婚式すごいたくさんやっています。12月がシーズンなんでしょうか。インターコンのグランドスタンフォードの前でキティーちゃんのぬいぐるみがくっついているポルシェ・カイエンを発見。かわいいので撮影。 ▲となりの日航ホテルでは、お昼だというのにもうカップルが出てきていました。とすると披露宴は10時からなのかな??

翌朝は10時頃起きました。今日はこれから、香港歴史博物館へ。いつも行こう行こうと思ってなかなかいけなかったところです。

新世界中心から外へ出て、昔はなかったシャングリラのほうへ抜ける陸橋と公園を通り、グランドスタンフォード、日航ホテルを経由して歴史博物館へ。結婚式シーズンなのかお嫁さんたくさんいました。
▲香港歴史博物館へ ▲中はこんな感じ 意外と充実
歴史博物館の入館料は10HKドル。今回は音声ガイドを借りました。これも10HKドルだから、たった120円くらいです。今まで、どこの国の博物館に行っても英語でみていましたが、やはり日本語で話を聞くとわかりやすいですね。 全部見回るのに2時間弱かかりました。おもしろかったのは、アヘン戦争の不平等条約のレプリカがあったことです。これはロンドンと、台北にあるとのことでしたが、おそらく故宮にあるんでしょう。国民党が持ってきたんですね。
▲アヘン戦争後に結ばれた南京条約のレプリカ ▲日本が香港を占領していた証
香港最後のイギリス総督 パッテン総督の絵 唯一麺家(ワイヤッミンガ)のスープ餃子
見終わって今度はまた裏グルメの本を見ながら餃子屋へ。尖沙咀の奥までやってきました。上海雲呑の店で水餃子を食べました。なかなかうまい。北京餃子も2個食べましたが、これが結構おなかにたまります。部屋に戻って3時半。 少し休んで、また尖沙咀へ。最後の晩は、ワンタン屋へ。私は魚団子入りの細麺をチョイス。ここのおっさんの声がすごいでかくて響いています。広東語がきけてよいですが。帰りはセブンイレブンでワインなどを購入。カベルネのワインの小瓶が38ドルということで、400円くらい。ちょっと高めかな。
▲有名なチャイラン氏も訪れたことがあるようです。 ▲この店も尖沙咀の厚福街にあります。
今回、気付いたことは、香港の的士(タクシー)。通常はクラウンコンフォートだけだったのですが、なんとコンフォートではない高級タイプのクラウンが走っていたことです。 このクラウンにはブレーキランプが2連点灯と3連点灯の2種類が東京では走っています。ここ香港では2連点灯タイプが走っていました。これも家内に言ってもわかってくれないので、悶々としていたので、ここで書き込みます。セドリックも2台見ました。
▲鶏蛋仔(ガイダンチャイ)という、ホットケーキみたいな味の食べ物 ▲11HKD払うとこんだけくれます。結構うまい。店のショウケースの上に扇風機が置いてあって、他のお客さんから広東語で「こうやって冷まして食べるのヨ!」と言われました。
▲夜は鶏記(ガイゲイ)という店で魚団子のスープを Carnavonロードにあります。
▲久しぶりに海港城の海洋中心へ。クリスマスの飾り付けすごかったです。 ▲スターフェリー乗り場にある、ケーキ屋さんで再びフルーツタルトを食べました。1個10HKD。120円くらいで結構うまい。
▲私が見る今年最後のシンフォニーオブライツ ▲曇っているほうが好きです。
今日も最後にシンフォニーオブライツをみました。やや煙っています。いろんな人の香港旅行記を見ると、シンフォニーオブライツは晴れている日がよいとの記述が多いのですが、私は、曇っている日の方がレーザーやライトが雲に反射してきれいだと思っています。 夜は、ビール、ワインを部屋で飲みながら、インターネット(158ドル)を接続してメールを書いたりしました。結構早めに寝ました。もう一つ今回気付いたのは、左から3つめのCentral Plazaからレーザービームが出ていなかったことです。そのかし、おそらくSun Hung Kai Centreからレーザーが出ていました。どうしたんでしょう。メンテナンス中なのでしょうか??
【→ここから最終日 12月29日】
▲シュレックやっていました。このウルウルする猫、キャラ好きな人は、みんな好きなはず!ずっと気になっていたので、ネットで彼の名前を調べてみたら、「長靴を履いた猫」となっていました。名前ないのかな?そういえばトラ猫なんですね。 朝起きると、スタークルーズが横切っていきました。結構絵になりますよね。
▲アベニューオブスターズのところ、上半身裸で走っていた人いました。日本人っぽい。私もここでジョギングしたいのですが、シューズ持って行くの面倒なので、いつもできずじまいです。 ▲いよいよ香港を離れます。スターフェリーはこの席が「穴」です。乗り降りも楽、景色もよい。
最終日の朝、9時に起床。到着してからずっと曇りや雨だったので今日は少しは天気がマシです。晴れています。シャワーを浴びて、着替えて出発。インターコンチから機場(ゲイチョン/空港)まではいろんな行き方があるので、どうしようかと思案。

ネットで調べながらあれこれ検討。そしたら機場快速の香港駅で荷物預けられることが判明!それで青衣まで行けば、安くいけるのではないかと思い、チャレンジ。インターコンチ512号室を11:50に出ました。チェックアウトの時間なので、結構人が並んでいます。10分弱待ちました。インターコンチにしては珍しく並ばされました。
歩いて、天星小輪(スターフェリー)まで。いつものように2等へ。私は絶対アッパーデッキにはのりません。席あいてるかなーって、左右みないで、乗ってすぐのロングシートに座るのが鉄則です。
中環の香港駅へ。「おーチェックインできるぜ!」と思ったら、オクトパスカードで「ぴっとやれ!」というゲートがあり、なんと100HKD(1200円)とられました、、、。私はけちって、東湧線で行こうと思ったがそうはできないみたいです。いったんゲートを出るので、課金がどうなっているのか一瞬心配になりましたが、うまくできていて一安心。チェックインカウンターで並んでいたら、ファーストクラスのカウンターから手招きされ、ちょっとだけよい気分になりました
今日は香港駅でチェックインします。機場快速の香港寄り1号車は荷物車になっているようで、そこに入れるみたいです。よくできていますね。 ▲そのほうが早めによい席が取れるし、荷物持って空港まで行かなくて済みますから。
▲中環の蓮香楼(リンヒョンラウ) ここだけ行けなかった。 近くにある餃子園へ移動
今度は最後に、点心屋に行くことに。裏グルメの本には中環から歩いて5分と書かれていましたが、面倒なのでトラムに駅2つ分乗りました。ここでマイナートラブル。私はさっさと降りましたが、家内のオクトパスカードがマイナスになって降りられなくなっていました。私のオクトパスをかざしましたが、運転手さんが「2回かざすのはだめなんだ!」、とのこと。それでとっさに2HKD財布から出して払いました。小銭もっててよかった〜。 有名な点心屋にたどり着きました。細い方の坂道を上がっていくのです。店内に入ったら、すごい混んでいて、香港居民のかたたちに迷惑をかけそうなので、退散。方針を変えて、餃子屋へ行くことに。8人卓のところへ押しこまれました。香港は相席は当然なので、私もなんとも思いません。餃子屋なのに、私はなぜか鶏肉かけご飯を「ロ尼個(ニーゴー::これちょうだい)」と広東語で言ってチョイス。家内は餃子。それに春巻とお茶。お茶はたった3HKD。おばちゃんとおじちゃんはなかなか愛想がよく、満足。
▲ここってプロジェクトAで、サモハンキンポウが丸太の上で取引するとこでしょうか??これもご存じの方教えてください! ▲キャセイのCX508 東京行き最終便 777-300 B-HNQ 
機場快速に乗って、香港を後にしました。荷物がないので楽。また、早い時間にチェックインしているので、よい席が取れます。よいことづくめです。チェクラップコック空港に到着したら、そのまま出国のところまで行けばよいので。今回変わったのは、出国ゲートのところでパソコンを使用して確認が行われていたことです。 出国審査で並んでいる人はいつもより多め。審査が済み中に入ってみると、私が並んでいたセキュリティの先頭に韓国人女性がいました。バッグのなかに靴とかあやしい傘みたいなものを大量に持っていたので、何度もスクリーニングされていて時間がかかりました。
▲777-300右側最後尾の席です ここは快適 シートテレビでお腹の下のカメラから前方が見えます!
さて、おみやげ。夏に香港に行ったとき、職場の人に堅いマンゴーケーキを配りましたが、あんまり評判がよくなかったようで、今度は違うものにチャレンジ。
免税店でオムの香水を買ってみました。香水たくさんテストしたので、鼻がラリっています。

今日のキャセイのゲートは69番。本当に一番奥。電車を使わないで、ずっと歩いていったので、結構疲れました。ゲート前についたのは15:40。そこでカフェラテを飲んで、顔を洗って、16:05にボーディング。年末この時期の上り便は通常すいています。この便もしかり。
機外風景が映るテレビ、通常はランディングギアについているパターンが多いです。A380は垂直尾翼にもついているらしい。この画面、なんでお腹の部分も映っているんだろう?と考えてみました。おそらくギアがおりているかどうか確認するためのものなのだと思います。そもそも777-300はでかいので、GMCS(Ground Maneuver Camera System)というカメラが設置されています。それのおこぼれを我々は見ているだけなんだと思います。アプローチに入ると、街の明かりが機体に反射して、結構きれいです。ランディングライトがついていること、ギアダウンの瞬間も見れて、感激します。
▲エンルートはずっと雲海 ▲台湾上空で夜のミールが出ました
CX509はA330というシップスケジュールになっていましたが、なんと777-300にシップチェンジ。「うっそ!」と思いました。777だと窓側3列なので、トイレに行きづらいなということです。カウンターで「Could we have window seat?」とリクエストしたかいあって、なんと一番うしろの66K、2人席にアサインされました。ほっとしました。 この66のHとK席については、珍しく家内も喜んでいました。後ろ誰もいないので、安心して倒せますし。たまには機内でくつろぎたいですね。ここはビジネスに匹敵するくらいの勝席だと思いますよ。
▲機内の気圧測定。ちゃんと与圧されていて、785hPaになっています。ミュンヘン行きのA340で計測したときは、855hPaでしたので、ちょっと低いかな? ▲ちょっとだけ質が落ちた、キャセイのミール。牛肉をチョイス。サラダが野菜ではなく、ハムがごろごろ入っています。帰りは車なので、酒が飲めず残念。コークとアップルジュースで我慢。機内ではお酒飲んでいる人、意外と少なかったです。
▲台北からダイレクトto鹿児島 フレイトレベルは39000ft ▲暮れてきました。777の翼端灯が非常に明るい
▲おきまり、ネッスルのアイスバーが出ました。 時速1166km/hも出ています!
このCX508のキャプテンは、デイビッド・ブルームさん、イン・フラトサービス・マネージャーはキャセイさんとのこと。チェクラプコックの25LのJ9(ジュリエット・ナイナー)誘導路よりRWYに入り、南側に向けて16:34にテイクオフ。途中、潮岬沖で対地速度1166km/hを記録しました。そのときの追い風が時速285km/h。ボーイングのFMS(フライトマネジメントシステム)のETA(到着予想時刻)が20:48と計算結果を示していました。通常ETAの30分前からディセンドすることが多いので、その20:18を目標に一度トイレに行っておきました。 ボーイング777のトイレは、便座にダンパーがついているのでバッタンという音が鳴りません。ですので、使いもしないのにわざと便座を下げてみます。ちゃんと、バッタンとならず、トイレ内で一人で感激。誰に言ってもわかってくれないので、若干むなしさも感じます。(-_-)
さて、CX508のロールスロイスのトレントエンジンがアイドル(緩め)になり降下開始となったは20:22でした。急激に、それもスムースに降下を始めます。20:22という時刻はFMSで計算されているのでしょうけれど、当機のデイビッド・ブルーム機長、操縦かなり上手いです。
▲追い風も時速300km近いです。午後9時の潮岬200hPa面、161ノット(257km/h)吹いています。 ディズニーの可愛いキャラクター 発見!オバQのような顔したヤツ。ペンギンさんなんですか?
他のトラフィックがいたのかやや太平洋側にワイドベクターとなりました。が、九十九里浜にちょうどかかるところ(11nm/ノーティカルマイル:約20km)で長い方の34Lのローカライザーにインターセプト(会合)。4000ft(1200m)でギアダウン、20:48にランディング。タキシングが結構長く、21:01にブロックインとなりました。 20:50の成田アメダス 8.8℃ 東北東の風4m。横風成分少しありますね。タキシング中、携帯電話使用OKのアナウンスもあり、デジカメの使用もOKと判断して写真撮影も行いました。ギアが映っているのがかっこいい!サテライト側への到着なので、またトラムへ乗ります。
▲AVODがフルサービスではなく、FMSの画面しか映っていない模様。ですので機内が蒼くなりました。映画も最後のほうはディズニーしかやっていませんでした。 ▲無事ランディングして、ブロックイン。ランプコーディネータさんが車止めをしているところです。日本の航空会社ではレギュレーションがきついので、こんな写真を機内では撮影できませんよね。
▲バッゲージクレイムはA2。入国もスムース。税関側は撮影禁止になっています。おそらく税関職員の顔が映ってしまうからだと思います ▲タイムテーブル上、このキャセイの508が、成田に到着する最も遅い便です。
バッゲージを取って、税関を通過、駐車場へ。昔シンガポールから帰った時に、税関職員に何も見ないで「シンガポールからですね?」と言われて驚いたことがあります。税関職員は免税店のバッグを見ればどこだかわかるんです。今はもう、我々でも「あーあの人バンコクからだな」とかわかります!
 さて、4日停めて7200円也。夏はクレジットカードで支払いできたのですが、今回は「クレジットの方は、有人料金所へ」と書かれており面倒なので、現金払いにしました。成田エクスプレスととんとんの値段だと思います。
21:50の成田アメダス 6.5℃ 北北西2m。着陸後この1時間で気温が2.3℃下がり、風の西成分を含むように回って来ました。 21:50頃成田を出発。酒々井PAでベンディングマシンの挽くコーヒーを購入、その後京葉道路で小松川、箱崎経由で高井戸まで。高井戸ICを下りたのはちょうど1時間後の22:54。途中、異様に流れが速く神田橋の手前周辺が怖かった。20tの大型に抜かれたり、ハリアーに抜かれたり。流れに乗れず、ちょっと残念。23:10に無事自宅に到着しました!
▲首都高ずっと90kmから〜100kmで流れていたので、高井戸を出た時、少しほっとしました。 ▲シンフォニーオブライツのDVDを香港歴史博物館で60HKDで購入。MP3化して、家で音楽聞いています。
旅のまとめ:今回はB級グルメ旅を企画しました。香港のホテルで夕食をとると、軽く1万円は越えてしまい、不経済です。結果的に大きな買い物以外は日本円で現金3万円だけでした。 また香港に行く可能性があるので、もう面倒ですから香港ドルから日本円に替えるの止めました。そうすると、ホテルに到着したときに、チップなど渡せます。
※この旅行から、メインの撮影機材がD70からD80(中古機)に変更されています。
縦に長いのは浜崎あゆみが宣伝しているPanasonic DMC-FX35(コンデジ)です。

※成田まで自動車と成田エクスプレス、どちらがコスト的に安いかシミュレートしてみました。
大人2人、三鷹から出発することを想定しています。3人以上だと多分車が安いです。

○ 成田エクスプレス 国鉄三鷹駅←→成田空港 \3480×2(人)×2(往復)=\13920

○ 往路 ETC特割 幡ヶ谷 680円、湾岸市川〜新空港 1650円(小計2330円)
○ 復路 船橋本線 200円、ETC特割 錦糸町〜高井戸 560円、ETC早朝 新空港〜宮野木 700円(小計1460円)
高速料金合計 3790円

武蔵野−空港間 約100kmとして 燃料10リッター 100円換算で\1000 ×2で \2000
・成田空港の駐車場 足かけ4日間停めて \7200
=12990円
成田エクスプレスより1000円安いことが判明。

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