宮古島遠征1( '00 8/27〜8/30 )

今年の夏休み遠征は宮古島。1度行ってみたかった島だ。しかし台風12号に遭遇してしまった。 普通に進んでくれたら最低でも1日は海に出られたと思うが、蛇行するわ停滞するわで、結局全日陸っぱりとなった。宮古島と石垣島の間を通過して行った。宮古は周囲が浅いリーフで、沖縄本島周りとは比べようもないほどトロピカルで女性的な海だ。初日は島周りのGT狙いなら出港できたと思うが、天候は悪い方へ向かっており船長判断で止めた。釣りは風裏になる南側に行ったが、パシフィックターポンを目撃した久浜漁港でのダツのみ。これが最初で最後のキャッチとなった。夜は平良港でエギング。釣友Nがアオリイカを1パイキャッチ。バラシは多数で、結構ハマってしまう。


初日の宮古(来間島の風裏)

宿泊はペンションクルーで、部屋が広く快適。パイナガマビーチが目の前で、ここは毎夜地元の人が ビーチパーティをやっていた。かなり天候が荒れても泳げる。この他にも、アウトリーフが荒れてもシュノーケリングができる綺麗なビーチがかなりあった。暴風域に入った時より強風域の時の方が風は強く、返し風は20メートルを超えていたと思うが、夜だったので少しは助かった。観光ポイントにゴミが目立つ所があったが、捨ててはいけないのは当たり前のことだ。


台風でもシュノーケリングOK

釣りの方は低調。カラフルな魚は多いがルアーにバイトする魚が少ない。興味を示して追って来ても ルアーに食い付く気は無いようだ。事前に集めた情報だと、宮古島周りはあまり釣れなく、伊良部島の方が良いとのことだった。しかし行こうと思った時は既に遅く、フェリーが欠航になってしまった。問題なく出航出来る程度の波だったと思うが、気象庁の予報で決めているのではないか? 宮古テレビで気象情報を盛んにやっていたが、気象庁の発表と現地の実際の状況は違っていることが多かった。遠征直前に釣り大会があったらしいが、伊良部島の磯で33キロと25キロのGTがエサで釣られている。パヤオも35キロのキハダを筆頭に絶好調で、地元新聞の一面を飾っていた。


東平安名崎にて。GTポイント・パナリ干瀬

船長は海星丸の仲里さんだ。船長の予定と自分達の行動が合わなく、結局実際に会うことは出来なかった。 宮古島で堤防からGTを狙うなら来間大橋の両端にある堤防か、高野漁港だろう。伊良部島の佐良浜漁港もポイント。高野漁港は港のすぐ前がチャンネルになっており、ここからGTが入ってきそうだ。遠くではっきり見えなかったが、カスミかGTを釣っている親子がいた。今回の反省としては、8月に沖縄方面の遠征を決めてしまったことだ。もう2度とこの時期には行かない。宮古はGTのポイントが多そうだし、リーフ際を攻めるのは好きだ。何といってもトロピカルなところがいい。パヤオも良さそうだ。レンタカーで島中を走ったので、道はかなり詳しくなったかも? シュノーケリングをやらなかったのと八重干瀬 に行けなかったのは大きな心残りだが、離島の台風を体験できた。体験したくなかったけど。宮古島の概要は分かったので、必ずまた行こうと思う。


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