学問の批判
仏教学者は、好事家が欣ぶような末梢的な問題を詮索

竹村牧男氏の批判

 仏教学者の大半は、仏教とは何かを明らかにしようという課題は意識せず、好事家が欣ぶような末梢的な問題を詮索し、業績をあげて満足している。東洋大学の竹村牧男氏は、このように学者を批判している。
 独断、偏見の学説が発表される現状では、竹村氏によれば、仏教とは何かがまだ、学問ではあきらかになっておらず、学者もわかっていない状況である。 (注)
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