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プロの冷却2002

LastModified 02/10/10

[プロの冷却2001]からはや一年間。今年は既に暑い夏も過ぎ去ってしまいましたが、マシン内部はどんどん熱くなるばかりの昨今です。少し遅れてしまいましたが恒例のプロの冷却シリーズです。今年も千穂の親父さんのご配慮で業務用Workstationの内部画像を撮影する事ができていましたが、四万十川の怠慢で掲載は遅れてしまいました。

1. IBM IntelliStation Zpro Model6849

ケースを開くと断熱材(発泡スチロール)だらけ・・

上段の断熱材を外した所。下段の断熱材の下がCPU

断熱材で密封されたCPUと電圧レギュレータ

12cm2連ファンを前後に装備

CPU : Intel Itanium(R) - 800MHz × 2

写真上で黒く映っているのがCPU用シンク、銀色はCPU用の電圧レギュレータ用シンクだと思われます。写真だと大きさが判りにくいですが、それぞれP4用リテールファンの2倍位の大きさと言えば判って頂けますでしょうか?

なによりも強烈なのは、ケースを開けた瞬間に目に飛び込んでくる発泡スチロールの断熱材の山です。ケースの中を仕切って、独立区画を作って風の流れを確保しつつ、熱が他の部品に影響を与えない様に配慮という意味合いだと思いますが、ここまでしなければならないというのも・・・・

ちなみに電源は、800Wっす(^^ゞ

1GB-DIMMを最大16枚搭載可能

このシリーズは毎回、WorkStationの専用設計の美しさを鑑賞しようというコンセプトだったのですが、今回は鑑賞するというよりは、何か呆れてしまいました。確かに理に適ってますが、美しくないというか余裕が無いというか・・・・PCが小型化・静音化を志向しているのと対照的な様な気がするのは私だけでしょうか。

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