1歳半で阪神大震災で天国へ旅立った息子と生きていてくれた娘のために
 

学校からいただいた感想のお部屋へ
学校からいただいた感想のお部屋2

 

【 学校との交流 】
中学校2年道徳の副読本 
2009年版「あすを生きる」
に掲載していただきました
 
福岡県中間中学校 訪問

福岡県中間南中学校 訪問

石川県N小学校5年生 訪問
大阪府高槻市 阿武野中学校
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学校からいただいた感想のお部屋2
授業案の紹介『TOSSランド』など
感想をお待ちしています

授業でHPを使ってくださる方は、こちらからご一報くださいね(o^-')b


学校からいただいた感想のお部屋 1へ   
学校からいただいた感想のお部屋 2へ(2012年11月22日から) 

みなさんからいただいた感想をHP(ブログ)に掲載させていただいています。
掲載していいよとおっしゃっていただける学校は、感想を送っていただけるときに
その旨を書いていただけると嬉しいです。宜しくお願いします。

※学校名は、基本伏せさせていただいておりますが ご希望があれば 掲載させていただくことも可能です。


岡山県G小学校 6年生からいただいた感想



感想を送ってくださった岡山県G小学校との出会いは、娘への思いを綴った本「ゆうへ〜生きていてくれてありがとう」でした。本屋さんで、私の本を見つけて買ってくださったT先生から、感激?の書き込みをいただいたのは本の出版後すぐでした。

それからしばらくして季節は1月に・・・、震災のあった1月17日に向けて、「将君のホームページ」を教材にして授業をしてくださいました。そして、みなさんからの感想を送ってくださいましたので紹介させていただきます。

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岡山県G小学校6年生のみなさんへ

みんなが、授業を受けて書いてくれた感想読ませていただきました。みんなが素直に書いてくれた感想を見ていると涙が出てきました。

理由は、私の立場を心配してくれた人、優ちゃんの事を心配してくれた人、そして将君のことを心配してくれた人、そして、自分がしょうくんだったら・・・・と、書いてくれた人。

みんなの感想ひとつひとつが、しょうくんの言葉であり、ゆうちゃんのことばのような気がしたからです。みんなの感想を二人の言葉だと思って頑張っていきますね。

子どもを失ってしまうことは、本当につらいことだけど、今生きているゆうちゃんのために、そして、天国で心配しているしょうくんのために、笑っていなくちゃね。どうもありがとう。

『本「ゆうへ」 を読んで感動しました』 と言って下さったT先生が、涙ぐみながら、授業をしてくださった様子もわかりました。どうもありがとうございました。


2004年1月22日

 

1
あんなに幸せそうだった家族が、突然の大きな地震で子どもを失ってしまってかわいそうだった。ママは、将くんのことを手紙に書いていたけど。将くんがまるで、そこにいるみたいに話しかけていた。わたしのおじいちゃんも、阪神大震災の時に神戸にいました。突然ぐらぐらってゆれて、びっくりしたそうです。子どもを失ったら、本当につらいだろうな。大切な人を失ったら、自分がかわりにしねばよかったって思うと思う。将くんと優ちゃんのママは、立ち直れてよかった。でも、将くんのことは忘れたことがないっていっていました。将くんは、ママを見守っていると思う。優ちゃんも、お父さんも、元気でねと、見守っていると思う。
2
将優ママ、つらかっただろと思います。自分より先に将くんが天国にいってしまったから。なんで助けられなかったんだ。なんで将くんだけ殺したんだ。あの手紙を見たあと本当に将優ママは、将くんのことをとても大切にし、思っているんだなあと、ひしひしと伝わってきました。将くんが生きているときの写真。1枚1枚がみんな笑顔でうつっていて、ステキだなあと思いました。かなりあとのことだけど、もし、私が家庭をもったら、こんな家族でありたい。
3
12月頃に「ゆうへ」の本を読みました。将くんは、お母さんのせいで天国に行ったんじゃないよ。将くんや優ちゃんの本を読んで、私はとても感動しました。田中先生は、涙ぐんでお母さんの手紙を読んでいました。私も涙が出そうになりました。心の中にいる将くんと、優ちゃんといつまでもお幸せに・・・
4
将くんのお母さんは、将くんと優ちゃんのことが本当に好きなことがすごく伝わってきました。なのに、あんなに幸せな将くんは、なにも悪いことをしていないのに、なんで死ななければならないのだろう・・・
5
私は「ゆうへ」の本を読んですごくすごく感動しました。学校で読んだので、涙は出さなかったけど、心の中ではたくさん泣いていました。私は、小さい子がとても好きなので、結婚して7年ちょっとで子どもがおなかの中にきて、地震で1人が亡くなるなんて、私がお母さんだったら、あなたと同じようになっていたと思います。とってもとってもつらかったと思います。道徳の時間でも勉強しました。将君への手紙を読んでくれました。みんなの前でしたが、うるうると涙が出そうになりました 。
6
私は、将君のお母さんがすごく将君のことを思っているんだなあと思いました。阪神淡路大震災で将君が亡くなってしまってすごく悲しかったと思いました。ホームページを見てすごく感動しました。将君への手紙を見て、すごく将君のことを思っていたんだなあと思いました。
7
私は、将君のホームページの写真を見てとっても幸せなんだなあと思った。(最初)でも、突然にこわいことが起こるなんて・・・なんか急に何かが起こるのはこわいという気持ちと母親の気持ちが私でもわかったような気がした。自分たちにも絶対に起こらないという保証はない。母さんは、私が将君みたいになったらどういう行動をするだろう。でも、何となく、とっても悲しんでくれたらいいなあと思う。でも、笑顔で天国におくってほしい。そんなことがないように 二度と・・・。
8
私は、将君のホームページを見て、本当に阪神・淡路大震災がすごかったんだなあって感じました。私は、「ゆうへ」という本を詳しくは読んでないけど、その時は、「将君、将君・・・」とばかりでゆうちゃんのことが頭に入っていなかったと言っていいのかわからないけど、私は、そのときのゆうちゃんは、どのような気持ちだったのかなあって思います。先生が、子どもが死んで私がかわりになってあげるって言ってくれる人は、親しかいないって言った。私は、おばあちゃんが死んで本当に悲しかった。こんな悲しかったのは初めてだったので、こんな悲しい思いをするぐらいなら、自分が死んでもいいって思ったことがあります。私は、将君が天国でも、ママが(将君を)助ける方法をたくさんみつけてくれたのをうれしいと思っていると思います。
9
将君の手紙を読んで、お母さんの気持ちが痛いほど伝わってきました。将君にも、ぜったいにお母さんの気持ちが伝わっていると思います。将君もぜったいにゆうちゃんやお母さん、お父さんを見守ってくれていると思います。でも、もし私が将君の立場なら、お母さん、お父さんに悲しんでもらいたくありません。多分、悲しんでいる姿を見ると、こっちまで悲しくなってしまうからです。
10
最初の写真を見たとき、幸せそうだなと思ったけど、よくみると子どもが2人いたので、もしかしたらと思うと、やっぱり将くんと優ちゃんでした。そして阪神大震災があり、お母さんが将くんの変わりに死にたいと言ったときから悲しくてあまり話を聞いていられませんでした。でも、やっぱり大震災の時のような災害がないといいです。
11
将くんのお母さんは、将くんと優ちゃんがおなかの中にきてくれたとき、すっごくうれしかったという気持ちがわかりました。将くんが天国へ行ってしまったとき、お母さんはどれだけ悲しかったのかなあ。きっとなみだがとまらなかったと思います。私は、この家族のことを知ってよかったなあと思いました。もう、大きな地震がこなければいいな。
12
最初は、ふつうのどこにでもいる幸せそうな家族だったのに、死者6000人以上も出た阪神大震災で、その中の家族の将くんがその地震で亡くなってしまった。(お母さんは)将くんが死ぬのならかわりに死んでもよかったと言った。将くんのお母さんは、子どものためなら自分の命をなくしてもいいんだなあと思った。
13
地震ってこわいなあと思いました。もし地震がおこったらと想像すると、テレビがたおれてくるかもしれないし、大きなピアノもたおれるかもしれない。エアコンが落ちてくるかもしれない。家がくずれるかもしれない。想像すると、身近なところに地震がおこると危険な所があります。火事は火を消せばいいのですが、地震は止める方法がありません。ただし、被害を小さくする方法はあると思います。将ちゃんみたいに死んでしまう人がいなくなるように私たちは、いっしょうけんめい努力しなければいけないなあと思いました。
14
私は、阪神大震災のことは覚えてないけど、将くんは、あの日、すごくいたくて、こわかったと思います。お母さんとか家族の人たちみんなも、あの日がなかったらって思うと思います。でも、私は、将くんは、家族の人たちとか本を読んだ人たちの心の中で、今も生きつづけていると思います。優ちゃんには、将くんの分まで生きてほしいと思いました。
15
私は、将くんが死んでしまって、将くんじゃなくて自分だったらよかったのに・・と思っていたのは、いけないと思いました。将くんが生きていても、将くんのお母さんが生きていなければ意味がないと思うからです。将くんのお母さんは、それでよくても、将くんや優ちゃんやいろいろな人たちがたくさん悲しむことになってしまうから。将くんがいなくても同じです。将くんと将くんのお母さんが死んでしまったら、もっとたくさんの人が悲しむことになって何の解決にもならないので、自分だったらよかったのに・・・とか、いっしょにつれていってもいいよ・・・とかは、言っちゃいけないと思いました。こんなことを言っていたら、将くんも喜ばないとも思いました。私がもし将くんだったら、お母さんにはぜったいに長生きしてほしいと思います。・7年間ずっと子どもが生まれなかった。そしてやっと生まれた将と優。みんな幸せそうだった。けど、阪神大震災が起こって、将が亡くなった。お母さんは悲しそうだった。けど、お母さんは立ち直って将や優に手紙を書いたりしているからすごいと思う。
    

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