整形外科一般の診療
骨粗鬆症などの生活習慣病の診断治療、外傷(骨折・脱臼・靱帯損傷など)・スポーツ障害、労災、交通事故、さまざまな痛みやしびれの治療など幅広く行います。お気軽にご来院ください。
交通事故・労災
むち打ち・腰痛など各種障害・外傷を治療します。日本医師会産業医でもあり職場復帰への支援まで行います。
骨粗鬆症による骨折は今や国民病であり女性では寝たきりの原因として1位の疾患でもあります。
日本の骨粗鬆症人口は1000万人とも言われており、その7割が女性です。日本人女性の50代の2割、60代の5割、70代の7割がそれにあたるといわれています。(アメリカでは50代女性の2人に1人は生涯で背骨の骨折を起こすとされています。))
これまで多数の治療や学会発表を通して厳密な骨粗鬆症治療体系を確立しております。
そこで骨密度・年齢・性別・家族暦・既往に応じて薬物療法・生活指導の内容を患者さま個別にご指導し健康寿命を長くするよう努力いたします。
骨折予防により皆さまの「健康寿命」をのばすことを目標にしています。身体活動の快適化を図ることで、皆さまが日常生活を明るく活動的に過ごすお手伝いをさせて頂きます。
手(足)の疾患
ばね指や外傷のほか各種手の病気を治療します。
手のしびれの主な原因疾患である手根管症候群では早期に神経伝導速度検査を行い麻痺を残さないように早期治療をおこないます。(内視鏡の日帰り手術は10分程度です。)
また外反母趾など足の痛みや変形を予防・治療します。(外反母趾の矯正手術DLMO法は20分程度の日帰り手術です。)
膝の疾患
変形性膝関節症には基本的には運動療法・生活指導・薬物・装具処方などのほかにヒアルロン酸関節注射なども行います。ヒアルロン酸注射は週1回で5週連続で関節注射することがあります(分子量の違う3種を使い分けします)。
膝半月板損傷では急に膝の曲伸が困難になったり、キャッチングとよばれるひっかっかり感が出現します。ひどい場合は水がたまります。このようなケースにはMRIをとっていただきます。(どうしても自然治癒しない場合は関節鏡をもちいた日帰り手術を多数例行っております。)
肩・肘関節疾患
肩・肘関節疾患では痛みのため眠れなかったり仕事に支障があったりする方もいらっしゃいます。検査の上で内服薬やリハビリテーション、注射、サポーターなどを症状に応じて選択していきます。五十肩では各時期に応じた適切な治療法を進めていきます。
肩関節拘縮にはsilent manipulationといって、頸椎の神経根ブロックという麻酔をしてから徒手的に可動域を広げます(超音波ガイド下で)。
腱鞘炎、腱付着部炎などはストレッチや装具治療、注射も行います。
関節リウマチ(RA)
治療は寛解を目指します。
寛解とは病気の症状(痛み・炎症・腫脹)がほぼ消失した状態を意味します。
RAおいては炎症と自他覚症状の消失を意味する臨床的寛解、
関節破壊の進行がほとんど止まることを意味する構造的寛解、
身体機能の維持を意味する機能的寛解の3つを治療目標としています。
抗リウマチ薬を服用しながらですが、日常生活を痛みなく進行も予防しながら送ることが出来るようになります。
また、抗リウマチ薬の服用さえも不要となる、Drug free寛解した患者さんもいらっしゃいます。
当院ではMTXをアンカードラッグとしてすべての生物学的製剤まで対応しております。
(大学院時代はリウマチ研究に携わっておりました。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10501417)
リウマチの手足の障害に手術をおすすめする場合もありますが、選択は自由でございます。
そのほか痛風、リウマチ性筋痛症、掌蹠膿疱症性関節炎などの治療もおこないます。
リハビリテーション
運動期リハビリテーション(歩く練習、手を動かす練習、肩をあげる練習など運動機能回復)、整形外科手術後のリハビリテーションも行います。運動期リハビリテーションでは関節可動域訓練や筋力強化訓練、歩行訓練など、運動機能の強化を主に行います。また、テーピング固定やスポーツに対するトレーニング指導、さらに日常生活に支障がでている方への有効な補助具や住居環境に関するアドバイスなども行っております。
リハビリ対象疾患は脊椎・脊髄疾患、骨粗鬆症による圧迫骨折、股・膝関節変形性関節症・膝半月板損傷、肩関節周囲炎、肩腱板損傷、手の疾患全般、手術後のリハビリ(回復期、機能維持期)、四肢の筋力低下、運動器不安定症、パーキンソン病、脳卒中後遺症などのリハビリテーションを行います。
脳卒中や脊髄損傷、脳性麻痺後遺症の患者さまにはボトックス注のほか神経ブロックなどで硬くなった筋肉を柔らかくします。これにより歩行がスムーズになったり疼痛が緩和したりします。
また千葉県身体障害者福祉法15条指定医であり身体障害者診断書も発行できます。
スポーツ整形
膝、足関節、肩、肘などのスポーツ障害の治療・復帰と予防(指導)をおこないます。
ちなみに眞鍋はバスケットボール歴12年で骨折・捻挫経験済みです。
プロ選手(サッカー・バレー・バスケ・相撲など)のACL(前十字靱帯損傷)の手術に携わっていました。
小児疾患の診断治療:小児の外傷、関節疾患、腫瘍、先天性股関節脱臼、内反足や骨形成不全症など
生活指導、急性期疾患治療、装具療法、薬物療法などを行います。
先天性股関節脱臼は都内の保健所からの紹介をうけ診療しリーメンビューゲルでの治療経験も多数担当しました。(整復率90%程度)骨形成不全症の薬物療法も行っております。http://www.network-oi.com/(患者さんの会:私のHPもリンクに入れていただいてます。)
東大時代にFOPという病気の難病指定にために厚労省で病態説明した経験もあります。
その時のインタビューです。現神奈川県知事の黒岩さんのキャスター時代に取材を受けました。http://kuroiwa.com/?columns=1215
ペインクリニック
運動器疾患や脊髄に起因する身体の痛みに対して薬物療法や各種神経ブロックやトリガ―ポイント注射などで生活が楽になるようにいたします。
また私の専門外や入院を要する手術が必要な場合は他の病院に検査や治療の目的でご紹介することがございます。またセカンドオピニオンも歓迎します。その際御希望の病院がございましたら、どちらの病院でもご紹介いたします。
注射
疼痛に対する注射
各種神経ブロック (硬膜外ブロック・神経根ブロック・末梢神経ブロックなど)
関節注射(分子量の異なるヒアルロン酸など選択できます。)
トリガーポイント
腱鞘注射
その他の注射
骨粗鬆症剤(フォルテオ・テリボン・プラリア・ボンビバなど)
関節リウマチに対する生物学的製剤(エンブレル・シンポニー・ヒュミラ・シムジア・アクテムラ・オレンシアなど)
点滴
プロスタグランディンなど
骨粗鬆症剤(ボナロン)
関節リウマチに対する生物学的製剤(レミケード・アクテムラ・オレンシアなど)
脱水症の補液など
日帰り手術 (ちよだクリニックで当院院長が行います。)
ちよだクリニックHPはこちら
またこれまで勤務医時代の20年以上の間に関連病院で約3000例の手術経験があります。
治癒のためにどうしても必要な場合のみ手術をお勧めしています。
提携していますちよだクリニックで院長が行っている日帰り手術です。
--手術内容--
C-アーム型外科用レントゲン装置を使用した上肢・下肢の骨折・外反母趾の手術(DLMO)・靭帯損傷・変形性関節症の手術、指の腱断裂(外傷、関節リウマチ、橈骨骨折後など)やアキレス腱断裂(小皮膚切開)など・・
手のしびれを起こす手根管症候群や肘部管症候群などは麻痺が進行する場合が多く、早期治療が重要です。そこで当院では保存的治療で改善されない方に手根管症候群は内視鏡的手根管開放術を行っております(傷は1cmで所要時間は10分)。その他腱鞘炎(ばね指)をはじめ手の手術を多数行っております。
関節鏡システムを使用した膝関節疾患治療(半月板損傷・変形性関節症・関節ネズミ・関節リウマチの滑膜切除など)と肘・肩関節疾患治療
腫瘍切除など。
簡単な手術は当院で行います。全身麻酔や特殊な機械が必要な日帰り手術は関連施設(ちよだクリニック:白井市)の手術室を使用して行います。麻酔科標榜医師が一緒に担当します。
詳細は診察時御質問ください。
〒270-2261
千葉県松戸市常盤平3丁目11-6
飯島ビル1F
TEL 047-375-8875