第一グループに属する、『Independent科カイシャ族』の体内に存在する、『カイシャ族成長ホルモン』や、『カイシャ族脳内麻薬(カイシャ族ドーパミン)』の分泌は、多ければいいというものではありません。分泌量は、多過ぎても、少な過ぎても、問題です。人間の体内にある各種ホルモンと同じように、バランスをとることが重要です。適量が安定して分泌され、全身にくまなく循環していることが『カイシャ族』として健全なビジネス活動をおくる基本です。
『カイシャ族』に存在する各種ホルモンの研究は、まだまだ始まったばかりですが、最近の研究報告では、『カイシャ族系の各種ホルモン』もバランスをとるためにホメオスタシスがはたらいていることや、年齢とともに分泌量が減ったり、バランスを崩す生態系もいることなど、人間のホルモンの場合と同じことがわかっています。例えば、女性ホルモンの場合の更年期障害と同様の症状が、『カイシャ族系成長ホルモン』についてもあるようです。
もちろん、個人差がありますので、全くそんな症状と無縁なままカイシャ族としての生命を終えるラッキーなカイシャ族もいれば、若いのに既に変調をきたしていたり、またいつまでも不調を訴える中高年のカイシャ族もいます。カイシャ族更年期障害も、女性の場合とおなじように、上手く乗り切らないと、精神の安定を欠き、冷静な判断力が鈍り、生産的なビジネス活動に支障がでるだけでなく、最悪の場合には、カイシャ族生命、生態系としての生命に、自らピリオドを打ってしまう場合すらあります。
『カイシャ族成長ホルモン』の分泌量は、一般的には、社歴の長さと反比例して減少していきます。それにともなって、学習能力などポジティブアクションは、逓減します。また、外部環境変化への順応性や、柔軟な発想や物の見方、的確で素早い判断や、素早い、ビジネスアクションなどのはだいんだんと期待出来なくなって行きます。生態系としてのライフサイクルの宿命です。このようなビジネス基礎体力の低下が始まると、その時までに培った、ビジネス上のノウハウ、経験、人脈などを武器に基礎体力不足を補って、他のカイシャ族と渡り合っていくわけです。
『カイシャ族系ホルモン』治療薬として、ホルモン調整剤のようなものや、ホルモン分泌メカニズムが解明されて、人工的に外部から投与できると、カイシャ族は、、ずいぶん楽にカイシャ生活をおくれると考えられています。といっても人間、年を取ればそれなりに枯れてくるので、バイアグラのように飲めばいいというものでもないのでしょうね。やっぱり自然に状況に馴染んでいくのでしょうね。自力で(自然治癒力)で、健全なカイシャ生活をおくることが望ましいと思います。ギャップを乗り越え、状況に馴染むのは並大抵ではないでしょうけど、何事も自然! 副作用がないのが一番です。