え〜,装備はもらえましたか? アイテムウィンドウで装備して,指示された通りに使い魔もセットしておきましょう.
ここで,何も言わずに[F11]キーを一度,一度だけ,押しておいて下さい.周りにPCがいればわかると思いますが, PC(と地面に置かれた使い魔)の頭上に白い文字で名前が表示されるようになるはずです.これでPCとNPCの見分けも楽になるでしょう.白以外の文字(名前ではなく称号の表示)が出ていたら,とりあえず白い文字になるまで[F11]を何回か押してください.どうしてこれをデフォルトにしておいてくれなかったんでしょうね?
次に,[Systemメニュー]−[チャット設定]で“範囲設定”を2か3程度にしておいてください.これは,自分の入力したチャットの文がどの範囲にいる人まで聞こえる(表示される)ようにするかの設定で,簡単に言えば自分の声の大きさを決めるものです.
ここが,最初は5マスになっていますが,ちょっと広すぎです.このままでは,まったく関係ない人にまで発言が聞こえてしまって,商談など大事なチャットの表示が流れてしまう等,周囲に迷惑をかけるもとになります.この設定はキーボードの[Ctrl+←][Ctrl+→](コントロールキーを押しながらカーソルキーの左または右)でも変えられますので,いつもちょうど良い範囲に調節しておくように心がけてください.
それから,[Systemメニュー]−[キーボード設定]を選んで変更しておいてください.アイテムの移動が人として自然な感覚でできるようになるはずです.どうしてこれを(以下略)
これで用意ができました.次は城の中を一通り見て回ってみましょう.NPCにも話し掛けて,話を聞いておいてください.後々役に立つかもしれません.
城を回り終わったら城の外に出て,東西南北どれかの橋を渡れば城下町であるファンブルグに出ます.ここも一回りして,全部のNPCの話を聞いて回ってください.ファンブルグはとにかく広いので相当時間がかかると思いますし,迷子になることも多いと思いますが,街に慣れる意味でもぜひやっておいてください.Mapメニューを押して地図と座標を表示しておくのもよいと思います.家や店の前に出ている看板を見たり,道案内の標識を利用するのも役に立つでしょう.
なお,NPCに話を聞くと,いろいろ頼みごとをされることがあるでしょうが,とりあえず引き受ける必要はありません.これらはほとんどが就職のためのイベントの入り口だったり,現在のレベルでは危険すぎるダンジョンへ入るためのイベントだったりして,今のところあまり意味はありません.ただし,興味のある職業に関連しそうな話はメモをとるくらいの勢いで(勢い?)しっかり聞いておきましょう.就職に関しては,非常に薄められたヒントがあちこちに散らばっていますので,気をつけて情報を集めておくと後で役に立つでしょう.
そして,少し慣れたら,東病院,冒険者の宿,銀行,西病院,そしてログインゲートがそれぞれどこにあるか,その位置関係を重点的に覚えておきましょう.普段の生活に必要な施設は,実はほとんど東門付近に集中していますので,このへんをおさえておけばまず不自由はしないはずです.