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労働ニュースと解説・コラム


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 労働ビッグバン・就業規則万能論・残業代もなく1日24時間労働が合法化?/20070112




                 労働ビッグバン                     
                                  
 就業規則万能論・残業代もなく1日24時間労働が合法化?
      
                 

                 
 労働ビッグバンとして政府・与党が労働契約法制と労働時間法制の立法化
をめざしている。内容は残業代強奪、就業規則万能、有期雇用の正社員化後
退、強行規定廃止など許せる法制度ではない。             
 とりわけ、残業代も深夜労働割増も払わずに一日二四時間労働も合法とな
るホワイトカラーエクゼンプション(労働時間規制の適用除外)は成果主義
のもとで、長時間労働と過労死増大の悪法となる。労働時間を適用除外しな
がら、割増率増の提起は働く人をペテンにかけるようなやりかたである。 
 労働契約法は労基法とは別に、罰則や監督指導なしの民法の特別法となり
戦後労働法制の解体となる。「百年の過ちを犯すのではないか」と高木連合
会長は徹底抗戦をよひかけている。全労連、全労協も反対であり、悪法阻止
へ労働界の歴史的共闘が求められる。                 
 厚労省の審議でも労働側は反対し、中小経営者からも疑問の意見が表明さ
ている。                              
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