クラッチプレート交換
とうとうやってみました。クラッチ交換! 明日はツーリングだと言うのに・・・(--;
〜必要なもの〜 工具一式、クラッチ板(2種類)、ガスケット、オイル、メンテナンスマニュアル! 〜あると便利なもの〜 柄の長い貫通マイナスドライバー、プラスチックハンマー インパクトドライバー、液状ガスケット、金ブラシ、サンドペーパー |
まずはアンダーガードを外します。 そしてエンジン右側のカバーを開けるので、その邪魔になる リアブレーキのペダル&ライン(バー)とキック、 リアブレーキのストップランプスイッチをつなぐバネを外します。 |
エンジンを開ける事になるので そのまま開けると当然オイルが漏れ出すので オイルを抜いておきます。 |
ここでインパクトドライバーの登場!
ネジに押し当て、お尻の部分をハンマーで叩く事でネジを回すスグレモノ。 ここのネジはオイル漏れを防ぐため固く閉められているので こういったものが無いとネジがなめてしまいます。と言うか、回せない。。。 |
ネジを外した後、ハンマーで軽く叩いたり、カバーの「取り外し用溝」に マイナスドライバーを当てて叩いたりして外していくんですが、 さすが12年もの。どうしてもカバーがはずれない!! フロント側は隙間ができたもののリア側が全然浮いてこない! と言うことで右の写真のようになりました。 でも手馴れたもので所要時間5分(笑) |
そう!この赤枠のあたりを叩きたいために
リアのスイングアームまで外したんです。 写真はエンジンを裏から見た所。 隙間にドライバーとかを突っ込んで、こじるのは厳禁ですよ。 接合面に傷が入るとオイル漏れ漏れになりますから(^^; |
上の赤枠の部分を叩けるようになっても エンジン本体とカバーで、ハメ込んである部分に四苦八苦。 「取り外し用溝」にマイナスドライバーを当てて根気良く叩く。。。 やっとの事で外れた!ようやくクラッチ部分があらわになりました。 ここまででなんと3時間! |
4ヶ所のネジを外し、いよいよクラッチプレート部分を外します。
何枚ものクラッチプレートが積み重なった格好。 |
下段が外したクラッチプレート。上段が交換する 新品のクラッチプレート。これだけの枚数が重なってるんですね。 白っぽい方のリングは再利用して使えます。 とりあえず交換するのは黒っぽい方のクラッチプレート。 これ以上ばらすには特殊工具が必要ですし、そこまで行ってたら きっとクラッチ滑って前に進まなくなってる事でしょう(^^; |
「新品のクラッチプレートにオイルを塗布しながら」と書いてあるので
抜いたエンジンオイルにプレートをいったん浸してから組んでいきます。 たった今まで入ってたオイルなので問題は無いでしょう。(^^;タブン 同じように見えるクラッチプレートも2種類あって その順番を間違えないように。 外す時も上の写真のように並べた方が良いですよ。 |
ここで第二の関門。カバー側、エンジン側に 固着したガスケットをそぎ落とさないとなりません。 今回はカッターの刃を使って慎重に。 残っていても削りすぎてアルミを削ってしまっても オイル漏れの原因になります。 刃は新品に限りますよ! |
ガスケットをそぎ落とし、金ブラシ、サンドペーパーで面を平らに出して
新品のガスケットを乗せたところ。 一度開けるとガスケットは再生効きませんので一緒に買っておきましょう。 接合面に傷はどうしてもつくので液体ガスケットも買ってきて 薄く塗りこんでおきました。もう二度とクラッチ交換する 必要ないでしょうから(^^; |
クラッチのカバーを取り付けます。 すべてプラスのネジですが不安なので 最後の締めはインパクトドライバーを使いました。 |
リアタイヤ、スイングアーム、ブレーキペダルなど
取り外した部品を組みつけ、オイルを入れて・・・完成!! |
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いやーやはり手間かかりましたねー。予想はしてましたけど(^^; 新車のようなフィーリングに戻るようなことはさすがに無かったですが ラフに繋いだ時のクラッチの滑りがなくなりました。(^^)v まだまだ乗れるでしょう!!
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