My Electric Commuter YAMAHA EC−03 (色々と雑感を) |
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2010/11/01 |
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寒さにまったく弱い電気バイク EC−03プラグイン化 バイク時計 稼働1年(リコールに1年点検に...) バッテリー寿命、そして、廃車 |
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心機一転、新しい会社に勤める事に決めて最初に通勤をどうするかを考えていた時に発表になった(なっていた)ヤマハの電気バイク。「これだ!」と虜になった。 |
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【納車】 |
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【初ドライブ】 10/22、天気の朝、5k弱ほど、走ってみた。YAMAHAのカタログ通り、「あたらしい風」を感じる。 多分、エンジンバイクよりは、はるかに静かなんだろうと思うが、やけにモータ音、走行音か耳に感じる。 逆を云えば、やはり、エンジン音が無いので静かなんだろうか。 |
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【初出勤】 翌23日、勤務先にバイク通勤した。休出と云う事もあり、少し遅く出勤し、暗くなる前に帰宅した。 出発前にバッテリー確認すると5つ点灯状態だった。(納車、初ドライブで7k弱程走行していたが) しかし、出発直後にバッテリー表示が1つ欠けてしまった。結局、勤務先往復で自宅にたどり着く直前に4つ目が消灯し、残り1つの表示でなんとか帰り着いた。やれやれ、気分は冷や汗。 |
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【体得】 バッテリー残量は5段階のLED表示で、携帯電話みたいに教えてくれるが、大体、1点灯=5〜6kmで、走行距離とイメージが合う様だ。 この延長で考えれば、5段階なので、25k〜30kの走行距離となるか。 なにぶん、長距離!の通勤なので、その実力を確かめる前に充電しているので実際はどうだろうか。 ガス欠前に、「そこらのスタンドでガソリン補給」といかず、やはり、バッテリー残量を気にしながらのドライブとなる。 だいたい、通勤距離の半分が市街地、残りが郊外となり、市街地を抜けるとほとんど信号機無しで川沿いを走っている。 この時が、気分最高で、スローライフ満喫の気分で、たらたらと走っている。 |
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【不満、要望】 1.バッテリー残量は、せめて10段階くらいはほしい。1点灯が消えた直後か、もうすぐ消える直前かで、ずいぶんと走れる距離が変わる。 5〜6kでなく、2〜3kなら、多少、誤差距離と思えるが.... 2.平坦な平地は法定速度をほんのちょっと超過するくらいのスピードをなんとか維持できるが、ちょっとでも傾斜があると、とたん、法定速度を維持できなくなる。モードをパワーモードにすればスピード確保できるが、この切替がハンドルに無いので、操作的に危険だし、不便 ・面倒だ。ユーザーの安全を無視した設計に思える。 3.充電ケーブル(ACケーブル)のハンドリングが面倒、不便。 走行距離から毎日充電が必要な使い勝手の利用者も多いと思うが、もう少し、何とかならないのか。面倒! 今の方式がどこでも充電と云う意味では、使い勝手が良いが、電気自動車の様にプラグを差し込むスタイルが使い易いと思う。 4.灯火類がLED電球でないのが残念。コスト優先と云ってもここで1万円程度上がっても大差無いのではでないか。 オールLEDなら最高だった。 5.メーター部に時計表示があれば云うことなし。自動車になれていると時計がほしい... など、など、エトセトラ...。 |
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【欄外】 電気バイクの充電コストをアピールしている。 たしかにランニングコストは安いと思うが、バッテリーのイニシャルコストは高い。500回寿命として、大体、2〜3年程度で交換する必要がある。 この事と、ガソリンバイクとの購入差額を考えると、電気バイクもガソリンバイクも、走行コストは変わらないと思う。 どの程度、バッテリーを作る環境資源が必要なのかわからないが、充電代だけで話を進めるのは本筋が見えない。 |
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【クリーンエネルギー補助金】 補助金対象となっている為、手間隙かけて申請し、きっちり日程通り3ヶ月後に入金された。 多分、いま流行りのプリウスなどの補助金申請と同じだと思うが、ずいぶんと事務経費が不必要にかかっていると思う。特に紙資源の消費が半端でないと思う。もっと、少なくする努力を「政府」は行う必要がある。 何の為の省エネ・省資源サポートなのか。一方で無駄に資源を浪費している。.. |
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【その後】 やはりパワー不足&エネルギー不足は実感する。 但し、通勤用&1往復利用と割り切れば、エネルギー問題は発生しない(毎回充電するから!) しかし、パワー不足は感じるが、これで良いとも思う。 でも、ノーマルとパワーの切替がハンドルに無いのが最大の欠陥設計と思われる。 どう見ても使い勝手よりは、コストとデザイン優先に思える。 パワーが無い分、少し速度が落ちればPOWERモードに切り換えれば十分速度問題はないのに... では、パワーモードのまま走ればと思ったが、何しろレバー調整がクリチカル、とてもノンビリ走るイメージでない。 常に速度を気にしながらレバーをクルクル調整し続けないといけない。やってられな〜い。 ------- YAMAHAからEC−03のアンケート依頼が届いた。千円のクオカードにつられて(つられなくても)、次の世代の購入者の為に(ちょっとオーバー?)、少し不満と云うか、不便に感じる所を書き綴った。 要望案がグレードアップ(マイナーチェンジ)キットで出てくると良いんだが無理か... 【一ヶ月点検】 車でお馴染みの新車一ヶ月点検を受けた。20分ほど。 でも、何を点検したのだろうか。見ていないのでわからないが、多分、”エンジン”的には見るところはないのだろう。 終わった後で、ブレーキの遊びとタイヤの空気補充を行ったとのこと。 タイヤはチューブ入りのあまり丈夫でない感じのタイヤで、この点が少し不安になる所だ。 点検ノートも、ほとんどパスだらけの様な.. 【原付ドライブ】 マイカーオンリー&のんびり人生、エトセトラでEC−03を時たま、乗り回す事になったが、突然、鉄の囲い(車)から、開けッ広げの生身で行動すると云うのは、気分蒼海だが、常に後ろに車がついていないか、接近していないかとバックミラーちらちら見つづける恐怖ドライブでもある。 又、路面の状態を気にしつつ、スロットを握り絞め続けるのも疲れるし、少し坂道などで停車するとなるとブレーキレバーを握り続けないと行けない。何とも疲れるドライブでもある。 何とマイカーの楽ちんな事だろうと、改めて実感してしまう。 しかし、オープンエアのノンビリドライブも悪くは無い。後続に車がいないと、しばし、車道の真ん中をゆったり気分で走っている。レストランの横を通ればいい匂いも満喫できる。... 【エトセトラ】 前バスケットの中には、使わなければ使わない方が良い雨合羽(レインコート)を常備している。 まだ、雨に有った事はない(もっとも、降りそうな時は乗らない)。 30k程度の速度は、そんなに風を寒く感じない。これが30k超になると風圧も寒さも感じる様になる。まあ、納得の法定速度か。 しかし、ある意味、ランニングコストは限りなくゼロに近いので、休日など、ちょっとした買い物は乗る機会が多くなっている。 と、云うよりは乗りたくなる。ヘルメット無しで乗れれば最高なんだけど、仕方ないな。 個人責任で済む時代が懐かしい様な気がする。 【真冬の落とし穴】(2011/02/01) 最近、寒さで乗らない日が続いていた。 天気予報で多少は気温が上がる方向だったので明日はバイク通勤だと決心し、欠けていたバッテリーメーターを元気にする為、寝る前に充電を始めたら”COOL”と表示がでて充電できなかった。 カタログスペックではわかっていたが、何という事だ。昼間は仕事でいないので、今度は、出勤前に充電しようとしたが、やはり”冷たく”拒否されてしまった。 仕方なく、仕事から帰ってきて、バイクを玄関に入れ、冷えきった愛車を充電前に少し電気ストーブであったかくしてから充電を始めたら、いつも通り、充電が始まった。ふ〜、ひと安心と云ったところだ。 何となく電気自動車・バイクの欠点が目についたこの冬の寒さ。寒冷地仕様の電気自動車・バイクはあるのかな? 充電前にバッテリー温度をあげる余熱ヒーターが必要だと思うが、何か矛盾・無駄な気がしてくる。 −5度から50度位が適温らしいが、ちょっと、キープできない環境だ。先日も−10度くらい下がっていた。 夜間は、室内に入れないと適温でバッテリーをキープできない事がわかったが、何とかならないものか。 日本で50度越す事は無いと思うが、−5度は、結構、あっちこっちで維持できないかと思う。 何よりも充電できないのが致命傷だ。温度管理しているのだから、ちょっとしたヒーターをバッテリーに取り付けておく様な設計をしてほしいものだ。 【真冬の落とし穴、PartU】(2012/02/01) 寒いと充電できない、ではなく、寒いと動かせない事、と同意語だと知った。 先日、日差しもあったかく感じる昼前に、バイクを日陰の駐輪所から引き出してスイッチをいれたら例の[COOL]を表示した。 しばらく、そのままあったかな日差しの元、放置して車体があったまるのを待ったが。 まったく、出発できないのは代替え手段で対処できるが、出先で帰る時に[COOL]となって動けないと、どうしてくれる。と、云ったところ。 特に今年は、昨年以上に寒波が強いと、ダメバイクが目立つ。仕様かも知れないが、利用者として欠陥品だと思わざるを得ない。 (ヤマハさん、なんとかしてよ!) |
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通勤で使うと毎回充電が必要になるが、座席の下に巻き付けられた電源ケーブルを引っ張りだし、終わったらポチポチとケーブルのロックをしながら押し込むのが、何とも面倒だ。 |
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