半村 良

石の血脈

bookf1_016 角川文庫 375−3
古代アトランチスの謎を秘めたクロノスの壷。この壷の展示会こそ全ての悲劇の幕あけといえた。美しい人妻の失踪、人間の能力を遥に越えた狼男の暗躍、美男美女の秘密グループが行う性の狂宴・・これら次々に起こる奇怪な事件こそ、永遠の生命を求める暗黒の野望の動めきであった・・・・。そして今、古代イスセムより歴史を貫いて脈々と生きる恐怖の血の秘密の全貌も明らかにされようとしていた・・・・。直木賞作家、半村良が壮大なスケールで描くSF伝奇ロマンの最高傑作!


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