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● 私の趣味の一つである、釣りについてのページです ●


生まれて初めて釣りと出会ったのは、たしか小学3〜4年生の頃だったと思います。

 今でも付き合いのある釣りの友人TA氏の他、数人の仲間と、駅前にあった釣具屋へよく出かけました。 (ずいぶん前に、無くなってしまいましたが)
 釣具屋と言っても、床が土の細長い土間に、ごんぼ竿(竹の一本物の竿)が十数本立てかけられ、ガラスケースにナイロン糸・釣り針・ウキが申し訳程度に売っている古い店です。
 無論、リールなどという文明の利器は売ってなかったように思います。
 3mほどのごんぼ竿を購入し(たしか当時200円ほどだったと思う)、糸・針・ウキ、そして、エサの赤虫(ユスリカのボウフラ)を購入し、近くの川へフナ釣りに通っていました。

中学生になると、行動範囲も広くなり、釣りも海釣りへと進化しました。
 海釣りの道具となると、もはや近隣では手に入らず、電車に乗り都心の釣具屋へと出かけたものです。

高校生にもなると、やりたいことや興味のあることがたくさん増えて、釣りの回数も激減しました。

その後、社会人となってからは、仕事に追われ、たまの休みは体を休めるためにあるという状態が続いていたので、海水浴のついでに砂浜でキスを釣る程度でした。

そして、会社に勤めて約十年、訳あって、独立することを決意しました。
 初めは仕事の立ち上げで、遊んでいる暇はありませんでしたが、数年後、仕事も軌道に乗り出し、時間にも余裕ができたころ、思い出したように釣りに行きたくなり、釣行を再起動!

現在に至っております。


再起動後、初めは堤防のチヌ(黒鯛)釣りに熱中しました。

 黒鯛の釣り方は多岐にわたりますが、その中でも私は「落とし込み」と「前打ち」という釣法で毎週のように堤防へ通っておりました。
 黒鯛との駆け引きは、実にスリリングで、エサを食わせる段階から、タモ網に魚を入れるまで、緊張の連続でした。

「落とし込み」・「前打ち」のタックルと仕掛け


↑ 画像をクリックすると、拡大します。 ↑

しかし、実のところ、黒鯛は食べてあまりおいしい魚ではありませんでした。 (←私の、個人的な感想です)
それでは、食べておいしい魚を釣りたいと、磯釣りに転向し始めました。

 磯釣りは、天候や海上の波の高さに大きく左右され、友人と釣行の約束をしていても、船が出ないという残念な日も多くありました。

「磯」のタックルと、尾鷲 九鬼の写真


↑ 画像をクリックすると、拡大します。 ↑

「明日は釣りに行ける!」と期待させておいて、前日の夜に、「波が高くて船が出せません・・・」となると、ストレスも倍増です。

そんなとき・・・・・、なんと「海上釣り堀」という安易な(実はそうでもない)釣りに手を出してしまったのです。
 この件は「海上釣り堀」のページに詳細を別記してあります。


こうして現在では、冬は磯釣り、暖かくなれば堤防やイカダ、そして海上釣り堀と、釣りの楽しさを満喫しております。

これが、私の釣りの生い立ちとでも言いましょうか、現在までの釣り歴です。

釣り人は、「ヘラに始まり、ヘラに終わる」などという言葉も聞いたことがあります。
 私も、いつか遠出をする元気がなくなった頃、近くの川でへら鮒を釣っているのかもしれませんね。

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