1.電源回路
・電源は、DC24VのACアダプターのみで動作します。
・蛍光表示管の制御で一番手間のかかるのが、フィラメント用電源です。
・これまでの製作では、シリーズ・レギュレータを使用して、1〜3Vの電圧を得ていましたが、
損失が多く発熱量も気になっていたので、今回は、TO-220型でスイッチング・タイプの、
「LM2575T-ADJ」を使用してみました。
・結果はとても良好で、24V→1.6Vの降圧でも、ほとんど発熱がありません。(ほんのり暖かい程度)
・価格はシリーズ・レギュレータよりも多少高くなりますが、回路構成も簡単なので、今後はこのICを
使用して行きたいと思います。
2.基準信号発生回路
・MM5316Nの時計カウントには、50Hzの信号が必要なので、「秋月電子通商」の超高精度
クリスタルモジュールの12.8MHzを分周して、50Hzの方形波を得ています。
・方形波の出力電圧が5Vのため、トランジスタで24Vに変換しています。
・また、この分周回路から3.2KHzと6.25Hzの信号を利用し、1,600Hzの発信音を断続させて、
ピピピ・・・と言うアラーム音を作っています。
・基板の約半分がこの回路で占められてしまっているので、今後は、AVRマイコン等に置き換えて
50Hzを発生させたいと思います。
3.表示管ドライブ回路
・表示管のドライブは、すべてMM5316Nが行ってくれます。
・スタティック表示なので、カットオフ用のバイアス電圧も不要です。
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