再生用のディスク(SDカード・USBメモリー)の作製方法 |
・このモジュールで使用するディスクは、音楽等のファイルの構成に3通りの方法があります。
・市販のMP3プレーヤーのように、アーティスト名やトラック番号では分類できません。
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1.ディスクのルート・ディレクトリーに、再生ファイル(.mp3/.wav)を用意する。
・フォルダーは使用せずに、ディスクのルート・ディレクトリーに再生ファイルを書き込みます。 ・ファイル名は原曲のままで可能です。 (任意の名前で可能)
・ディスクに各ファイルが書き込まれた順に、再生する順番が決まります。
(ディスクに書き込まれた順に、ファイル0001〜の順番になる)
・コマンド[03h]などでファイル番号を指定しますが、ファイル名に記載された番号などには従いません。
・したがって、アルバム全曲を一括してコピー→ペーストすると、再生される順番が変わる可能性が
ありますので、曲順の整列をする場合は、ファイルを1つずつ順番にコピーする必要があります。
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2.アルバム毎などでフォルダーに分類する。 (フォルダー内は255トラックまで)
・アルバムやジャンルごとに、複数のフォルダーに分けてトラックをまとめます。
・フォルダー名は、[01] , [12]のような2桁の数字を使用します。
・各フォルダー内のトラック数は、255トラックまでです。
・フォルダー内のファイル名には、ファイル名の前半部分に3桁の数字を追加する必要があります。
([愛の歌.mp3] を [002愛の歌.mp3]に変更する)
・コマンド[0Fh]で、任意のフォルダーの任意のトラックを指定することができます。
・ただし、フォルダー内を順に再生するコマンド[17h],[29h]では、トラック番号を検出しませんので、
この場合もフォルダーに各ファイルが書き込まれた順に、再生する順番が決まります。
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3.アルバム毎などでフォルダーに分類する。(フォルダー内に256トラック以上可)
・フィルダーに分類する際に、フォルダー内のトラック数を3000曲程度まで増やすことができます。
・フォルダー名は、[01] , [12]のような2桁の数字、または[MP3]を使用します。
・フォルダー内のファイル名には、ファイル名の前半部分に4桁の数字を追加する必要があります。
([愛の歌.mp3] を [0002愛の歌.mp3]に変更する)
・コマンド[14h],[12h]などのファイル番号を2バイトで指定するコマンドを使用します。
・ただし、フォルダー内を順に再生するコマンド[17h],[29h]では、トラック番号を検出しませんので、
この場合もフォルダーに各ファイルが書き込まれた順に、再生する順番が決まります。
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