操作方法 |
1.電源投入
・電源が投入されると、ファンクション0 「Fn0」の、キー入力モードになります。
・DDSの出力は、停止状態になっています。
・[Fn] キーを押しながら電源を投入すると、現在のプログラム・バージョンが表示され、キーを
離すと通常動作に入ります。
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2.ファンクション [Fn] キーの操作
・ファンクション [Fn] キーは、DDSに周波数を設定する機能(方法)を選択します。
・[Fn] キーを押すと、LCD画面の「Fn」文字の右に、カーソルが点滅します。
・続いて、0〜9の数字で、機能を選択します。

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Fn0 - キー入力モード |
Fn1 - スイープ開始周波数の設定 + メモリー1 |
Fn2 - スイープ終了周波数の設定 + メモリー2 |
Fn3 - スイープ間隔周波数の設定 + メモリー3 |
Fn4 - ボリュームモード (0〜12.8 KHz) 可変 |
Fn5 - ボリュームモード (0〜25.6 KHz) 可変 |
Fn6 - ボリュームモード (0〜 127 KHz) 可変 |
Fn7 - ボリュームモード (0〜1.27 MHz) 可変 |
Fn8 - ボリュームモード (0〜12.7 MHz) 可変 |
Fn9 - ボリュームモード (0〜25.5 MHz) 可変 |
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3.「Fn0」 キー入力モード
・キー入力モードでは、数字キーにより、任意の周波数を設定することができます。
(0〜33.554431MHzまで)
・LCDの左上に、キー入力状態である「Ky」が表示されます。
・数字キーを押すと、LCDの2行目右端から、左送りで数値が表示されて行きます。
・数値入力の後、[Hz]、[KHz]、[MHz] のいずれかのキーを押すことで、周波数が決定され、
LCDの1行目に、発生する周波数を表示し、DDSの出力が開始されます。
・数値入力を訂正する場合は、クリア [C] キーを押して下さい。
・周波数を設定後、[C] キーを押すと、一時的にDDSの出力を停止させることができます。
・停止後、数値キーを押さずに、[Hz]、[KHz]、[MHz] キーのみを押すと、停止時に設定されていた
周波数を呼び出して出力を再開します。
([C] と [Hz]、[KHz]、[MHz] キーで、出力のON/OFFを切り換えることができます)
・入力値が、33.554431MHz以上の場合は、自動的に33.554431MHzに修正します。
・0以下の小数点を使用する場合は、先に0を付けて下さい。 (0.123 = ○ .123 = ×)
・その他、桁数や周波数範囲に問題がある場合は、自動的に近似値に修正されます。
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4.「Fn1〜3」 スイープ・モード (周波数掃引)
・スイープ・モードは、スイープ開始周波数から、終了周波数までの範囲で、自動的に周波数を
変化させることができます。
・変化させる周波数間隔(ステップ)も設定できます。
・周波数調整ボリュームにより、変化させる速度も可変できます。
・[Fn] → [1] キーを押すと、開始周波数の入力を求める、「St」の文字が表示されますので、
数字キーと [Hz]、[KHz]、[MHz] キーで、設定して下さい。
・[Fn] → [2] キーを押すと、終了周波数の入力を求める、「Ed」の文字が表示されますので、
同様に設定して下さい。
・[Fn] → [3] キーを押すと、周波数間隔の入力を求める、「Sp」の文字が表示されますので、
同様に設定して下さい。
・周波数間隔を入力した後に、周波数掃引が開始されます。
・周波数掃引を中断する場合は、[C] キーを押して下さい。
・停止後、[Fn] → [3] → [Hz]、[KHz]、[MHz] キーを押すと、停止前の設定で、再度周波数掃引が
始まります。
・開始、終了、間隔の周波数は、EEPROMに記憶されますので、電源を切った後も、設定値は
残されています。
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5.「Fn1〜3」 メモリー機能
・スイープ・モードで設定された周波数は、EEPROMに記憶されるので、この値をメモリー機能として
使用することもできます。
・[Fn] → [1]〜[3] キーを押すと、記憶されている周波数がLCDの1行目に呼び出され、
同時にDDSから、その周波数で出力が開始されます。
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6.「Fn4〜9」 ボリューム・モード
・[Fn] → [4]〜[9] キーを押すと、LCDの左上に、ボリューム設定状態である「Vr」が表示されます。
・LCDの1行目には、ボリュームの設定による、現在の出力周波数が表示されます。
・LCDの2行目には、ボリュームで可変できる周波数の範囲が表示されます。
・「Frequency」ボリュームで、選択された周波数範囲の可変ができます。
・「Adjust」ボリュームでは、「Frequency」での設定周波数から、±120Hzの微調整ができます。
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