1つのセンサー・モジュールで、温度・湿度・気圧を測定できるBoschのBME280センサーをテストします。 BME280は、2線式のI2Cと3線式または4線式SPIの両方のインターフェイスを搭載しているので、回路構成に合わせてどちらでも選択することができます。 個々のセンサーに個体差の較正データが書き込まれており、内蔵の温度センサーと合わせて補償計算を行う必要があります。 (この計算は、非常に複雑です) サンプリングの回数(オーバー・サンプリング)や自動で周期的な測定を行う設定も可能で、内部のIIRフィルター(無限インパルス応答フィルター)により、ドアの開閉などの瞬発的な気圧変化を抑える設定も可能です。 複合センサーのため、専用のセンサーよりは精度が落ちるかもしれませんが、基板の省スペース化や回路構成の簡略化に期待できます。
|
電子工作の部屋 Top へ | 前のページへ戻る |