人口1,200万人のインド最大の産業都市 1月15日 晴れ |
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インドの交通事情: (10cmの離れ業) ボンベイ空港からボンベイ駅まで「オート・リクシャー」 (3輪車のタクシー)に乗った。 初めてのリクシャーなので値段がわからず、とにかく乗り込んだ。 20Km位は走ったと思うが、200ルピー(520円)取られた。 この距離だったらせいぜい100ルピー以下が相場である事を後で知る。 道路は結構広いのだが、分離車線が無く、 リクシャーは大きな車の間を右に左に縦横無尽の運転をする。 その又間を50ccクラスの2輪バイクが更に縦横無尽の運転をする。 リクシャーに乗っていると度々命が縮む思いがする。 10cm間隔の芸術的な運転だ。 この社会では他人に譲っていたら生きて行けない。 リクシャーから降りて、今度は歩行者になって道路を横断する立場になった。 横断歩道らしきものが無いので、とにかく車の途切れを見計らって、 先ず中央ラインまで進む。 そこで反対車線の車の流れの途切れを待って、さっと渡る。 ここでも命懸けである。子供や老人はどうするのだろう? もっともここの子供はすばしっこくてそれは杞憂である事が直ぐ分かった。 私でさえ、何度か渡るうちに、ドライバーとのあうんの呼吸らしきものを 会得してきた。 次へ(アウランガバード) |