2002/03/28  
2004/05/27 追記

カメ吉の住環境
我が家のカメ吉の暮らしのご紹介(*^^*)

冬眠の様子は こちら
 

 

ケージ

初めのころは小さめの飼育ケースで飼っていましたが、カメ吉がだんだん大きくなってきて、広さ・高さともに足りなくなってきたので、大きめの衣装ケースをケージ代わりに使っています。(ケージの写真は「カメ吉のお引っ越し」を見てください)
もっと大きくなれば衣装ケースでも足りないかもしれませんが、今のところはわりと余裕があるので、あと何年かは大丈夫、だろうと思います・・・。
プラスチックのフタをそのまま使うと蒸れてしまうので、真ん中をくり抜いて金網を張りました。以前、散歩の途中で見かけたお宅では、うちと同じような衣装ケースで、フタにカメが通れないくらいの小さめの穴をいくつも開けてありました。こうすれば金網を張らなくても大丈夫なんだなー、と感心した憶えがあります。
ケージに充分な高さがあれば、室内ならフタはなくてもいいと思いますが、戸外に置いておくとカラスや人間がいたずらをすることもあるので、フタつきの方が安心ではないでしょうか。

 

置き場所

春から秋はベランダで(ずっと出しっぱなし)。
冬は部屋の中に入れっぱなしで、晩秋・早春は、天気を見て暖かそうなら昼間だけベランダに出し、夜は部屋の中に入れていましたが・・・動物病院の先生に「一年中外で飼った方が良い」と言われたので、今年(2004年)からはそうしてみようと思います。部屋の中に入れて中途半端に温度が上がるのは良くないそうです。それより、寒いなら寒いっぱなしの方がカメにはいいのだとか。氷点下になっても、水が完全に凍ってしまわなければ大丈夫だと言われました。確かに、鹿児島はそんなに寒くなるわけではないので、カメ吉くらい大きくなれば何の問題もないのでしょう。
以前住んでいたアパートのベランダには、風よけ & 目隠し用のシートを張ってあったので、その影でケージが半分くらい日陰になるような絶妙な(?)位置を探して置いていました。そうすれば、甲羅干ししたり水に入ったりして、カメが好きなように体温を調節できて良いかなと。(飼い主が手を抜いていただけという話もありますが(^ ^;))。
現在は風よけシートは貼っていませんが、やはり暑い日には半分くらい日陰になるような場所に置いています。下に小さな車輪のついている衣装ケースだと移動が楽で便利です。
夏だからといってあまりカンカン照りのところに置きっぱなしにすると、水温が高くなりすぎたり干からびてしまうこともあるそうなので、適度な量の日光が当たるように注意した方がいいそうです。

 

えさ

基本的に、市販の配合飼料だけで育っています。たまにおやつに乾燥エビとか、あげてみる程度。雑食なのであげればなんでも食べるだろうと思いますが、塩分や脂肪分が多かったり栄養が偏ったりするとよくないだろうと思うので、逆に配合飼料の方がバランスがいいかなー、と思っています。
あと、妊娠中で食欲がものすごく落ちてしまったときなどは、むきエビとかの生き餌をあげたりします。配合飼料を全然食べなくなってしまったときでも、エビなら食べます。
あとは、カメにとって一番大事なものはカルシウムだ!と私は信じているので(笑)、ブロック状のカルシウム剤を時々あげています。効果があるかどうかは???ですが、わりと喜んで食べるので、けっこう好きなのかも。

 

水換え

フィルターを使っている場合はそのフィルターの性能にもよると思いますが、うちは特に使っていないので、夏の間は、できる限り毎日水換えしています。用事があったりして換えられなかった時も、次の日には必ず換えるようにして、中2日はあけないように気をつけています。というか、2日もあけてしまうと水がすごく汚れてしまって、かわいそうで換えずにはいられません(^ ^;)。
春や秋は、食欲の程度、水の汚れ具合などを見て、臨機応変に・・・。
ベランダにケージを置くことの利点は、水換えがしやすい、ということもありますね。
はっきりいって超なまけものの私は、水道が近くてばしゃばしゃ洗える環境でないと、水換えを延ばし延ばしにしてしまうと思うので・・・。
あと、水道水のカルキは爬虫類には基本的に無害だそうですが、水道水を使っていると自分が肌荒れが起きるので、一応カメの水もカルキ抜きをしています。(バケツなどに一晩汲み置いておけばいいと思いますが、うちでは汲み置きしておけるスペースがないので、水換え時に薬剤を加えています)。

 

その他の設備

うちではなにも使っていません・・・ので、参考になりませんね(^ ^;)
フィルターの代わりに人力で水を換え、ライトの代わりに戸外で甲羅干ししています。
簡単にカメを飼いたい人には参考になるかも・・・。
カメ吉は大きくなってからもらったカメなのですが、うちに来る前のお宅で、ヒーターもライトも使わず、日光浴と水換えだけをしていたということなので、そんなものかー、と思って、同じように飼い始めました。だから、どちらかというと私はいい加減な飼い主だと思います(^_^;) でもいちおう元気に育ってます(*^^*)

長距離移動(飛行機もOK!)

最後に・・・。
カメを飼っているんだけど、主人の転勤で遠くに引っ越さなきゃならないわ、などという場合。
遠くといっても、東京 → 大阪くらいなら、ドライブ好きの人なら車で移動してしまうでしょうから問題ありませんし、新幹線でも小さなケージに入れて一緒に持っていってしまえばいいでしょう。
でも、もっとずっと遠くて、運転は大変だし車は専門の業者さんに任せたい、自分たちは飛行機で移動したい、なんていう場合。
実はカメは、飛行機に乗せることができます。私は引っ越しの時、JALに電話して聞いてみましたが、「小さなケースに入れて、手荷物として持ち込んでいただいて結構です」ということでした。事前の申告も特に必要ないそうです。小さいからホントに荷物扱いなんですね(^ ^;)
そこで、移動用の小さなケースにカメ吉を入れ、ケースごとボストンバッグにすっぽりと入れて移動させました(念のためチャックは少し開けておきました)。手荷物検査では、まずバッグからカメのケースを出して、バッグのみを検査に通してくれました。機内では前の座席の下に置いておきました。ずっと暗かったせいか、別に暴れることもなく、大人しかったです。
ちなみに、気圧の変化とかGとか、カメにとってどうなのかな? という心配はちょっとありましたが、カメ吉はそのあたり、全く問題なかったようです。着いたその日から、普通にぱくぱくとエサを食べ、我が物顔でひなたぼっこしていました。適応力が強いのでしょうか...。