オリーブの木  NO.9から  

  ― 聖地のこどもニュース ―

パーチェ エ ベーネ!
平和と善!

イブラヒム神父からのメッセージ

 

日本の愛する兄弟姉妹たちへ

 私は、美しい日本で、いろいろな小教区や共同体の方々、その他多くの方々に出会い、本当に温かく兄弟として迎えていただきました。そして、私の話をあれほどの深い関心を持って聴いてくださったことに大変感動し、感謝しております。

 私たちは、日常的に大きな困難にぶつかっている聖地の人々のために微力ながら力を尽くしております。私のこころと精神に深く刻み込まれた皆様との心温まる思い出は、この奉仕を続けるにあたり、私にとって希望と支えの源となるものです。

 また皆様は、ベツレヘムの貧しい共同体への助けを通して神への愛を示してくださいました。私はすべてのベツレヘム市民の名において、皆様の本当に寛大な、兄弟としての支援金に心からお礼を申し上げます。このお金は、「平和の君」がお生まれになったこの町に住むパレスチナ人たちのために大変役立ちます。

 さらに皆様が私たちのために祈っていてくださると知ることができて、この地に住む私たちすべてにとって大きな慰めとなりました。

 私たちに、肉による兄弟だけでなく、聖霊と信仰における兄弟姉妹を与えてくださる主の「道」は本当に偉大で神秘に満ちています。

 私は、神の子イエスがお生まれになった聖なる洞窟で皆様のために祈ることをお約束します。そしていつかその洞窟で私たちとともに祈ることができるように、どうぞ皆様、ベツレヘムを早く訪れてください。

 主が皆様とご家族を祝福し、お一人おひとりを慈しみと恵みでみたしてくださいますように。

2003年11月2日    イブラヒム・ファルタスOFM
テラ・サンクタ学院校長

   

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