エルサレムからのHOT NEWS
−イスラエル・パレスチナの紛争の解決を願って−

この記事はイスラエルより発信されている「NONVIOLENCE (非暴力)」のホームページより、製作者 ラエド・アブサリア神父様の許可を得て「聖地のこどもを支える会」で翻訳したものです。


オリーブ・ブランチ NO.195

レイチェル コリィの死の真相


2003年3月16日

 国際連帯運動(International Solidarity Movement)のボランティアである23歳のアメリカ人女性、レイチェル コリィ(ワシントン州、オリンピア出身)がイスラエル軍に殺されたとガザの地元紙が伝えた。レイチェルはブルドーザーが直進してくる道に立っていた。ブルドーザーが停止せず、方向転換もせずに進んで来た時、運転手の顔を直視しながら蛍光塗料のついたジャケットを纏ってその行く手の土砂の山によじ登った。ブルドーザーは彼女が土砂の下敷きになるまで進み続けた。彼女が視界から消え去った後も完全に彼女の上になるまでそのブルドーザーは前進を続けた。運転手がブルドーザーのブレードを持ち上げなかったので彼女はその下で潰された。そして運転手はもう一度彼女を轢く形で後ろに引き下がった。同時参加をしていた7人のISMの活動家が大急ぎで彼女の身体を掘り起こした。救急車が向かったアルナジャル病院で彼女は息を引き取った。


もどる


HOT NEWSのもくじ

トップページに戻る