オリーブ・ブランチ NO.192
イラク戦争に対する祈りへの呼びかけ
2003年2月19日
パレスチナ委員会と国際キリスト者協会
世界の大部分の人の反対が増えているにもかかわらず、戦争という不気味な雲が大きく地平線に現れています。パレスチナ人として、又キリスト者協会として、私達は神が、愛と平和の神であることを信じます。戦争と言うものは、どのように正当化しようと決して選択肢の一つになり得ないと信じています。戦争はパレスチナの違法な占領に正しく平等な解決をもたらすのに、惨めにも失敗しました。反対に、イスラエルの占領はパレスチナ人から土地を奪い、彼らの権利を否定し、苦しみと抑圧を増やし続けています。
そこで私達は、イラク戦争を防ぐ努力を最大限にするよう、全ての人に呼びかけています。この戦争はその地域に住む全ての人々、特にイラクの女性や子どもたちにひどい結果をもたらすでしょう。人々は1991年の湾岸戦争以来、負わされてきた攻囲と略奪の結果に未だに苦しんでいます。国連によると、経済的制裁は、150万人以上のイラク人に死をもたらしました。
私達は世界中の兄弟姉妹の皆さんに呼びかけます。わたしたちの祈りに加わってください。そして、切迫した破局を避けるため全力を尽くしてください。そうすれば、公正な平和がイラク・パレスチナそして世界中に広まるでしょう。わたしたちの主のみ言葉を思い出しながら「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタイ5:9)
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