エルサレムからのHOT NEWS
−イスラエル・パレスチナの紛争の解決を願って−

この記事はイスラエルより発信されている「NONVIOLENCE (非暴力)」のホームページより、製作者 ラエド・アブサリア神父様の許可を得て「聖地のこどもを支える会」で翻訳したものです。


オリーブ・ブランチ NO.184

ベツレヘム地区における非暴力活動の暫定リスト
       2002年12月24日から12月31日

12月24日火曜日 13:00
 13:00から14:00まで諸宗派間の祈りが聖誕広場南側のアーケードの前で行われます。ベツレヘムの住民とパレスチナ人が置かれている、非常に困難な状況によってもたらされた悲しみを表し、ベツレヘムでのこれからのクリスマスのイベントの喜びを祝うための、この祈りへの地元住民と国際支援者の参加を募っています。イエスの光が、暗く絶望的に見えた時代にこの世界を訪れたことを記念します。総主教のベツレヘム入市と聖誕教会入堂の傍らで行われるこのイベントへの参加を呼びかけます。

 このイベントの主催者はベツレヘムに本部を置く次の組織です:聖地トラスト、アラブ教育研究所、ベツレヘム聖書大学、ウィーアム・パレスチナ紛争解決センター、アラブ正教協会。

12月 25日水曜日 16:00
 伝統的なキャンドルライトの行進が、ベイト・サフールにあるギリシャ正教の羊飼いの野を16:00に発ち、ラケルの墓そばにあるエルサレム-ベツレヘム間の検問所に向かいます。毎年クリスマスの時期に行われるこの行進は、コミュニティーの現在の関心事を取り上げます。今回は隔離の壁の問題が中心で、行進の参加者は、「自分の土地で虜となる」とか「イスラエルによるアパルトヘイトの壁を止めよう」といったスローガンを携えます。

12月28日土曜日 14:00
 幼子殉教者の行進。12月28日は伝統的に「幼子殉教者」の日として知られています。生まれたばかりの平和の君を探していたヘロデ王が、この日にベツレヘムの子どもたちを虐殺しました。これまでの4年間、この日はベツレヘムでは飼葉桶広場で行われる子どものお祭りを通して記念されてきました。今年は聖なる都市ベツレヘムとその住民が経験している困難な状況故に、パレスチナの子どもたちがベツレヘムの市街を行進し、引き続くパレスチナの子どもの虐殺とイスラエルによる占領の終結を訴えます。行進はカトリック.アクション・クラブそばのラス・イフタスを午後2時に出発し、終点の飼葉桶広場で一同に会して自由を求め訴えます。

12月31日火曜日 13:30
 昨年同様、公共団体と市民団体が年末の正義と平和の行進への参加を呼びかけます。この無言の行進は、ベツレヘムのコミュニティーと国際支援者、当局者が外の世界に対して、何ヵ月にもわたり続いている外出禁止例と封鎖の後に、感情を表現する機会を与えます。この非暴力的イベントの中心的な要求は、占領の終結ならびにベツレヘムとエルサレムでの封鎖の解除です。宗教団体と自治政府当局に行進を先導するように呼びかけています。行進のコースは、ラス・イフタスを通り飼葉桶広場で終わります。その近くのホールを会場にして、行進参加者による諸宗派の祈りと祈願が行われます。集合は13:30、カトリック・アクション・クラブそばのラス・イフタスです。



もどる


HOT NEWSのもくじ

トップページに戻る