昨日予定していた、車を借りてジプシーコーブへ行く計画はあっけなくつぶれた。ガイドブックにあった「フォークランド・アイランド・カンパニー(Falkland
Islands Company.以下、FICと略)」へ行ってみたが、個人用には貸し出ししていないとのこと。別の会社「ロバーツ・ビークル・ハイヤー(Roberts
Vehicle Hire)」を紹介してもらい、そこにも電話をかけてみたがつながらなかった。あきらめて、今日は「おみやげを買う日」に決めた。
その後はなかなか快調。昼過ぎにITTに行くと、シーライオン・アイランドの件がすっかり出来上がっていた。2泊3日の全料金216ポンドを支払う。しかし、ボランティア・ポイントの件はまだ未確定で、前日にまた来てくれという。それから、電源プラグのほうも無事解決。この日は3つ目の宿泊先となる「エマズ・ゲスト・ハウス(Emma's
Guest House)」に移動(スコティア・ハウスは予約一杯で延泊できなかった)し、コンセントを確認したがやはりダメ。これをきっかけに近くの土産物屋に直行し、19ポンドのタイマーを買い、別の金物屋ではペンチを買って宿に帰った後、やにわにタイマーの電気コードをぶった切ったかと思うと、その線の先を剥いて持っていた変圧器につなげ、見事簡易プラグ変換器を作成し終えたのであった。この間、僅か数十秒...な訳はないが、何か取り憑かれたように作っていた自分がいた。この変換器、電源部分がむき出しで危ないことこの上ないが、この際贅沢は言っていられない。恐る恐る充電器をつなげてみると、何と元気に充電を始めたではないか!!
シーライオン・アイランドへのツアーが決まったことで、スタンレーでの宿泊スケジュールも確定した。もう宿を移動したくなかったので、そのままエマズ・ゲスト・ハウスに21,22日の宿泊を予約した。1日中町を歩いておみやげもほとんど全て買い尽くした。明日の朝一番で、シーライオン・アイランドに発つ。ここからが本当の旅の始まり。