ニュージーランド
野生ペンギンと大自然を巡る旅
2023年9月29日~10月16日(18日間)
10月10日
目次
10月12日
■ 連日のオタゴ半島
10/11(水)
■ 朝の市内散歩
あでりーは6時過ぎに起きて、昼食の準備をしてくれた。僕は7時過ぎに起きる。9時からは駐車料金が発生するので、それまでに車を動かす必要があるのだ。

9時少し前に車に乗り込み、スーパーの「カウントダウン」に赴く。車を停め、店内でバナナを買ってから、車を停めたまま市内散策にでかける。いくつか店を回り、おみやげを購入する。きれいな駅舎ももう一度見て、写真を撮った。朝は歩いているだけで気持ちがよく、心が浮き立ってくる。途中の教会などもきれいで写真を撮る。羊毛製品も見てみるが、値段が高いので断念した。

セント・ポール大聖堂が開くまで他の店を覗いて過ごしてから、10時に大聖堂に入る。中は簡素だがきれいで、とくにステンドグラスが美しい。ぐるりと見て回ったあと、みやげものを見てみる。スタッフの高齢女性がレースの編み物をしていて、とてもきれいだったのでこれを買うことにする。意外なところで良いおみやげを買うことができた。

長老派教会

「オタゴ地方最古の教会」との表示

セント・ポール大聖堂
■ 連日のオタゴ半島ドライブ
10時半すこし前あたりでスーパーに戻り、車に乗る。カーナビをペンギンプレイスに設定し、オタゴ半島へと向かう。海岸線を走り、昨日と同じ光景を楽しむ。ベンチのある広場があったので、そこで昼食にする。今日の弁当は、昨日買ったハムがメイン。いつも通りに美味しい。食後はスコーンと、宿で作ったコーヒー。しっかりいただいてから、ふたたびルートを検討。昨日行かなかった南東側の海岸を目指す。

海岸沿いでランチ!

本日のお弁当
途中、何度も車を停め、鳥を観察する。プケコがいたるところにいる。クロアカツクシガモもたくさんいる。なにかが飛んだ、と思ったらファンテイルだった。ウルバ島で見た以来で、オタゴ半島にもいたんだ、と嬉しくなる。

道路は舗装路から未舗装の土の道になった。水場で、セイタカシギを発見。昨日、僕一人は見たが、今日はあでりーと一緒に見られたのが嬉しかった。シギの仲間も初めて見た。何度も海岸線に出たり、高台から海が見えたりして、絶景が何度でも訪れる。そのたび、感嘆の声が漏れる。

プケコ

セイタカシギ

オグロシギ?

ズグロトサカゲリ

両サイドがベニヒワ、真中がゴシキヒワ

各所で見られたプケコ
途中、すれ違った車の男性が声をかけてきた。これから牛の群れが道を通るらしく、すこしよけたところで待っていてほしいと言われる。期待しながら待っていると、本当に牛の群れがやってきた。後ろからバイクで人が追い立てている。ビデオを撮影しながら、通り過ぎるのを待つ。最後に、バイクの男性に挨拶をして別れた。テレビ番組ではこうした風景を見たことが何度かあるが、自分が体験するのは初めてだ。あまりにも面白かったので、牛達の後ろ姿を見ながら、あでりーと一緒にひとしきり笑う。これが今日一番のハイライトだったかもしれない。

この道を牛の群れが通っていった
その後もやはり、絶景は何度も訪れる。高台にのぼると、美しい海岸線がいくつも現れる。セキレイのような飛び方の黄色い鳥がいたが、しっかり見ることはできなかった。広大な草原に放牧の羊がのんびり群れていて、いかにもニュージーランドという写真が何枚も撮れた。







昨日も訪れたロイヤルアルバトロスセンターを目指すことにし、ルート設定をする。到着寸前、車を停めて撮影をしていると、対岸の浜辺にアシカを発見。観光客がそれを眺めていた。草地には白黒ツートンがきれいなカササギフエガラスがいて、池ではミカヅキハシビロガモが浮かんでいた。


カササギフエガラス

ミカヅキハシビロガモ
■ 連日のロイヤルアルバトロスセンター
ロイヤルアルバトロスセンターに到着する。今日は風がほとんど吹いていないので、アルバトロスもあまり飛んでいないかと思ったら、そうでもなかった。昨日と反対に、僕は車で休み、あでりーは外に出て撮影をした。しばらくするとコーヒーを飲みたくなり、ここの中にあるカフェか、もう少しのぼった先のカフェのどちらにするか迷ったが、ここならアルバトロスが見られるかもと思い、歩いてセンターの中に入る。

思ったより値段は安かったので、ここのカフェで休む。あでりーはコーヒーのロング、僕は今回の旅で初めてエスプレッソを飲む。かなり酸味がきつく、砂糖を入れてちょうどくらいだった。店はガラス張りになっていて、しばらく見ているとアルバトロスの来る方角がわかり、そこに集中していると何度もやってきてくれて、しっかり楽しむことができた。ビデオでもなんとか撮影することができた。ゆっくりと体を休め、帰路につく。今日もたっぷり楽しんだ。ダニーデンは本当にいいところだと思う。いろんな景色と経験が心に焼き付けられた。

ロイヤルアルバトロスセンター入口

中で記念撮影
■ 連日のラム肉
今日の帰りは初めて、ニューワールドに入ってみた。カウントダウンやパックンセーブと同様のスーパーだが、それらよりも品ぞろえがよく、値段は高めだ。ただし、モノによっては安いこともある。ラム肉を購入し、今日のメインで頂くことにする。他にも量り売りのナッツ、全粒粉のパンなどを買って宿に戻る。そして今日も駐車場所を探す必要がある。なかなか空いていないため、昨日のビアホールで醸造に使う水を無料でもらいに行き、ふたたび宿周辺に戻ると、昨日と同じ場所が空いていた。

帰宿後、シャワーを浴びてから、夕食の準備。あでりーが、宿にあるスパイス類を使ってラム肉に下味をつけ、オーブンで焼いてくれる。僕は洗い物をしたり、デザート用のピーナッツクリームに砂糖と塩を混ぜ込む作業をしたり。できあがった肉は、しっかり焼けているのに柔らかく、とても美味しかった。前回焼いたものとは部位が違うらしく、味が少し違う。パンは全粒粉で美味しい。明日はこの残りでランチとなるため、その準備も済ませる。食後は部屋に戻り、日記を二日分書く。

本日の夕食

10月10日
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10月12日