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環境問題
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| 泣き虫弱虫で都会の学校に馴染めずに山村留学で林業の村に来た少年が主人公です。ホームステイ先の同級生タツオが兄貴分として引っ張っていってくれるので山の生活にすっかり慣れたようにみえたものの、心の中ではお客様でしかなかった少年が、大雨による山崩れをきっかけに当事者にならざるを得なくなっていきます。そして、河童と出会い「女」と間違えられたことから、とうとう事件の渦中に巻き込まれてしまいます。頼りにしていたタツオとの断絶により、以前の弱虫光太郎に戻ってしまいそうになりますが...。
『ぼくの・稲荷山戦記』『夜の神話』との環境問題三部作のひとつです。この三部作は現代の深刻な環境問題を、日本人が古来からもつアニミズム的感性を刺激することによって訴えかけます。自然から切り離された世界に育ち、人々が信仰心を覚える機会がなくなってしまった昨今、たつみや章の作品は一貫して古来より続く自然と共存する智恵、生きる支えとなる信仰心を問うています。 小学校中学年でこの三部作を読み、高学年以降に古代少数民族を扱う『月神の統べる森で (作者のたつみや章さんは、「有言実行」で活躍していらっしゃる現役熊本市議会議員とのことでビックリ!) 2007.2.5 |
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| アフリカゾウを移動させなければならなかったのはなぜか。ノンフィクションの物語。「悲しいところもある。(小5娘談)」(2002.12) | |
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一人の少年が、打ち上げられたクジラを発見し、そのクジラを海にかえすまでの2日間を描いている。クジラ保護の立場から、クジラが浜に打ち上げられていた場合、どのように対処したらよいかを広く知ってもらいたいために書いた本だということです。
私たちがそのような現場に居合わせることはまずないとは思うけれど、それらの知識は多くの人が当然のこととして知っていて良いとも思いました。 ただ、主人公の少年が助けたいと思った一頭のクジラも、違う文化で育った別の少年であったならごちそうだと考えたかもしれないことも、こども達には伝えておきたい。(2002.11) |
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密漁から逃れる陸のゾウと海のクジラが、力を合わせて密漁者を撃退します。
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| 「何が大切かを知った人は、そのために働かなければならない。」という最後の一文は、やわらかな娘の心に一撃を食らわしたのではないだろうか。少しずつ、今ではない未来、将来の存在に気がつき始めた小5の娘、勉強もスポーツも音楽的センスも??だし、ものごとの理解力や自己表現に関しては絶望的ではあるけれど、感受性だけは人一倍もっています。一撃を浴びたからといって何が変わるわけでもないけれど、さてどんな人生を送ることやら楽しみです。 野生に生きる動物の生活を観察して書かれているこの手の本を、娘 は毎回借りてきます。オオカミ、コヨーテなど家族とともに群れをつくる彼らの生活は、彼女に大きな魅力と安心感を与えるように思います。幼少時(3〜6歳頃)、彼女が何度も借りて読んでいた「ねこのオーランドー」、こちらは擬人的なねこの家族のごく平凡な生活が描かれた本でした。成長とともに借りる本は変わりましたが、彼女が求めているものは決して変わることがありません。日常の家族の生活、安定した群れの関係、そういったものを強く求めています。身につまされる思いです。(2003.02) この本を読んで以降、上野動物園に行くと「ドール」の前でかなりの時間を過ごすようになりました。集団で活発に動き回るドールは見ていて飽きません。以前、2頭が並び、まったく同じ動きでスピーディに森(?)を駆け抜ける様は惚れ惚れしました。手前にある大きな池もただの飾りではなく、木から水に飛び込んだり、水を飲んだりもしています。地味な動物なのでそれほど人気はないのでしょうが、動物園に行くことがあったら、ドールのことも、ちょっと気にとめてみてくださいね。 ↓上野動物園のドール(東京都公式ホームページより) |
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| 「これ、読みたくないなぁ。写真みたらダメって感じ(息子談)。」走る電車にぶつかって果てる鳥たちを放っておけず、行動に移した運転士の記録です。(2003.3) | |
自然保護にまつわるひとりごと