| ジョン・バーニンガムが熊野体験博に参加し、そこで得たビジョンにより作りあげたという絵本。世界遺産にも登録された熊野古道、日本古来からの魑魅魍魎も生きながらえているであろうその地で、西洋人のジョン・バーニンガムはどのようなビジョンを得たのだろうか。絵本は、おだやかな自然の中で遊ぶ2人のこども達の前に突如神様が現れて、世界を見にいこうと誘うところから始まります。
自分が「すてきな星」に住んでいることを思い出したいときに、読むといい本です。
以前ある人が、この絵本に出てくるような、不思議な光の珠のようなものを見て驚いたことがあると言っていたのを思い出しました。子どもたちがごく自然に受け止めるであろうことを、古人がごく自然に受け入れていたであろうことを、現代の大人がスピリチュアルという特別な言葉を介してでないと受け取れないのはちょっと寂しい気がします。絵本や昔話、ファンタジーでは、特別用語とは無縁で、ごく自然に、ちょっと不思議な「すてきな」ことに出会えるのが魅力です。
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