夜寝るとき、絵本を読み終わって子供達とゴロゴロしながら
「不思議なことっていっぱいあるね」みたいな話になった。
渡り鳥が道のない海を渡っていく不思議、サンタさんがプレゼントをもってくる不思議、
いろんな不思議がいっぱい話題にのぼった。
息子「どうして人間って動くのかなぁ。」
娘　「生きてるからじゃん」
私　「車も動くよ」
娘　「あれは機械でしょ」
息子「地球も動くよ」
私　「あれ？　地球って機械じゃないよねー」

３人でびっくりして目を丸くして、それから大笑いした。

　「じゃ、人間はシラミみたいなもん？　あたし、他のものはいてもいいけど、
地球にしてみたら人間だけはいない方がよかったんじゃないかなって思う。地球にとっていいことしてないじゃん。」
私　「そっか。じゃ、火山の爆発や地震も人間少なくするために地球がやってるのかな、戦争とかも地球がやらせてるのかなぁ。」
娘　「でもそれは人間だけじゃなくて、他のものもみんなやられちゃうじゃない」
私　「そうだね。」

地球が生きているなら、宇宙も生きていて、そこに私がいる。私がここにいる。
地球に、今、人間として生まれた。何かを担って…。（2000.7.8 娘９歳、息子６歳）