太陽の神殿・レビュー
なおぢさんによる、太陽の神殿のプレイレビューです。

ザナドゥ、イースと数々の名作を生み出した日本ファルコムのADV、太陽の神殿。
とことん難しいゲームだと思う。
とにかくハマリやすい。アイテムの使い方や順番をちょっと間違えると容赦なくゲームオーバーとなる。 やばいかな?と思ったらアイテムを確認しよう。取り忘れや早まって取ってしまったりするとリセットを余儀無くされる。 常に完璧でないと解けないゲームではなかろうか?
この物語の目的は「太陽の鍵」を手に入れる事。 目的こそ単純ではあるが甘く見てると痛い目にあうぞ(笑)。



【 オープニング 】

テーマ音楽と共にタイトルが現れ画面が少しずつスクロールしていく。
初めは泉が見えているが、根気よく待っていると建物が現れる。 これはマヤ文明の1つ、ウシュマルにある有名な建造物である。
画面左の平たい建物が総監の館、右の三角の建物が魔法使いの神殿と考えられる。 「太陽の神殿」の舞台はチチェン・イツッアなのだがここだけウシュマルが使われているのは何故だろうか?



【 カラコル・尼僧院 】

物語りはここから始まる。主人公は子供の落書きのようにちっこい。 舞台はたて15面×横14面からなる壮大なマップの中だが、 実際に使うのはわずか6面足らずである。 あとは延々と同じような景色が続くので迷子にならないようにする。
各建物には入り口があり、主人公が近付くと赤い枠が現れる。 そこから中に入れる。
まずは尼僧院に入ってみよう。ここには3体の石像が出迎える。 真ん中の老人の像についている胸飾りを取って外に出る。


【 高僧の墓 】

カラコルを北に行ったところにある。
中に入り右壁を押す。右に道ができるので進もう。 部屋に置いてある棺を見ると目立つものがある。取ってみよう。 とると棺が開いて骸骨が現れる。骸骨の顔に付いてる片目の仮面を取ったら墓を後にする。


【 カスティーリョ 】

高僧の墓を東に行き、南の泉を北に行くと画面左の三角の建物がカスティーリョだ。
余談だが、実際のカスティーリョは古代マヤ人の巨大なカレンダーだったと考えられている。 四方に付いている階段の数の合計が1年の日数365段なのだ。 また、階段には蛇の頭部が作れていて光りの屈折により年に2回、春分の日と秋分の日に蛇の胴体が現れる。
中に入ると行き止まりになっている。高僧の墓で手に入れたモザイクタイルをはめてみよう。 すると財宝庫が現れる。宝の宝庫だ!←そのまんま
取れるものを片っ端から取っていこう。
取れる物:石片のカメ(壊す→水晶の鍵)、 首長のツボ(壊す→巻き物)、黄金の鏡銀の香炉底浅のカメ大きい薬ツボ小さい薬ツボ金の台座(ここで取ったら必ず先にカラコルに置いてくること!)
見る物:ツボ小さな杖)、石箱皮袋→見る→コパル2枚
動かす物:金の山赤い宝石


【 南の泉 】

入り口は右側にある。
黄金の鏡を洗おう。もし金の台座を持ったまま来てしまったら落っことしてしまう。 見つからないのでここであえなくゲームオーバー。気を付けよう。 ・・・てことはイース1のスタート地点の村の「取引所のピム」はこのゲームは解けなかったことになる。(笑)
鏡を洗うとが出てくる。取っておく。壊れているのでバンドエイドを貼って直そう。 ついでに巻き物も洗っておく。


【 戦士の神殿 】

カスティーリョの画面の北にあるのが戦士の神殿。
中に入ってまず銀の玉を取る。現時点ではそれでよし。 ジャガーの頭についている青の宝珠は後から取りに来る。


【 球戯場 】

前に進むと首のない戦士の像があるが今は無視しよう。右に進む。
前に進み、四方が壁に囲まれた所で片目のマスク赤い玉を組み合わせて使ってみよう。 すると青いブロックが右に見える。迷わず取ろう。
すると右に道ができる。入っても構わないが中に置いてある銀の鍵は決して取ってはいけない。 鍵を取ると入ってきた方の壁が閉ってしまうというトラップがあるのだ。 なので道を2つ作っておく必要がある。 そのまま後ろにさがり、石の歯止めを取る。前への道は閉ってしまうが後で開けられるので心配ない。そして外に出る。


【 カスティーリョ 】

再び入る。
まず球戯場で手に入れた青いブロックを床のくぼみにはめる。 すると下に降りることができる。
歯止めを固定して石のハンドルを動かす。 ゴーッと音が鳴ったら歯止めハンドルを取り去る。 上に戻り青のブロックを忘れずに取っておく。これはあとからまた必要になるのだ。


【 球戯場 】

歯止めを元に戻してハンドルを固定する。動かすとまた前の壁が開く。


【 いけにえの泉 】

球戯場から北に3面、西に2面行ったところにいけにえの泉がある。
カスティーリョの地下水道を動かしたので水がなくなり下へ行ける。 2つの像があるが、右の像のみ動かす。間違って左を動かすと扉は開かなくなってしまうので要注意だ。 前に進むとそこはもう球戯場だ。 これで銀の鍵を取ることが出来る。
もう片方の道を使って外へ出る。


【 3つの壁画 】

これはいつ行っても構わないが、物語りをすんなり進ませたいなら早めに見ておいたほうがいいだろう。
いけにえの泉のそばにあやしい場所がある。入ってみると密林の中に神殿の跡を発見する。 前に進んで祭壇に出る。銀の香炉を置き、皮袋に入っているコパルを使ってみよう。 曲が変わると今まで見れなかった壁画が姿を現わす。

壁画の場所:近付くと赤い枠が出る。地図を見てみよう。
・高僧の墓のそば→新月がおとずれた時ラッパが吹かれジャガーの魂が像に戻っていく絵
・球戯場のそば→半月がおとずれた時何かを飲んで小さくなってしまった人の絵
・千柱の間のそば→満月に黄金の首を掘り出している若者の絵



更なるマヤの秘密に迫るゾ!!

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