太陽の神殿〜ASTEKAU〜【日本ファルコム】


太陽の神殿、そして太陽の鍵は、果たして本当に存在するのだろうか?
私には、確信すべきものが何一つなかったが、強い何かを感じたのだった。
古代の人々が交流出来たという神々とは?
そして人間とは?
なぜ文明は滅びゆくのか?
全てが、太陽の神殿と、納められた太陽の鍵を見つける事で、明らかにされるような気がしてならない私だった・・・・・ (マニュアルより)

「ザナドゥ」などの王道なRPGで有名な日本ファルコムが、 世界史の歴史勉強にも一役買うようなアドベンチャーゲームを、という心意気でリリースしたかは定かではないが、 この「太陽の神殿」はマヤ文明のチチェン・イツァーを舞台とした、 壮大な謎解きゲームなのだ。

このゲームは、フィールド画面とアドベンチャー画面の2種類のアドベンチャーシーンがあり、 チチェン・イツァーにある数々の遺跡を訪れ、それぞれの場所に隠された謎を解き明かし、 最終的には神々の国に至る道への扉を開くとされている「太陽の鍵」をゲットすることが目的となる。
フィールド画面では、ちっちゃい自分の移動マーカーを動かし、遺跡のランドマークに向かうのだが、 チチェン・イツァーのサバンナは結構広いので、迷わないように軽くマッピングなんかするとイイ。 そして遺跡に近づくと、特定の箇所に限って遺跡の内部に入ることができ、ここからアドベンチャー画面に切り替わる。
アドベンチャー画面では、実際にモノをウゴかしたり、アイテムをツカったりと、 一般的なアドベンチャーゲームの行動をとることになる。 行動パターンは全てアイコン表示になっているので、いろいろと試してみたいところだが、 このゲームでは、行動を誤るとゲーム進行がストップ、つまりハマる可能性が非常に高いので、 行動の選択には細心の注意を払う必要があったりするのだ。 アイテム使用も同様なので、他のフラグ倒し系アドベンチャーゲームのように、 全パターンを試すかのごとく行動を繰り返してしまうと非常に危険だ。 行動前には各要所でセーブして、慎重に行動することをオススメしたい。

さて、オレ的にはこのゲームは当時クリアできなくて、かなり難解なイメージが強い。 オープニング曲を聞くたびに、トラウマを刺激されるのダ。 「イース」で詩人のレアが銀のハーモニカを取り返したお礼に奏でてくれる曲も、 オレにとっては、
「なんだよっ!、『太陽の神殿』もクリアできネェのかヨ!!」
とレアに言われているようでツラい...

マヤ文明の謎に挑むのダ!!

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