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矢館 やだて

別名
-
時代
不詳
分類
中世平山城
規模
標高:約30m
現状
雑木林、畑、住宅地
場所
青森県上北郡七戸町上町野
最終訪城日
2011年5月3日

元は蝦夷館だったが、後に七戸城の出城として利用された。現在は民家と雑木林、畑。

城史

年代 出来事
平安時代頃 蝦夷館(エミシの館)があったと考えられており、発掘調査で竪穴が発見されている。
安土桃山時代 発掘調査では堀跡から鏑矢や槍が出土しており、「九戸の乱」の時にこの場所でも戦闘が行われたと考えられている。なお、「九戸の乱」では七戸領主の七戸家国は九戸城に篭城しており、留守居の兵が守る七戸城は奥州仕置き軍の上杉景勝の軍勢に攻め落とされている。

縄張り

舌状になった台地の東端部に城は築かれており、台地続きの西側以外が急斜面の縄張りとなっている。3つの郭から構成され、畝堀もあったらしいが未確認。

【城内】
台地の上は主に畑と雑木林になっており、東端部に地蔵があってすぐ側に新町側へ降りる階段がある。台地西側には民家がある。

【堀と土塁?】
台地上では堀や土塁の跡のようなものが何箇所か散見されるが、実際に遺構なのかどうかは不明。

アクセス

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