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管理人:貞庵

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大向館 おおむかいだて

別名
-
時代
中世
分類
中世平山城
規模
現状
町指定史跡/畑、果樹園
場所
青森県三戸郡南部町大字大向
最終訪城日
2009年11月22日

元は蝦夷館で、中世には南部氏の居城の一つとして利用された。現在は大部分が畑や果樹園、雑木林となる。

城史

年代 出来事
中世以前 蝦夷の城砦だったとされる。
1332年頃 甲斐国から下向した南部師行が中山構館を築いて一時的に居城としたという。
中世 三戸南部氏一門が居城として利用し、後に「三戸五ヶ城」の一つに数えられた。
1978年 南部町指定文化財の史跡に指定される。

縄張り

城は牧野平台地上にあり、西側から順に中山構館、蝦夷館(衣甲館)、鎧神館の3つの館で構成されている。ただし、鎧神館だけは大向館とは別の1つの城址として数える資料もある。

【鎧神館】
馬渕川沿いの牧野平台地に大向館の一部である鎧神館の曲輪があり、沢状の自然地形を堀に利用して郭が形成されている。かつて御神体として祀った鎧のような岩がここにあったと伝わるが、現在は果樹園でよく判らない。

アクセス

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