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楢館 ならだて

別名
-
時代
平安時代~安土桃山時代
分類
平山城(丘城)
規模
現状
八幡神社、雑木林
場所
青森県八戸市大字是川楢館
最終訪城日
2012年11月23日

根城南部氏家臣の楢館左衛門の居城と伝わる。現在は本丸跡に八幡神社があり、周囲は雑木林。

城史

年代 出来事
平安時代 元は蝦夷のチャシだったと考えられているが定かではない。
中世 根城南部氏の家臣の楢館左衛門の居館と伝わる。

縄張り

城は新井田川右岸の台地から西に突き出た箇所に築かれており、西端に主郭があって、主郭の東隣に副郭があるが、副郭の方は台地との境界が判りづらい。

【主郭】
台地から突き出た部分の西端が主郭の跡で、腰郭との間に土塁が残っている。また、西側の一段低い腰郭には八幡神社が祀られている。

【堀切跡】
台地から丘の突き出た部分へは緩やかな下り坂の道になっているが、主郭跡の手前だけが主郭跡よりも低くなって僅かに窪んでいる。恐らく堀切跡と思われるが、現状はかなり浅いため実際に堀跡なのかは判断がつかない。画像奥が主郭、手前が副郭(東郭)。

【横堀跡】
発掘調査によれば主郭の外側斜面には三重に連なる横堀が確認されたそうだが、現状では埋め戻されたのか確認できない。八戸南環状道路の建設で堀は消滅するという話もあったが、真偽のほどは確認できなかった。

アクセス

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